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リクエストに応えて・・ チュン部長 (前編)
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  リクエストにお応えして・・・・第二弾

  赤海老エイトは、最初、仕事上の冷凍甘海老情報として、印刷物からスタートしました。
  今から12年前の事です。

  それから、ホームページとなり、ブログとなりました。

  その時、代表取シマリス役に代わり、初代部長(文鳥)としてエイト社に就任したのがチュン部長でした。
  
  おそらく一生忘れえぬ ブンチョさま。

  出会いは、知人の出張に端を帰します。
  
  知人が一週間ほど海外出張に出かけるので、その間、飼っている文鳥を預かってくれないかと
  言われたのです。
  
  もちろん、私のことですから、二つ返事で引き受けました。

  ところが、知人が私の部屋にもってきた文鳥は・・プラスチックの小さなケースに入っていました。
  よくカブト虫なんかをいれて売っているやつです。

  私は、正直、静かな怒りがこみ上げていました。鳥を こんなカゴに入れて飼っているだなんて・・。
  文鳥を預かったのは、夜でした。
  翌日、私は、会社の仕事が終わったら、知人に無断で鳥かごを買うつもりでいました。
  ところが、その日の仕事は、えらく時間がかかってしまい・・・・。
  近所のホームセンターにかけつけたのは、閉店5分前。

  これなら間違いないだろうと文鳥用として売っているカゴの中で一番高い物を買って帰りました。
  そのとき、ホームセンターの営業時間中に間に合うよう・・駅から駆け足したのを憶えています。
  私は、幼い文鳥が ほとんど無音で視界も悪いだろうプラケースの中に一人寂しく閉じ込められて
  いる現実が恐怖であったのです。

  部屋に帰って文鳥の若ヒナをカゴに入れたら・・なぜかホッとして・・安心して眠れる気がしました。

  まっ、1週間程度のことだし・・・。とくに文鳥への愛着心はなかったのですが・・。
  鳥かごの中でこころなしか嬉しそうにしている文鳥は、独り暮らしの私に安らぎをあたえてくれました。

  それから、知人が帰国してきたとき、鳥かごに入っている文鳥の画像をメールで飛ばしておきました。

  やがて、文鳥を引き取りに来た知人・・。
  鳥は、こうして飼うものだカゴの代金なんていいから、ちゃんと世話をしてやれと講釈をすると・・
  知人は・・ちょっと引いてしまい・・。
  仕事が忙しいから・・・もうちょっと預かってくれと言いました。
  
  それから・・・知人は、「もう、お前のところでおいておいてやってくれ・・」と言い出し・・。
  私にチュンと名付けられた文鳥は、ペット禁止の私の部屋に一緒に暮らしていくことになりました。

  いつしか文鳥に愛着が湧いていた私にとって・・・それは、嬉しい誤算だったのです。

  文鳥は、思いの他、私に早くなつき・・酒を飲むときは、いつも肩の上にいてくれて
  独り暮らしの寂しい私の話し相手になってくれました。

  

  
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  水浴びをすると・・・こんな感じ。

  トゲトゲの羽毛とキョトンとした感じの彼女は、私を笑顔に導いてくれました。  
 
by simarisu10 | 2009-10-04 11:11 | チュン部長室
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