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食べ残せ!




このブログ始まって以来、はじめてのトラックバックになります・・。

勝手にリンクさせてもらっている「ごめんね、サンスベリア」からよりです。

現在の食に対しては・・・相当な洞察力のあるご意見おそれいります・・。

食に携わっている物ととして驚くばかりのご意見です。

量販店への販売ルートを探るため、主婦顔負けの頻度と熱心さで量販に通う
木枯らしでありますが。もちろん、見るだけでなく、しっかりお買い物をいたします。
そのなかでいろんな事を思うわけですが・・・。

① なんで・・・こんな安いだけの粗悪品をかうのだぁ~~。こんなのを買っちゃだめだっ。
   美麗なパッケージだけで中身は食品というか、うちのチュン部長でも食べない
   餌以下のものが多く存在します・・・。美麗なパッケージ、安値、スーパーの知名度
   に騙されて?恐ろしくまずいものを納得しながら食べている習慣の恐ろしさ・・。
   もし、これがスーパーで売っているのでなく、商店街でパッケージを剥がして売って
   いたなら、間違いなくその店は購買者の不平不満をかい、店じまいしているでしょう。
   人間は食品のパッケージを食べるのではないですから・・・キレイさに騙されず
   怪しい商品は裏面も読みましょう・・・。

②  こだわりの品物があるじゃないか・・・・。量販店でも「こだわりの商品」は並べている
   のです・・。少し、高いだけで・・。でも・・・それは昔ほどではなく、価格差はわずかです。
    最近はこだわりの商品でも高ければ売れないことがわかっているので、そこそこ
    リーズナブルな価格になってきているのですが・・・・。それでもそれらの商品は
    通常の製品に比べて売れ行きは非常に悪いのです・・・。たぶん、買おうともして
    いないはずです・・・。せっかく、従来の商品のひどさに気付いてこだわりを
    もって製品を作っているメーカーがあるのに・・・・。しばしば、こだわりのある
    製品は売れ行きの悪さから製造中止になることがあります。
   
    良い製品は必ずしも売れるわけではありません。知られなくして消えて行った
    製品もたくさんあるのだとおもいます。

③  実をいうと食品業界はまだまだひどい・・・。あまり言えませんが・・・。
    まだまだ購買者をないがしろにしている面がたくさんあります。
    しかし、それは購買者も悪いのです。ただ、美麗なパッケージ、不自然な
    発色の商品を安値で求めるだけの風習。
    アミノ酸系調味料にどぶ漬けされた舌は本物の味に物足りなさを感じ、
    自ら進んで人口調味料を求め、不自然な美味しさについつい食べ過ぎる。
    または品質改良剤の名のもとに、都合のよいように変質させられた食感を
    基準とし本物の食感を悪い物とする・・・。

    例を上げればキリがありません。売る方、買う方のどちらもが現状を
    認識し改革していく必要があるのです。


チュン部長でも食べる食品、食べない食品があります。売っているものを選んで買っているよ
うで・・・本当は受動的に量販店やメーカーに食べさせられている現状を認識しないと次の
一歩が踏み出せないような・・そんな気がします。お金は確かに「おいしさ」と連動する
大切な要素でありますが・・・安さだけで食品を選ぶ、見た目だけで食品を選ぶのでは
なく、本当に動物としての視点から食品を選択していく行為がたいせつなのではないかと
おもうのです。

あまりにも日本人は自然界の非常な摂理から守られているため、個体として取り巻く環境
から身を守る術を失いつつあるのではないか・・・などというと・・誇大妄想かと
お叱りをうけるのでしょうか・・?
by simarisu10 | 2005-01-31 07:53 | 平社員営業フロア
コシオリエビ
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部長・・・いち、に、の、さんで飛んでくださいね・・いきますよぉ~・・・・。

うううっ・・・・なかなか・・・うまくいきませんです・・・。

「一日一魚」よりコシオリ海老

私のお気に入りのホームページの「一日一魚」でコシオリ海老の画像がアップされています
ので埋め込んでおきました。

このコシオリエビは十脚目異尾類でヤドカリの仲間なのですが・・・エビ・・になっています。
なんとヤドカリの仲間でもあるタラバカニと近い種類なのです・・・。

でも・・・海老なんですね・・・呼び名は・・。

これ、ムキミにされ、ベビーロブスターと言う名前で売られています・・・。

うん・・・・ヤドカリの仲間でタラバカニの仲間で呼び名は海老で加工されるとロブスターに
なる・・・なんとも数奇な運命の海老?なのです。

見た目が悪いために・・・どうしても安く取り引きされがちな・・・かわいそうな海老?でも
あります・・。

この姿・・・・なんか癒し系にみえるのは木枯らしだけ?
by simarisu10 | 2005-01-29 08:56 | 海老の倉庫
シングルモルトウィスキー
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平社員こと木枯らしは飲むのが好きなのでいろんなお店で飲むのですが・・・。

隠れ家にしているお店でとっても高いシングルモルトウィスキーを頼んで商売仲間と
二人で飲んでみました・・。

小さなショットバーなのですが・・・マスターが異常に酒に詳しく、置いているお酒は
珍品なシングルモルトばかりです。

シングルフィンガー一つで安いスナックにいけるくらいのお金をとられるのですが・・・
マニアに言わせると・・・・驚くくらい安いそうです・・・・。

で、頼むと蓋つきのグラスででてきました・・・・。香りを極力逃さないためだそうです・・。

で・・・二人で飲んでみると・・・・・ぐぎゃ~~~~。なんか一杯な味が流れ込んできました。
甘い、苦い、言葉で言えない味がごったまぜ・・・。舌がびっくりして・・・美味しいのかまずいの
かさえわかりません・・。形容のできない味でした・・・。

となりにいた通にいわせると・・・・生きててよかった・・という味だそうです・・・・。

うーん、味に対して一言ある木枯らしも・・・あまりにものビックリにコメント出来ない
(理解できないビックリ味)でした・・・。

この世の中・・・・まだまだ・・・凄いことが隠されていたのですね・・・。

通いわく・・・・ステップを踏んでいかないと・・・分からない味だそうです。
by simarisu10 | 2005-01-26 22:14 | 海老の倉庫
市販のムキエビ
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部長・・・・やはり海老を売るもの、視点を一般の購買者に合わせねば・・・・プロの考えでは
よく、まとはずれになりがちです。

ということで、最寄りのスーパーに行って・・明らかにまずそうな冷凍むき海老を買って
きました・・。

さて・・・さっそく、炒めてみましょう・・・・。おおおっ・・・・・やはり予想とうり・・・・。

最近のむき海老は重量を増量しプリプリ感を増すために、いわゆる保水剤という薬品を
用いて海老の細胞の中の含水量をあげます。こうすると、重量も増え、解凍したときに
気味悪いくらいつやつやで表面がピーンと張るのです。海老の色素にも反応し
暗い色素が明るいオレンジ色に変化するのも特徴です。

でも・・・海老の味が・・・なくなっちゃうんでうすよね・・。

この海老・・炒めると・・・凄い水分を吐き出し・・・みるみるうちに小さくなっていきます。

冷凍時に この保水剤えびに 氷で囲んでしまうので、より増量、より大きくなっていますので
フライパンの上でみるみる縮んでいくさまは・・・まるで魔法をみているようです・・。

うーん、保水剤をかましてあるので、身の色が加熱してもかわりにくく、表皮も元から赤いため
ちょうどいい加熱のタイミングがはかれませんね・・・。

まっ、こんなものだろうというところで海老を取り出し、口に放り込みます・・・。

うーん・・・まずい・・・。というか・・・悔しくなってきました。

せっかく金出して買ったのに・・・縮むだけ縮んで・・味はこれかよ~~~(泣)

よしっ!これを美味しくしてやるっ!こんな邪道の海老にはアミノ酸系調味料がいっぱい
はいった塩コショウだっ・・・本物の塩コショウでは手に負えません・・・・。

と作ってみたのが上の写真です・・・。

どれどれ・・・・ほほう・・結構いけるじゃないですか・・・・。

これを海老だと思わなければ、さほど腹もたちません。生臭いのは、海老はちょこっと
生臭いものだと思えば・・納得しちゃいますね。

でも・・・これを海老の味だと思って育った世代には・・・本物の海老の味が・・・・
逆に美味しくないのかな・・・・ギモンだ・・。
by simarisu10 | 2005-01-25 19:27 | 海老の倉庫
部長と裸のお付き合い
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部長・・そんなにお風呂が好きだだなんて・・・・知りませんでした・・。なんか、最近すっかり
お風呂がお気に入りのご様子。

平社員も心得たもので、部長をお迎えできるご環境になると風呂場のドアを開けます・・・。

と・・パタパタと入っていらっしゃいます。浴槽の上でホバリングしてみたり、お湯に漬かってい
る平社員の頭や肩に乗ったり、手に乗っていらっしゃいます・・・。

最近は・・・・半身浴までして、機嫌がよさそうです・・・。

最近は風呂場に入るとドアの外から入れろ~とのたまいます・・・(泣)

しかし・・・部長・・・バスクリンの入ったお湯を美味しそうに飲むのは・・・どうかと思うのです
が・・・。

おかげで風呂に漬かるのが嫌いな平社員も浴槽に30分、入れるようになりました・・・。

最近、身体がポッカポッカです・・・。
by simarisu10 | 2005-01-23 23:10 | チュン部長室
えびせんの話  ④
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部長・・・はい・・言われたとうりに作ってみました・・。部長のQRコードです・・。
意外に簡単でしたね・・。

上のコードが部長からのメッセージです。携帯電話のバーコード認識で読み取ってください。
下のコードが部長の写真をアップしたホームページアドレスへつながるコードです。
読み取ったあとクリックすると・・通信費用がかかりますので・・・・。
ちなみに実験用なのでたいした写真をアップしておりません。また、クリックしてしまった
みなさんのことを考え、容量の非常に小さい画像に加工してありますので、見にくいかも
しれません。

このQRコードは使い方によっては・・・・・いいかもしえませんね。

QRコードのすすめ

海老せんの話③より続く

海老せんの事を自分なりに理解した私は原料の着手にかかった・・・・。
なんといっても原料はこちらのテリトリー。コンセプトさえ分かってしまえば
簡単なものではあった・・・。

原料を中国産の紅スジ海老にし、(グリシンアラニンの重量当たり含有量が非常に多く
コストも安い)形態も従来製品から大幅に変えてみた。

特に注意をしたのが漂雑物と呼ばれるゴミの混入であった・・。
やはり、子供が食べるお菓子にゴミが混じっているのはよくないのである・・。
ゴミのほとんどはカニの甲羅や小魚、海草の類ではあるが・・・・人毛や漁網が混入して
いることもあった。

試作品を何回作っても、ゴミの混入があるため現地での製造工程を大幅に見直した結果
ゴミの混入をほとんど発見できないまでになった。

しかし、海老せん会社の社長に試作品を何度見せても、首を縦に振ってくれる事はなく
さらなる、品質向上に取り組む事になった。もう・・・・これで駄目ならあきらめよう・・・・。
そう思って社長に試作品を見せにいったのだが・・・・やはり・・・駄目であった・・。

ここまで品質を上げたら十分に使えるはず・・・・。

試作品を見せたあと、海老せん会社の社長が家まで送ってくれというので車で
送っていった。社長が家の横には海老せんの工場があった・・・・。そこで
工場長を紹介され・・・海老をみせてみたところ・・・。

「?????社長がこの海老が駄目?と言った???木枯らし君とか言ったね・・
これ、使えるよ・・・今使っている海老より・・抜群にいいよ・・。この形態も素晴らしい・・」

「へっ?!」

「これ、どれだけ作ってきたのかね?」

「試作で200キロほど・・」

「明日、工場にいれておいて」

ということで・・・まったく海老せんの原料に素人であった木枯らしは見事
海老せんの原料を作り上げる事に成功したのでした・・・。
めでたし、めでたし。

現在では海老せんの他にかき揚げの海老などにも使用され、使いやすい小エビとして
それなりの数量が流れております・・・。

私の考えた形態は海老せん工場の現場の方にとっては大変な好評を受けたようです。

「あっ、木枯らしさん!」

と私は海老せんの工場の中を歩いていると呼び止められました・・。

「はい?」

「いやぁ・・・あんたやあんた・・・あんたには感謝しとるよ・・なぁ・・」と側の人に相槌を
求める・・・。

「あんたの原料・・・・ものすごくいい・・・。あんたのおかげで、わしらずいぶん助かっているん
や・・。あんたの原料やったら、工程が1工程短縮できるんや、おかげで作業効率がグンと
上がった。いままで、夜遅くまでかかるような仕事が入った時でもこの原料なら楽勝や。
おまけに鮮度もいいし、ゴミもない。なんというてもお菓子をつくっているやろ・・。子供の食べ
るもんや・・。悪い原料で海老を作っていたら心が痛んだんやが、この原料やったら胸はって
ええせんべいを作っているという自信が生まれてくるわ・・・ありがとう、あんたには感謝や」

と言われてしまいました・・・。

うううっ・・・・涙がこぼれてきそうになりました・・・。

海老せんを食べ続け、何回も試作品を作った甲斐がありました・・。

この仕事をやってて一番嬉しい瞬間でもあります。

いまでも海老せんをポリポリやっていますが・・じゃがいも澱粉70%さつまいも澱粉30%。
全体に対しての海老の練り込みは20%などと・・・・やっております。(適当ですが・・)

  (海老せんの話 完)
by simarisu10 | 2005-01-22 11:05 | 海老の倉庫
桜海老
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本日・・・ビールが切れていたので・・・日本酒で夕飯を食べていたら・・・・・
酔っぱらってしまいますた・・・・

このため、海老せん最終話の予定(←おもしろくないし)を変更して「桜海老」に
                                      (↑明らかに手抜きっ!)

これ、台湾の桜海老です。近年、駿河湾の桜海老は激減して、相場が高騰しています。

桜海老は日本特産のものと思われがちですが・・・実をいうと台湾にもいます。

また、日本でも駿河湾だけでなく富山湾などにもいるそうです。(商業ベースにならない)

駿河湾の桜海老は、ある日たまたま、漁師がいつもより、深く網を降ろしたところ
この海老が大量に漁獲されたため、漁がはじまったという海老です。
以前、ここで紹介した白海老は江戸時代からの歴史がありますが、この桜海老に関しては
まだ、歴史の浅いものといえましょう。

桜えびの釜揚げが有名ですが、木枯らしはポン酢にかけて頂きます。
これ、あまり関西じゃ・・・知名度がないんですね・・・。(ちなみに大阪在住)

大阪でお好み焼きに入れる桜海老は大抵、アミ海老で桜海老であることは少ないです。

ちなみにアミ海老とサクラ海老はよく似ていますが(実際には全然似てない)全くの
別種です・・・。共通点は小さいだけ?かな?

このサクラ海老は資源保護の為に漁師さん達が申し合わせて、出漁する船を独特な
方式で制限して、取りすぎないようにしていたのですが(要は一日の漁獲量を仲間うちで
一定以内にする)やはり・・乱獲のため、とれないようになってきました・・・・。

関西では味わえないのですが、桜えびのフレッシュ(鮮魚)が関東地方では手に入れること
が出来るのですが・・・・・とても美味しいです。


さてさて・・・話、変わって、昨日買った「電車男」面白くて、一気に読み上げてしまいました。

本を買わなくても読めるスレがありますので、埋め込んでおきますね。

電車男

おすすめですっ!
by simarisu10 | 2005-01-20 20:21 | 海老の倉庫
海老せんの話・・・その③
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部長・・・この「電車男」って本・・・面白いですよ・・。これ・・掲示板とかチャットをしてた
人間なら臨場感つかめますね~。電脳系オタクなら楽しめること請け合いですっ。

さて・・・連載3日め 海老せんコーナーですっ。

海老せんのお話②より続く

せんべいに何故海老を練り混まなくてはいけないのか・・・・毎日、海老せんを食べ続けた
木枯らしは・・・・意外にその理由を早く知る・・・・。(前回よりの流れ・・)

澱粉系の海老せんを咀嚼していると、いつしか絶妙な甘味が出てくることに気づく。

この甘味には2つあることにも気付く・・・・。

一つは澱粉が唾液で分解され、糖に変化する過程で出てくる甘味である。
これはお米を噛んでいると出てくる甘味でもあるので、日本人が生来好む甘味である。

さて、もう一つが・・・海老の甘味なのである。これは決して、海老、そのもの味ではなく、
とてもかすかで上品な甘味なのである。これはグリシン、アラニンの絶妙なバランスのとれた
甘味でもある。

しかし、ながら・・・海老せんを一口食べただけでは・・・全くなにも感じない・・・。
そう・・・海老せんの甘味はタレの甘味を優先して感じるだけで生地に入った甘味は
舌を素通りしていくのである・・・・。

しかしながら、生地に練り込まれた澱粉の分解した糖の甘味と練り込まれた海老の甘味成分
(グリシン、アラニンン)の味はとても重要な働きがあったのである。

甘味に対しては人間の脳は強く反応する。甘味を含む食物は、人間が生きてゆくために
最低限必要な要素であるからである。これは主に炭水化物系の摂取が必要であるために
起きる。男がお酒を好き、女性がケーキが好き、饅頭が好き・・なのもこのせいである。

人間の脳は甘味に敏感だ。だからこそ、脳は様々な甘味を覚えている。また、生きていく環境
で人間の舌の味蕾が甘味に関して変化している事も有名な話・・・。

さて、話題を本線に戻そう・・。

すなわち、えびせんには、かすかでも 糖の甘味とグリシン、アラニンの自然な甘味が
含まれているのである。かすかでも、人間の脳は確実にそれに反応する。
微弱な刺激でも継続することにより、その刺激は蓄積されるかのように大きな刺激へと
変化していくことはご存じであろうか?脇をくすぐられていても、最初は耐えられるのだが
継続されると、とてもじゃなく耐えられなくなり過敏になってしまう・・・それである。

今回の海老せんの甘味も・・多分、その効果であると思う。海老を食べる場合は、表面積分
の甘味が人間の味蕾を通るのだが、海老せんの場合、生地にされ引き延ばされ・・・いわば
3次元の物体の甘さが2次元に引き延ばされている。これにより、通常、食される何倍もの
甘味に増幅しているのである。(味覚上は・・・)

さらに微妙な甘味が継続(食べ続ける・・・)という効果により、人間の意識下ではそれを
味蕾で感じる何倍かの強さで感じているのではないかと考えた。

すなわち、食べている当の本人は甘味を感じなくとも、意識下で脳がそれを強く感じて
海老せんを生きる上での重要物質と感じているという説である。

もちろん、人間自身の感覚では甘味を強く感じないので、それに対する飽きがないので
継続して食べることに苦痛がともなわない・・。

しかも甘味の成分は、穀類の甘味(澱粉が分解された糖)とフリシン、アラニン(日本人が
好む海老の甘味)の2種が混合している。

ついでに海老せんには・・・鰹やイリコのダシ・・・その他アミノ酸系うま味成分が含まれた
ダシが塗られている。

これらのダシは澱粉質の生地に吸い込まれて、まろやかな味を人間の舌の上で表現する。

そう・・・海老せんというたべものをは・・・・まるで、人間の脳にとっては麻薬のような存在
なのである。言い方を変えれば芸術品とも言えるであろうか・・・・。

なるほど、なるほど・・・・意外に早く「やめられない、止まらない」の海老せんの秘密を
知ってしまった木枯らしは・・・・いよいよ海老せんの理想的な原料の着手にかかることに
なる・・・・・。(続く・・・)
by simarisu10 | 2005-01-19 21:16 | 海老の倉庫
えびせんの話  ②
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部長・・・・お風呂上がりのあとで・・・別種の生き物になるのは・・・まぁ・・もう慣れました
けど・・。今日はえびせん話の2話です。一話目はここ↓

えびせんの話 ①

<続きより>

海老せんべいを「知る」ため、手当たり次第に海老せんべいを買ってみるということ
から始めたのですが・・・・・。

意外にも・・・この作業は、ほどなく達成できました・・・。世の中のお菓子コーナーは
昔ながらのせんべいに代わって、いろんな味のポテトチップスに変わっていたから
です。それでも、相当な種類の海老せんべいを買ったように覚えています。

休日などは、ひまさえあればポリポリ食べていたように思います・・・。

さて・・せんべいに関する知識はインターネットで調べ上げていたもの、事実上は
素人同然・・・・。ただ、ひたすらに食べていました。食べるという作業は特に辛いもの
でもないので・・・・結構、楽勝な作業でした(笑)

さて、素人は素人なりに・・・バリバリ食べていると、それなりに気づくことがありました。

えびせんべいは・・・・何故 海老せんべいなのか・・・ということが、素人なりに分かって
きたのです。

海老せんべいは大きく分けて2種類に分ける事ができそうでした。米菓系と澱粉せんべい
系です。なぜ、えびせんべいが 魚せんべいでなく、肉せんべいでもなく、大根せんべい
でないのか・・・・・。海老せんべいの中の澱粉系の海老せんべいを食べるうちに
それは次第に姿を現してきたのです・・。

澱粉系のせんべいというのは、オレンジ色をした(着色料ですが・・)昔からある、子供の
大好きなそれに代表される、柔らかいおせんべいです。食べていると歯にくっついてくる
やつですね。

えびがせんべいに練り込まれた理由・・・・・・それは、甘味だったのです・・。

オレンジ色の海老せんべいを食べて、それにはっきり海老の味が感じる人などは・・
まずいません。せいぜい、オレンジ色のせんべいのオレンジ色を呈色させるためにだけ
練り込まれているのではないかな・・・と思うのが普通です。(実際、海老を練りこんでも
色目はあまり影響されません。

米菓系の海老せんは、固くかさばるため、ある程度の量をたべると嚥下しなければ
いけないのですが、澱粉系なら、柔らかく、小さくなるのでどんどん口に放り込む
ことができます。ある程度放り込み、咀嚼していると、ほとんど気づかないほどの
甘味が出てくる事がわかります・・。

これが海老をせんべいに練り混まなくてはいけない理由だったのです・・・。

その理由は・・・・・次回に続く
by simarisu10 | 2005-01-18 22:57 | 海老の倉庫
海老せんべいのお話 その1
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部長・・そこにある海老せんべいは坂角のゆかりですよ~。

そこそこに名前の売れた海老せんべいです。ある意味、海老せんべいの最高峰クラス
と言ってもいいかもしれません・・・。(まぁ・・異論もでてくるだろうけど・・。)

木枯らしは、昔は活字中毒でした。(今は治りましたが)  スーパーなどにいくと商品の
裏面をひっくり返して、うんちくや原材料を「読んでしまう」のです。

そこで気づいたことは・・・お菓子をはじめとする様々な食品類の原材料に「えび」がさかんに
記してある事でした。

これだけの海老・・・・たとえ僅かでもまとまったら相当凄い量になるな・・・。
でも・・・それだけ大量の海老が自分の勤めている会社から出荷されているなんて
聞いた事もない・・・・いったいどうなっているんだろう・・。

いったい、どんな流通経路で・・・いったいどんな海老が・・・・海老が使われなければいけない
のだろう・・。

この謎は、ある日の事件をきっかけに、徐々に私の目の前に現れてくるのです・・。

そのきっかけとは・・・・・。

私は海老せんべいの風味を出すのに乾燥した海老の粉を売り込みに、とあるせんべい屋
さんに向かいました。

いきなり・・・社長と面談です・・。

社長は海老の粉を手に取り、私にいくつかの質問をすると・・・・すっかり、それに興味を
失ってしまったようでありました・・・。

「え~っと、木枯らし君とか言ったね・・・・君は煙草を吸うのかね?」
「はい、吸います」
「構わないから、一服、つけたまえ・・・。」
「では、お言葉に甘えて・・・・。」

どうも、見込みのなさそうな商談です。まっ、煙草の一服でもしてみようか・・・。
そんな気持ちだったと思います。そもそも、初対面でそこそこの会社の社長の前で
いきなり、プカ~っとやるのは失礼なのでしょうが・・・一服つけたまえ・・・なんていう人は
私と同じヘビースモーカーに決まっているのですから・・・気にする事もありません。

案の定、二人の間の灰皿はみるみる内に一杯になり、あまつさえ社長は「君は変わった
煙草をすうねぇ~」などといいながら、自分煙草がなくなると私の煙草まで吸いはじめました。

話題は煙草の話から始まって、いつしか営業マンはいかに営業をするかの話になっています

煙草を吸い飽きた社長は、今度は自社のせんべいを持ち出し、私にすすめながらバリバリ
食べはじめました。
あちこちで講演するというだけあって、営業マンの心得なる話も面白く、今日はこれを聞けた
ことが唯一の成果かななどと思いながら、せんべいを齧っておりました・・。

そういえば、私の前にいたどこかの会社の営業マンは、凄い怒鳴り声とともに追い出されて
いたなぁ・・。確か「今日は仕事が忙しいんじゃ~」とか怒鳴っていたような・・・。

「社長、そういえばさっき仕事が忙しいって、前の人に言ってませんでした?」
「ああっ・・あれか・・・あれはな、あの営業マンは物を買ってくれしか言わない営業マン
なんじゃ。あんなやつは好かないから、早々に追い出したんだ」

なるほど・・・結構、好き嫌いの激しい人のようです・・・・。

さて、私も長居したので、そろそろ帰るか・・・・と思い時計を気にしだしたころ・・。

いきなり、社長が「よしっ!気に入った、お前、こんな海老の粉なんか売らないで
うちの海老せんべいの原料の海老を作ってみないか・・・」と言い出したのです・・。

本番は・・なんと・・ここからだったのです。よし!海老せんべいの原料の海老とは
なにか・・・・それは俺が教えてやる。よく聞け・・・。といいながら、海老せんべいの
海老について突然語りはじめました。

それは普通の海老を売っている私には、まさに未知の世界の話でありました。
その話の内容に、いままで自分がいかに海老というものをしらなかったか・・・
痛恨に知らされる事になりました・・・。

ひととうり話を終えた社長は・・・「まっ、一度作って持ってきなさい・・・みてあげよう」
と言ったあとで   「しかし、これを作ろうと思たら・・・・・まず、物の事をしらな
いかんわな・・ぁ~」と繰り返しいうのです・・・・。

すなわち、海老せんべいの原料を作るには、まず海老せんべいの事を知らねばならない
ということのようです・・・。

よしっ!私は固い決意のもとに 海老せんべいを知るという作業に早速とりかかったのです。

それは 昼飯の終わったあと、晩飯の終わったあと、休みの日なら一日中・・・

海老せんべいを食べるという作業のことだったのです・・・・。(続く)
by simarisu10 | 2005-01-17 19:56 | 海老の倉庫