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茎わかめ2
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 いや・・・・・取扱説明書・・・取り説をみておくべきでした・・・。
 いや・・・・行動が率先するのが、私の悪い癖

 
 いえ・・・・茎わかめをどうにかならないかと・・・考えたいたのです。
 いえ・・・なにせ日本人が摂取しにくい微量栄養素を豊富にふくんでいますし・・。

 ただ・・・もう少し、やわらかくならないかななんて・・・思いまして・・・。
 ただ・・・もっとネバネバしていたら、健康的な食料に見えるかなとも思いまして・・。

 そうしたら・・・・確か、多糖質は、アルカリ溶液と反応したかな・・・と思いだしまして・・・・。
 そうしたら・・・・ネバネバが、増すはずですよねって・・・。

 さっそく・・・アマゾンで炭酸ナトリウムでアルカリ性にすればいいとおもいまして。
 さっそく・・・届いてすぐに目分量で適当に溶液を作って漬け込んだのです。

 こんな 茎ワカメが↓

 
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 こんな風になりました。↓

 
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 ここまでは、大成功なんですが・・・炭酸ナトリウムがPH11にもなる、強アルカリです。
 ちょっとくらいならいいだろうと口に含みました。

 とても食べれたものでなかったので、酸で中和する必要があるのです。手近な酸と思って
 人間社会の台所をさがしたら・・・土佐酢しかなかったんですよ・・。

 すこしずつ、加えて、中和のポイントを探ります。そのたびに口に茎ワカメを口に運ぶ、平社員。
 でも・・・土佐酢に含まれている酢(酢酸)の含有量は、たいしたことがないらしくて・・・。
 
 なかなか、中和できないので何度も口に運びます。

 ああっ・・・これで中和ポイントだと思ったときは、わりかし・・・アルカリ茎ワカメを食べていました。

 それから・・・・しばらくすると・・・

 「胃が・・・いた~い!」となりましたとさ・・・・。

 よ~するに 適当にやったので、使用濃度の数百倍の強アルカリ溶液でやってしまっていたのですね。
 濃度が数百倍になってもPhは、対して変わらないのですが・・。

 薬品を使用するときは、ちゃんと取り説を読みましょう・・・。

 ほとんど、薄めたキッチンハイターを少しずつ飲んでいたようなものです。

 酢酸がなかったのが、今回、痛かったのですが・・・よく、考えたら机に カルシウム溶解剤があったのです。
 あれで・・・・中和すればよかった・・・と思っても 後の祭り。

 ネットで強アルカリ剤を飲んでしまったときの対処方法を調べると、「下手に酢酸を飲むより
 牛乳を飲めと・・・・」載ってます。

 そんなとき、目の前にヤクルトのおねえさんが、とおりかかります。

 「牛乳ない?」と聞いたら、あるけど、予約済みとのこと・・・。

 緊急事態なので 商品を全部見せてもらったら ヨーグルトがあります。

 「これだ!」

 ヨーグルトを2つ買って、急いで食べます。そういや・・・胃腸薬もあったのです。

 メァリィ社長が、医療関係者なので 勝手に彼女の本を読んで薬の知識がついています。
 
 医者にもらった薬を治っても、余った分をそのまま、かばんに放り込んでおく平社員。

 かばんを探ると・・・この場合に使えそうな薬を2種類 発見・・。

 1時間後には、快方にむかい、数時間後には、もとにもどりました・・・。

 今度は、茎ワカメを柔らかくして、粘りをだすためには、もっと弱いアルカリ度を示す
 炭酸カリウムか、市販の食用重曹あたりにしておくのです・・。


 あっ・・・そうそう・・・中和剤として・・・お酢も買っておかなきゃ・・・。

 「あのね、薬は、多く飲めば、早く効いたり、良く、効いたりするもんじゃないの。ちゃんと決められた
 分量を決められた時間に飲んでこそ最大の効果がでるの。あなたみたいに、面倒くさがりやで
 朝と昼の分を一緒に飲んじゃう人が、一番、いけないの。しかも、あなた、見てると無茶苦茶適当に
 飲んでいるでしょう・・・。お酒で薬のんだり・・・。あれ、やると阻害効果や相乗効果があって
 予想外の事が起きるの・・・」
 
 と・・・・メァリィ社長に言われているのですが・・・・。つい・・・性格でね・・・。どうも、きっちり守るより
 先に身体がうごいてしまうんですよ・・・。はい・・・・。いい勉強になりました。

 

 

 
 
by simarisu10 | 2013-06-28 20:33 | 平社員営業フロア
茎わかめ
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  いや・・・ピナ課長・・・その・・・お愛想笑いも出来ない川柳なのです。

  すっかり、老文鳥になってしまったピナ課長・・・。赤海老エイト社からのオリジナルメンバーの
  最後の一羽。ず~っと巣にこもりっきりで・・・平社員、心配しております。

  さて・・・最近、かな~り、いろんな事を試しているのです。

  ブログを休止している間も・・・そこそこ実験などを重ねて、海産物の利用法を探求しておりました。

  しかし・・・最近・・・あまりにも多くの実験を並行しており・・・・疲労しております・・。

  さて、そのうちのひとつが、 茎わかめ・・。

  
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  市販されているワカメは、葉っぱの部分。しかし、茎の部分も捨てられないで塩蔵されています。
  しかし・・・まるで人気がなく、たまっていく一方。

  たまに金沢のスーパーでも売られているのですが・・・・まるで人気がありません。

  石川県では、今年、ワカメが豊漁で・・・茎ワカメは・・・捨てるように指示が出たと聞きます。

  しかし・・・ナイン社の台所実験室で 判明したことが・・・

  ①おそらくであるが、茎の方が 葉の部分より、はるかに栄養分を含有している。
    しかもその栄養成分が、アルギン酸、フコイダン、カルシウム(高濃度)、ヨード

  ②堅い・・・・結構、堅い。ありきたりの加熱では、やわらかくならない

  ③繊維が縦に走っているが、縦方向への裁断は、難しい。その理由として
   根元と先では、太さと厚みが違うため。また、均一に火がとおらない

  ④ ①を含む増粘多糖類が多いため、切り刻むと めかぶよろしく 凄くネバネバする。

  日本は、基本的に火山灰土がベースにあるので、土の成分の中にヨードが少ないのです。
  ヨードは、微量栄養素で摂取が必要です。外国にいけば、水に含有していることもあるのですが
  日本の場合、おもな摂取源は、海草になります。

  よ~するに わかめ、昆布、海苔です。

  捨てるには・・・・もったいない・・・。

  ①~④を考察すると フードカッターで切り刻むのがよいかと・・・さらに増粘させるために
  アマゾンで炭酸カリウムを発注するのです。
  
  これで・・おそらく、メカブ並の粘度が出る・・・・と思うのですが・・・。

 
  そうすれば・・・しめたもの・・・使用用途は、アイデア次第。

  製品化の目処がついたら・・・・報告するのです・・・・。


  明日は・・・・休みなのですが・・・・また、台所で実験・・・・・。

  う===っ、バイクで峠を攻めたい、山に登りたい・・。
 
  しかし・・・・ナイン社の意地にかけて、今、行っている実験 7~8種をものにするのです。

  いったい・・・私は、なんのために・・・こんなことをしているのだろう・・・・。
  
  金と野心は、とうの過去においてきたはずなのに・・・。

  でも・・・・だから、人生が面白いのかもしれません。

  今は、亡き白文鳥のジュン部長がいてくれたら、肩にのって・・・

  「そんな事、どうでもいいじゃないか」と うざそうな目を私にむけてくれていたものですが・・。
by simarisu10 | 2013-06-25 20:49 | 平社員営業フロア
クーンストライプシュリンプ 最終夜
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 最近、音楽が大好きなピコ係鳥です。

 音楽をかけてくれとパソコンのまわりをウロウロして平社員に催促するのですっ!
 曲をかけると楽しそうにさえずりまくるピコ係鳥ですっ。
 
 今日は、山下久美子さんですよぉ~。昔、大ファンで一人でコンサートによくいっていたのです。

 たまたま、最近、FMラジオでミニコンサートしているのを聞いて、もういてもたっても・・・最近のアルバムを
 買いあさっているのです。

 お互い・・・歳をとっちゃったなぁ・・・・って 感じで 良い意味で 楽しく聞いています(笑)


 本日のお話は、クーンストライプ最終話です。

 (前回からの続き)

 カナダから来日した Mr.レイとお酒を飲んで クーンストライプシュリンプの話で盛り上がります。

 結局、クーンストライプをコンテナで持ってくる話は値段交渉で決裂して実現には、
 いたらなかったのですが、スポットシュリンプと一緒に数トン買いました。
 品物は、驚くぐらい良かったのですが・・・日本のマーケットの反応は、いまひとつでした。

 どれくらいの時間が経った頃でしょう・・・良く覚えてないのですが、ロシア産のトヤマエビと
 カナダ産のクーンストライプを机においてじ~っと見ている私がいました。
 
 海老の仕事をしているので、当時の私の机には、生の海老を並べて放置して伝票や電話をしておりました。
 
 どの程度で変色するか、酸化防止剤の濃度が適性に処理されているかを見ていたのです。
 
 そのため、私の机は、いつも海老臭が・・・月に一度、机を消しゴムで洗っていました(笑)
 これが、一番、海老臭がとれたのです。消しゴム・・半分くらいなくなりましたが・・。

 さて、ロシア産のトヤマエビとカナダ産のクーンストライプ・・・私も水産学部にいたので、
 種の同定(本当に、対象物が その種類かを判定すること)の知識がありました。
 
 ところが 色と模様が違うのですが・・・脚の棘の数やひとつひとつの殻の形状を調べてみても
 同種としか判定できません。

 色や模様の違いというのは、亜種の可能性があるだけで別種という判定にはなりません。

 同じ日本人でも 沖縄人と東北の人は、特徴が異なるのと同じ理屈です。
 
 人間は、体格の割りに飛行機や車で長距離移動するので特徴が平坦化しやすいのですが
 
 飛行機にのって移動しない ちいさな海老は、移動距離が限られてくるので地域に応じた
 特徴を持つのです。余談ですが、グリーンランドの甘えびと日本の甘えびは、別種です。
 それが判明したのが およそ10年くらい前です。
 
 さらに言うなら、日本の甘えびは、大きく4つの集団に分類され、それぞれの生活サイクルが
 まるで別物。さらに・・これは、細分化して 集団の中でも それぞれの特徴があることも
 経験的にしっているのですが・・・この話は、別の機会に

 さて・・・トヤマエビとクーンストライプシュリンプの2種は、学名がPandalus hypsinotus

 すなわち同種となっています。 となると・・・日本やロシアで漁獲されるトヤマエビとクーンストライプは、
 違いこそあれど・・・亜種の関係であると考えられます・・・。


 しかし・・・ひっかかっていたのは、Mr.レイの話です。

 クーンストライプは、河口に住むのにトヤマエビは、200~500メートルの深度に生息しています。
 トヤマエビは、かなりの大型(70g)に成長するのにクーンストライプは、せいぜい40gです。
 
 生殖活動のために一時的に浅海に移動する習性のある海老もいますが・・・Mr.レイの話では
 クーンストライプは、恒常的に浅海に生息している様子です。

 私は、結論づけました。クーンストライプとトヤマエビは、学名が一緒でも別種であると。
 
 さらにクーンストライプシュリンプは、新種であると・・・。

 今でもお世話になっているのですが・・・千葉県立博物館のK先生に 新種では?と連絡し 
 サンプルを送ったのです・・・。
 
 しばらくしてK先生から とどいた返事は、驚くべきものでした。

 
 Pandalus hypsinotus は、「クーンストライプシュリンプ」で間違いない。
 逆に言うと 日本やロシアで 流通名 ボタンエビ とされている トヤマエビが 新種である との事です。

 「私たちが通常に昔から食べている ボタンエビ(トヤマエビ)が・・新種なのです。」


 先生によるとPandalus hypsinotus は、カナダのクーンストライプ海老につけられた学名。
 これは、カナダにおいて認定?されている。

 日本のトヤマエビを日本の学者が同定する際、トヤマエビを新種とは思わず、クーンストライプ海老の
 学名をあててしまったのだろうとのこと。

 しかし・・・先生によると、すでに日本のボタンエビ(トヤマエビ)は、商業用魚種として広く認知されており
 これを改めて新種とするには・・とても入念な研究が必要な上に混乱しか招かないだろうとの事。
 また、これを新種として発表するには・・・あまりにも衝撃が大きく・・・・以下略。

 この話を先生と 二人で「無い事」にしても いいのですが・・・・。この話・・、もう10年くらいは、
 経過しているので・・・ アクセス数の少ないブログに記録として後世に残しておくのもいいかと・・。

 K先生もこの件を「荒立てる」気もないようですし・・・。

 でも・・・・きっと・・・大発見なのでしょうね・・・。

 Mr.レイ・・・あなたが、私と共にお酒を飲んでしてくれた時の話は、こんな結末になりました。

 もう一度、カナダに行ったとき、今度は、酒飲み話でMr.レイに言ってやろうと思っていたのですが・・
 その前に他界されてしまいました・・・。
 
 Mr.レイは、私と一日しか行動を共にしなかったのですが・・・カナダで 木枯らしは、元気なのか?
 と日本人がカナダに来たら聞いていたと聞きました・

 それから・・・毎年、Mr.レイの会社から今でも グループの漁師に配布される
 帽子やシャツが 日本の知人をとおして私に送られてきます。

 私が、他界するのは、まだ先の話でしょうが・・・・
 天国というものがあるのなら、また、貴方と堅い握手をさせてください。

                                             故 Mr.レイに捧ぐ

                                              木枯らし平社員より
 
 
 

 
by simarisu10 | 2013-06-20 20:47 | 平社員営業フロア
クーンストライプシュリンプ 第3夜
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  部長代理・・・そうなんですよね・・。 海老の話をしだすと長いのですよね・・・
  平社員は・・。

  (前回よりの続き)

   カナダより来日した Mr.レイ他3人と 一杯飲むことになった平社員。いよいよクーンストライプシュリンプ
   の話になります。

   Mr.レイは、身体が悪く、アルコールの摂取が禁止されているとのこと・・。しかし、私は、大酒飲み。
   4人で歓談するうちに 最初出会ったときの険悪さもどこへやら・・・ごく普通に話せるようになってきたのです。

   そこでカナダのスポットシュリンプの話題から、スピンアウトして、私は、Mr.レイに かねてから
   疑問であった クーンストライプシュリンプについて聞いてみることにしました。

   「クーンストライプ海老は、とっても美味しいと思います。おそらく、サシミシュリンプとしては、
   世界屈指でしょう。しかし、凍結は、悪く、日本でも評価の低い海老となっています。
   あの海老の事を教えてくれませんか?」

   と・・・私の言葉を通訳してもらった途端・・・Mr.レイの目つきが変わったのです。 
   そして・・・まじまじと私を見たのです。

   「Mr.木枯らし・・・日本人で あの海老を評価したのは、お前が初めてだ・・。私は、カナダで
   日本人に クーンストライプは、美味しい海老だ、評価してくれ、商品にしてくれと言っているのだが
   まるで駄目だった・・・。」

   しばらく、Mr,レイは、考えて・・・ウィスキーかバーボンの水割りを注文しました。

   「今夜は、禁止されている酒を飲みたい気分だ・・・。Mr.木枯らし・・・ あの海老は、美味しいんだ
   連中は、サーモンを食べているんだ。だから、美味しいのさ・・・。」

   「Salmon?(サーモン)」と耳を疑い 聞き返す私です。
  
   話が長くなるので要約するとこういうことになります。

  ① 凍結状態が悪いのは、クーンストライプは、スポット海老のバイキャッチ(混獲)で獲れる場合。
    日本人が、評価しないのでスポット海老を最優先で凍結し、クーンストライプは、一番、処理が
    後回しになる。だから、凍結状態が悪い。

  ② クーンストライプとスポット海老は、基本的に混獲されないが、一部の海域で混獲される。
    
  ③ クーンストライプは、河口で漁獲される。

  ④ カナダの河川を遡上して 産卵を終えたサーモンは、その命を終え、川に流され
    河口付近にたまる、クーンストライプは、その死んだサーモンを食べている。連中は、雑食の
    スポットシュリンプと違い、肉食なのだ。

  ⑤ クーンストライプを専用に漁獲して凍結している船が数隻いる、お前がその気なら
    それをコンテナに積んでやっていい。
 
  ⑥ クーンストライプは、さほど大きく育たない、せいぜい、30~40g/尾だ。

  話の概要は、おおよそ以上のものです。もう今から、十数年前の話です。
  Mr.レイとは、とても話がはずみました・・・。

  しかし・・・・その後・・・この時の話が、重要な大発見?につながることになります。

  その時は、楽しくて・・・酔っていて 全く、気づかなかったののですが・・ 結構な時間が 経ってから
   
  ある「矛盾」に気づいたのでした・・。


  (次回に続く)
   
by simarisu10 | 2013-06-19 20:37 | 平社員営業フロア
クーンストライプシュリンプ 第2夜
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  新任のジョン部長代理、 ナイン社に そこそこ慣れてきたようです・・・。
  
  なにしろ・・・2年もカゴの中の鳥してましたからね・・・・ナイン社は、カゴに入らなくてもいいのですから
  とまどうでしょうね・・・。

  さてて・・・クーンシュリンプのお話でしたね。 第2夜なのです。

  
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  また、昨夜と同じ画像を・・・なにせ 改造PCで8~9年ほど前のマシンを改造して 現在の市販品と
  同じ能力が出せるようにしているので・・・無理がたたってハードディスクが数枚、やられて
  数万枚あった海老関係の画像がふっとんんでしまったのです。買い換えればいいのですが・・
  3世代前のマシンで今のマシンと同等の勝負ができるのが・・・快感で・・・。


  (前回からの続き)

  クーンストライプシュリンプで かなり良い凍結の品物を手にいれた 木枯らし平社員。
  「これだ・・・」とうち震えました・・・。

  あったんだ・・・良品のクーンストライプシュリンプが・・・・

  それから・・・しばらく経ったときです。 カナダの水産会社の Mr.レイが来日したのは・・・

  Mr.レイの会社から仕入れた コンテナの海老が、酷く悪かったのです。
  私もカナダに行って現地会社と交渉をしていたのですが、ある事情があってMr.レイと私を
  会わせてくれようとしなかったのです。

  そもそも、Mr.レイは、私にカナダのボタンエビ(スポットシュリンプ)を売ることに大反対だったようです。
  (もっとも・・それは、ある事情があったのですが・・・)

  しかし、クレームをつけた私に対し、対処することになったは、結局、Mr.レイ。
  私は、毎夜遅くまで詳細なデーターを取りつづけ、すでに原因をつきとめていたのですが・・。

  空港まで迎えにいったにも関わらず、Mr.レイは、私に Nice to you meet you さえ言わない始末。
  
  かなり・・・怒り狂っている様子です・・。 まっ、白人だし・・・仕方ないのです・・・。
  アジア人の基準では世界で 意思疎通ができないので 基本的にむやみに怒ったり喜んだりしたり
  しては、駄目なのです。(怒るツボと喜ぶツボがずれるのです)

  カナダボタン(スポットシュリンプ)を保管してある、冷蔵倉庫で現物をみてもむっつり、だんまり・・・。
  そこから、適当に品物を抜き出し、検品の場所に連れて行っても・・・私とは、目をあわせません。

  しかし、それでは、話にならないので 通訳ができる上役と私のブロークンイングリッシュで説明しても
  なんの反応もありません。
 
  誰が見ても・・・・「悪い」はずなのですが・・・・認めようとしてくれないのです。

  検品場では、お互い、それぞれの検品をし、私のデーターを渡して、昼食でもしたと思います。

  昼食後・・・英語の出来る 上役と部屋にこもってしまった Mr.レイ・・・。

  私もいい加減、呆れてしまって 部屋の外で雑誌でも読んで時間を潰していたように思うのですが
  一向にでてこないのです・・・部屋から・・・。

  何時間たったでしょう。 ようやく Mr.レイが 私の上役とでてきました・・・・。

  上役の通訳で・・・・Mr.レイは、初めて、私の目を見据えて言葉を発しました・・。

  意外な言葉でした。

  「木枯らし、悪かった。君に迷惑をかけた。私の態度を許して欲しい。私が、こんなに怒ったのは
  お前の指摘した原因の船は・・・私の親友の船長の船だったからだ。私は、彼に日本向けの製品が
  作れるように何度も何度も一緒に乗船して指導した。最初は、まるで駄目だったが、素晴らしい製品が
  作れる船になった。その初回ロットが・・・今回のコンテナにある。だから・・・私は、信じた親友を
  悪いといったお前に怒っていたのだ。

  しかし、今回は、君に謝罪し、私は、親友に対して怒らねばならない。正直、彼が、ある工程で
  手を抜いたことが明白だ。そんな奴じゃないんだが・・。

  で・・・悪いが、このコンテナの海老は、お前が売ってくれ。カナダに持ち帰る気はない。
  また、値引きなどもわずかしか出来ない。だが、やってくれ。」

  へっ? と目を白黒させる、若き日の私です。いろんな感情がごっちゃになって「YES」とつぶやいて
  いたような気がします。

  通訳をしてくれていた上役は、相当な役職でした。

  「よし!木枯らし!なかなおりで一杯 やるか~」との事。

  いえ・・・私は・・・明日、大阪に帰らねばいけないので時間がありません・・・と言います。
  (場所は、東京でした)
  
  上役は・・・

  「ええい、いくぞ!お前の上司達には、俺から明日の朝、電話してやる。 とにかく、一杯、やるぞ!」
  
  なるほど・・・私も その相応の役職者の命令には・・・・当然、逆らう気もなく喜んで従いました。
  まっ、上司たちは、とんでもなく渋い顔をするに違いないのですが・・。
  また・・・あいつだけ特別扱いか・・・って(笑)


  ということで・・・・Mr.レイと上役と私と当時の私の相棒と4人で飲みに行くことになったのです・・。

  そして・・・いよいよ・・・クーンシュリンプの話へと・・・・一生の思い出になる、とても良い夜でした。

  
  ちょっと酔っ払って 長々と書きすぎました。この続きは、次回に持ち越すのですっ。

  

  

  
by simarisu10 | 2013-06-18 18:57 | 平社員営業フロア
クーンストライプシュリンプ  第一夜
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  ピコ係鳥・・・・最近、すっかりナイン社に馴染んでいらっしゃいました。

  平社員と50cmまでの接近は、出来るように・・・・

  望むべくは、初代部長のように 一緒にお風呂に入れるようにまでなってくれると嬉しいのですが・・。


  さて・・・っと・・・ちょいと 海老の話でもするのですっ!

  
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   コメント欄にカナダ在住の櫛田様から この海老についてのコメントが届いておりますので
   一説、ぶってみるのですっ!

   クーンストライプシュリンプです。

   この海老に関して知識を持っている人間は、日本でも・・・そう いないのです。語れるほどの
   知識を持つというと・・・・私を含めて5人いるかな?どうだろうか・・という海老です。

   自慢でもなんでもなく・・・この海老は、かなり、意味深な海老なのです。
  
   そして・・・この海老にまつわる話といったら・・・空を仰いで昔を思い出すのです。
  
   ひさしぶりに 語りますのですっ!

   海老屋の皆様、資料にお使いください。(本当は、酒をおごってくれなきゃ話さないです)

   この話は、最初で最後の出会いにも関わらず、本当は、飲んではいけない酒を
   私となら飲んでみたいと 禁断の酒を共に一夜をすごしてくれた 故 Mr.レイに捧げます。
   Mr.レイは、日本にカナダボタンエビを広めた功労者の一人でもあります。

   私も彼も 今で言う 海老の「オタク」だったかもしれません。

   
   カナダで漁獲されるこの海老は、通称「クーンストライプシュリンプ」、アライグマの縞の海老
   ということになります。
   学名 Pandalus hypsinotus ややこしいですが・・・この話の後半は、この学名が
   とても重要になってきます。

   あれは・・・もう、20年も前の話になるのでしょうか?

   「キング海老」あるから、売らないか?との話が舞い込んできました。産地を聞くとカナダとのこと。
   業界でキング海老と言うと オーストラリアを筆頭に イリアンあたりでも取れた記憶もあるし
   台湾から来た記憶もあるのですが・・・・。

   
   「えっ?キング海老?」 なんでカナダにそんなものいるんです?
   
   「いや、だから、あのキングじゃなくて、現地の連中が キング海老と呼んでいる。
   お前だったら、売れるだろう・・・。」

   当時の組織の上役のお言葉・・。まっ・・・変わった海老を扱わせたら・・・社内、随一ですが・・。
   
   で・・サンプルを取り寄せると??????

   なんだ、これは?と驚愕する海老。タラバエビの一種なのですが、業界で言うロシアボタン、
   和名「トヤマエビ」と非常に似ているのですが・・・「違う」と直感しました。

   食べてみると・・・???????? 「美味い」 の一言。むしろ・・・いったい、なんだ?
   という疑問が先行しました。

   詳細を聞いてみると カナダボタン(スポットシュリンプ)と混獲されるんだが・・・量が少なく
   商売にならない。しかも、種類もはっきりわからないので邪魔なので、木枯らし平社員なら
   売れるだろうとのこと。

   そりゃ・・・・売りますけどね・・・・私、世界中の 特に 変な海老 を売るのが 副業ですから・・。

   しかし、その素晴らしい美味しさに 内心、しめしめと思ったわけです。

   ただ、処理が悪く、見た目がひどい・・・・。 おかしい・・・なんで、こんな酷い凍結になって
   やってくるのだろう・・・。

   とりあえず、このキング海老なるものが、入ってきたら、全量 買いますのでと組織の上役に
   お知らせして・・・コンテナが、入ってくるたびに 数ケース~20ケース(240kg)の 悪く
   なった海老を買い取っていました。

   私には・・・実を言うと 勝算が、あったのです。

   当時、大阪にいましたので その時、所属していた組織の市場に店をだしている部署の
   みなさんに試食してもらい、売ってもらったのです。
   私は、店の手伝いに しばしば言っていたので、「お前が言うなら」と売っていただいたのです。

   目論見は、当たりました。市場に来る寿司屋のおやっさん達なら、「この味がわかるはず」と
   踏んでいたのです。
 
   市場を数年、手伝っていたので お客にも 「あの、木枯らしが、へんな海老、持ってきよった。
   でも、確かに美味いわ」などといって、売り込んで頂いたようです。

   キングシュリンプは、順調に売れ出しました。

   ど~も、この海老は、カナダボタン(スポットシュリンプ)を漁獲していると たまに混ざってくる
   らしく、カナダスポットシュリンプをインポートしてくる会社から・・・・私が、国内で販売していると 
   風の噂で聞きつけて よく、販売を頼まれました。

   そして・・・その時、これは、キング海老でなく、 クーンストライプシュリンプと呼ばれるものだと
   言うことがわかったのです。

   どのインポーターが持ってくる製品も おしなべて凍結が悪く、困っていたのです。
   だから、買い付けの時は、それを理由にとんでもない安値でビット(値切り)しましたが、
   大抵、通りました。数百円で買った海老を1000円くらいで売っていたこともありました。
   しかし、あるとき・・・とんでもなく良い製品が舞い込んできました・・・。

   私は、感動のあまり・・・・「やった!」と心で快哉をあげていました。

   

   あれ・・・・昔話を書きすぎました・・・。最後まで話すと長いのですが・・・・Mr.レイを
   思い出しちゃったので・・・ちょっと全開で書いてみるのですっ。
  
   続きは、次回に

  
   
by simarisu10 | 2013-06-17 20:48 | 平社員営業フロア
ガーデニング
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 はい、ジョン部長代理。平社員・・・新社屋に庭があるので殺風景なのでパンジーやビオラでも
 プランターで置いておくことに・・・。

 したらば・・・・意外に綺麗で 潤いがでてきて よ~い 感じ~ なのですっ。


 
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 あと、メァリィ社長(奥方)が、結構、室内観賞用の花を買ってきては、弱らせてしまうので
 せっせと植え替え、肥料やり~~

 あんまり、多く置きすぎると 美しくないので、プランターに植えて、花が散ってしまったら
 目立たないところで本体の成育に専念してもらうことに・・。

 最近、休日は、数時間は、庭でせっせと働いている平社員・・・。日焼けしてしまった・・。のですっ・・。
by simarisu10 | 2013-06-16 20:46 | 平社員休憩室
部長代理・・・ジョンです。
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  初登場、部長代理ジョン なのですっ。

  やはり、ナイン社は、部長いなくしては、なりたたないのです。
  
  しかし、歴代の部長が・・あまりにも優秀すぎて・・・・

  初代   チュン部長  おそらく 稀に見る ヒトに近い知能をもつ 悪魔の文鳥
  2代目  ピョン部長  可愛らしい握り文鳥。
  3代目  ジュン部長  ナイン社の金字塔 すぐれた鳥格の持ち主


  初代のチュン部長と3代目のジュン部長の素晴らしさで・・・もう部長格の文鳥様は・・無理かな・・
  なんて思っています。

  けれども・・・ピコ係鳥が 1年売れ残っていた文鳥様だったのですが・・・同じカゴに2年売れ残っている
  文鳥様が・・・。

  まちがいなく・・・荒鳥(ヒトに馴れない鳥)なのですが・・・誰にも買ってもらえそうもない文鳥様だったので
  当社にスカウトいたしました。

  同じ時期の若ヒナ達は、1羽を残して売れていたのですが・・・
  ジョン部長にいたっては、特価扱いになっても売れないのです。(→何度も見に行った事がバレルのです)
  もう、カゴの中で3年目をむかえさせることに我慢ができなくて、当社でスカウトいたしました。

  しかし・・・予想以上の荒鳥で・・・・部長になれることを期待したのですが・・・候補ということで
  部長代理扱いさせていただきますっ・・。

  まっ、ナイン社は、放鳥主義なので・・・そのうち、肩にとまってさえずっていただけるまで
  時を待つのですっ。

    
by simarisu10 | 2013-06-14 18:45 | 部鳥室
おそばは、福井 なのですっ
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 ピコ係長・・・・それは、私が、大阪在住時代、よく言っていた そばのチェーン店の
 うたい文句なのです。

 
 かくいう、木枯らし平社員・・・そば好きです。 一昔前には、無類のそば好きと自称できたのですが・・
 金沢にきてから・・・蕎麦屋さんに通う回数が、減りました。

 激減とは、いいませんが・・。 

 蕎麦屋さんに行くと 「盛り2枚」 と一言いうのが習慣になっていたのですが・・

 北陸となると・・・ちょっと事情が違います。

 まず・・・そば粉のグレードは、北陸は、なかなか・・なのです。おいしいです。
 しかし・・・そのわりに蕎麦屋さんが、さほど存在していなくて・・・流行っていないのです。

 と・・・いいつつも・・・しっかり、おいしい蕎麦屋さんは、チェックしています。

 今回、取り上げるのは、福井の蕎麦なのです。

 
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 これは、福井の 大福 というお蕎麦屋さんです。


  蕎麦が、平たくて 厚いのです。私の大好きな更科系と対極をなします。

  そして・・・基本が辛い大根おろしのかかった蕎麦で・・・基本的な食べ方は、ぶっかけです。
 
  歯ごたえが、がっつり。そば粉の美味しさが感じられます。 決して、美味しい蕎麦じゃないんですが
  何度も何度も行ってしまいます。

  私から言わせると・・・「こんなソバは、アリ!」なのですっ。

  のど越しが、どうのこうのじゃありません。がっつり、噛み付くソバなのです。

  見た目が、少しでも・・・結構、腹にたまります。

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  福井 丸仙
 
 こちらは、平社員が、美味しいと思う、福井のそば。先ほどの大福より、ず~っと美味しいのですが、
 一度、食べたら、次は、3ヶ月後でもいいかなという感じ。
 ソバのレベルは、高いです。

 やはり・・・東京のソバ通にとっては、邪道?的に つゆ をぶっかけて辛いおろし大根と一緒に
 食べます。

 美味いですね・・・・ソバが、身近に感じられる・・。というか・・・ここのソバは、ソバに塩を振って
 食べたいなと思うくらいのソバです。

 ソバは、やはり・・・東京が一番、次が長野と評価している 木枯らし平社員ですが・・

 福井の蕎麦は、親近感あふれる美味しさ。 蕎麦を意識しなくて、がっつりやれるのが、魅力。

 いいのですっ!

 ちなみに・・・金沢では・・・  今のところ 大藪 が い・ち・ば・ん なのですっ。
by simarisu10 | 2013-06-10 18:50 | 平社員営業フロア
ジュ~ンベリ~
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  ナイン社の新社屋の庭には・・・・ジュ~ンベリ~の樹が 植えてあります。

  ネットで調べて 植えたのですが・・・この樹、なかなか、いいかもしれません。


  ジューンベリーと名がつくだけあって・・・6月(JUNE)に実をつけます。


 
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  そろそろ、収穫時かな・・・

  収穫をしていると・・・・近所の小さい女の子たちがやってきて眺めています。
  食べていいよと言うと・・・

  食べずに収穫を手伝いはじめてくれました・・・。

  どうも「収穫」という行為の方が 面白かったようです。

  そのうちお母さんが、来て「邪魔じゃありませんか?」と聞かれるので いえいえ・・と言って
  収穫の4割を差し上げてみるのです・・。

  どれどれ・・・


 
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 ジューンベリーは、甘酸っぱくて・・・少しだけ濃い味。

 うん、ジャムにしましょう。

 
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 砂糖とレモン汁でしばらく煮たら、フードプロセッサーで砕いて、ザルで裏ごし。

 あっというまに・・・・ジャムできちゃいました・・・。

 で・・・味は・・・・


 「酸っぱさがかすかに残る、雑味のない味・・・で 今まで食べたことのない味のジャム」

 イチゴジャムとブルーベリージャムを混ぜて、さらに高級にして・・・もうひとつ高級?にしたような味。

 値段の高い イチゴジャムが まだ近いでしょうか・・。

 驚いた・・・・というのが、率直な感想。収穫を手伝ってくれた子供たちに上げたといっても
 そこそこの量があったはず。それでも裏ごしをしたら・・・かなり少ない量に・・。

 いや・・・素直に 高級なジャム・・・とだけ述べるだけにします。
 
 毎朝、一粒、二粒、口に放り込んで楽しんでいたのですが・・・それにジャムまでできちゃうなんて・・。

 あまり虫もついてないようだし、上品な樹です。
 
 庭の樹木に 木枯らし、おすすめなのですっ!
by simarisu10 | 2013-06-07 18:48 | 平社員営業フロア