カテゴリ:平社員営業フロア( 523 )
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 広告ですっ。 ブルーシュリンプのお話を中断して・・・広告なのですっ。

 以前から・・・ボチボチとメニュー提案して 納入させてもらっているのですが・・・


 花の舞 チムニー社 夏の元気祭り 第二弾

 に木枯らし平社員のアイテムが2種採用になっていまして・・・明日から、フェアの開始です。

 都内の 花の舞(居酒屋) では、明日からのフェアとなります。
 他の店舗では、日にちがずれるかもしれません。


 フェアメニュー その1

 
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 うなぎの棒寿司

 チムニー社、「花の舞」にしては、割高なメニューですが、産地偽装なしの本物。一番、安い時期に
 買い込み、納品しています。今、作るとすれば 1kg 1万円とも言われる 国内産の本物ウナギの
 蒲焼です。

 高いですが・・・半年前からの相場高騰を見越しての仕込みです。 1kg 1万円と言われる、れっきとした
 本物の国内加工のうなぎの蒲焼。そう、思うとかなり・・・安いです。しかも、脂ののった大型サイズを
 使用しています。

 計算してみると・・・・このサイズだと、スーパーの国内産うなぎの蒲焼より、安い計算になります。

 是非、7/22は、丑の日は、花の舞 チムニーのフェアメニューのウナギの棒寿司を!
 7/22の丑の日は、「事情があって」・・・全店では、供給されないかもしれませんが・・・
 8月以降は、大丈夫?だと思われます。


 
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 石川県産の天然モズク、地元でも「絹モズク」といって、通常のモズクと違い、と~っても細い
 モズクです。ただ、それだと チュルチュル~と入っていくので、太いモズクも混ぜて食感を
 出しました。

 市販のモズクとは、大違いなのは、請け合いです。石川県では、居酒屋などの定番ですが・・
 全国的には、珍しい一品。

 海女さんが、採取してくるモズクを酢の物にしました。この価格なら、お買い得です。

 地元消費だけのモズクを東京で食べられるのは・・・・かなり、いいかと・・。
 私も石川県に住んで、初めて知ったモズクです。

 今の海女さんは、画像のようなスキューバダイビングスタイルで獲っています。

 総勢80名の海女さんが、獲るのですが・・・美人で若い3人の海女さんに登場してもらっています。

 この画像が効いた?のか、フェア実施前から、店舗発注の数量が凄くて・・・フェアが始まる前から
 フェア25日分のうち、初日発注で 予定販売数量の1/2が、なくなりました。

 欠品、必至で、現在、工場、フル稼働ですが・・・おそらく・・・というか、絶対、欠品だらけかと・・。

 運良く店舗にあれば・・・ご注文ください。フェア初日の数量は、大丈夫ですが、すでに2日目か3日目が
 危なくなっています。

 モズクの異物除去をしているのですが、予想外に異物があり、除去に手間がかかっているのです。
 天然物なので・・・しかたないです・・・。

 石川県の海産物を安く 都内の人たちに味わってもらうため、私の利益を極力少なくしています。

 なにせ・・・都市部を渡り歩いていた私です。 満員列車で 蒸し暑い太平洋側のサラリーマン同胞の
 ため、私が、「必殺」のプレゼンで採用してもらったので、是非!

 地方の幸せと都市部の苦しみ。地方の低収入と都市部の高収入の格差を埋めるのですっ!

 どうせ・・・・バイヤーに無理難題いわれて、四苦八苦するのは、私がすれば・・いいことなので・・。

 このモズク、都市部の企業戦士達に贈ります。
 地方の連中は、こんなものを当たり前に食っていやがるのか!と感嘆と驚愕を求めます。

 以上、広告なのですっ。
 

 
by simarisu10 | 2013-07-17 20:19 | 平社員営業フロア
天使の海老と葵の煌き ブルーシュリンプ その1
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部長代理・・・青という色は・・食欲をそそりません。

ただ、ガリガリ君などのように 涼感を押し出した、菓子類、飲料などには、有効です。

食欲をそそる色は、赤系・・・もし青系を用いるのなら。「色の対比」を用いないと有効性が薄れます。


今日は・・・私にとって・・・因縁深い ブルーシュリンプのお話です。

もう・・・この海老を最初の方から語れる人間が  いなくなりました・・・。


海老屋にとって・・・食欲をそそらない色をした ブルーシュリンプは、かなりの難物。


実際・・・これで 何人の海老屋が、業界から散っていったでしょうか・・。


また、私にとっても・・・因縁の深い海老なのです。


まず、業界でぐんぐん勢力を伸ばしているY社の新製品。

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葵の煌き(あおのきらめき)

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う~ん、まだ、試作段階なんでしょうね・・。欠点を指摘することができますが、なかなか上々の仕上がり。

さて・・・日本で一番有名なブルーシュリンプのブランドは、 「天使の海老」です。

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同じブルーシュリンプでも 養殖の仕方でここまで違います。

ところが・・・「天使の海老」・・・大ヒット商品なのです。

そして・・・天使の海老を日本で広めたのは・・・「私」ともいわれていますが、1/5くらいは、本当です。

今回は、Y社が「国内シェアNO1の「天使の海老」に対して、「葵の煌き」をぶつける格好になっています。
私は・・・どうでもいいことなので・・・どうでもいいです。

ブルーシュリンプは・・・あまり、係わり合いになりたくないからです。


さて・・どこから、話したらいいものか・・・。

ブルーシュリンプの話は、私の若い頃の話にさかのぼります。

う~ん、いまや、この話が出来る日本で数少ない存在になっているようなので・・・
語ってみましょうか・・。


若い頃の、私は、怖いもの知らずだったので、コンペジター(競合先)にもかまわず、売り込みに行きました。

当時(20年前以上)は、海老屋は、それなりに儲かっていました。大手に属している私が、競合先に
売り込みに行ったときは、警戒されたもの、そのうち・・・なぜか、その会社の休憩室で昼寝してたり、なぜか
支社長手作りの料理を食べたり・・・飲みに呼び出されるようになっていまいした。

だから・・・競合先(ほとんど敵会社)の情報をいろいろ知っていたわけです。といっても、自社にその情報を
漏らしたこともありませんが・・。なんといっても競合先の支社長から、「こら!今すぐ来い!うまいぜんざい
が、できたんや・・・」などと呼び出されて・・・会社には、得意先でトラブル発生と報告して・・・先では、
ぜんざいを3杯も食べて・・・「もう・・・食えん・・・甘すぎる~」と休憩室の畳でヒクヒクしていました。

競合先が、日本で初めて、ブルーシュリンプなるものを輸入してくることも・・知っていました。
自信、満々でした。
いつも競合先の休憩室の畳で昼寝しているような私ですから・・・
「売れ行き、どない?」(大阪弁で「どうですか?」の意味)と聞いたら・・・
「さっぱりや・・・・こりゃ、あかんで・・・あんな青い海老・・・」

若き頃の私は、あまり興味がなかったので・・・まったく、なにも思わなかったのです。

ある日、競合先のその会社の仲のいい商売仲間が・・・私に打ち明けました・・。

「うちの会社・・・・多分・・・もう・・あかん・・・・・。」

ブルーシュリンプの大失敗を始めとして、打ち出す、新事業が、次々と「裏目」に転じました。

その会社の大阪支社が、なくなったのは・・・それから、しばらくしてからでした・・。


その後、ブルーシュリンプを引き継いだ会社は・・・これも「失敗」。


ここで・・・一言、弁護しますが・・・ブルーシュリンプは、「美味しい海老」なんです。

しかし、ブルー(青)という色と 日本人が抱く 美味しさの「色」の意識とコスト面が、まるで時流に
あわないものでした・・・。


その美味しさから、逆に「プロ」が騙される海老だったのです。


マイナーな海老や知られざる海老・・・入手しにくい海老の商売が・・・なぜか若い頃から「副業」に
なってしまった木枯らし平社員・・・。

まさか・・・その後・・・この海老に付きまとわれる運命とは、まだ、その当時、知る由もなかったのです・・。

                                                   (続く)
by simarisu10 | 2013-07-15 20:33 | 平社員営業フロア
厚揚げで一杯やるのですっ!
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  ピコ係鳥・・・・まぁ・・そうなんですけど・・・。

  メァリィ社長から、長生きして欲しいなんて言われてから・・・これでも あまり飲んでない方です。

  以前は、まず、ビールを1リットル一気に飲んでから、さぁ・・・今日は、何を飲もうかなんて
  考えてましたからね・・・・。

  てっきり、自分は、アル中だと思っていましたら・・・どうも そうでもないらしく酒ぬきで
  半年くらいは、平気でしたので・・。

  福井のあつあげ・・・・。特筆ものです。厚揚げの消費量が日本一の福井県。

  原因は・・・コレ↓です。


  
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  厚揚げが・・大きいのです。また・・・値段が・・・高級品だと400円以上は、当たり前。

  というか・・・そもそも 厚揚げに高級品が、存在し、当たり前にスーパーに並んでいること
  自体・・・不思議です。

  で・・・味は、本当さまざま・・。というか・・メーカーによって・・品物がまるでバラバラ。

  薄揚げと書いてあっても 厚揚げみたいなものもあれば、中揚げ なるものも存在するのです。

  いままで厚揚げというと 焼いてしょうが醤油で食べるものと相場が決まっているのですが・・・。

  今日は、ナスとパブリカとナスと一緒に 豆板醤、コショウ、しょうが、醤油、岩塩で炒めて、ゴマ油で仕上げて
  みました。

  いいですねぇ~。テレビで朝、やっていたのを覚えて、適当にアレンジしたんですが・・・
  美味しいです。
 
  こだわりで 塩を岩塩とコショウは、ミルで挽いてから使うのです。
  

 
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  ご飯は、長いもを挽いて、おダシで味を整えて・・・とろろごはん。

  う~ん、シンプルながら、良い夕飯です。

  厚揚げもいいものなのです。 犬のココ秘書に厚揚げを渡すとむさぼるように食べていましたです。
  

  
by simarisu10 | 2013-07-10 20:53 | 平社員営業フロア
そういえば・・シンガポール 最終話 ジェーンさんありがとう!
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 いえ・・・こんなに長く語るつもりもなかったのですが・・・・。ついついという奴です。

 シンガポールを訪れた平社員。 滞在時間67時間のうち・・・あととうとう6時間です。


 最終日は、夜、11時までいなくても良くて、6時で終わることになっていました。

 本当にお世話になった、シャーリーンさん、ブレンショー嬢、鮮魚コーナーのみなさんに
 お礼を述べるのです。ブレンショー嬢の活躍もあり、こそっと何気に買っていたピアスを
 戦闘手当てということで最後に渡すと

 「サンキュー!ベルマッチ~~~!BOSS,バァ~イ~!」と言いながら、笑顔で飛び跳ねて帰って
 行きます。

 日本みたいに「どうもありがとうございました、今までご苦労さんでした・・」とかより、

 とっても あっさりして ライトな別れで 私好みです。

 さぁ・・て・・・私は、空港の手前の何駅か前でおりて、どこかの飲み屋でひとりで一杯やってから
 夜の11時の飛行機で日本に帰ろうと思っていたのです。

 よし・・・私の悪い癖、シンガポール放浪しちゃうのですっ!・・・・・普通なら・・・こうなるのですが・・。

 北陸物産展で 何故か?仲良くなってしまっていた ミセス・ジェーンさんとその娘さん。

 娘さんが・・私の処に来て「ママが、一緒にチキンライス食べに行きましょう~って、言ってますけど
 木枯らしさんどうですか?」とのこと。

 ミセス・ジェーンさんは、在日していたので 日本語がペラペラで北陸物産展の通訳さんもしていたのです。
 娘さんも日本で育ったので・・・ネイティブジャパンなのですっ。

 ということで、他の北陸物産展の方 数人と一緒でみんなでチキンライスにゴォ~なのですっ!
 
 で、ジェーンさんのバンに乗って・・・・チキンライスを食べに行くのですが、この時、凄い勢いで
 シンガポールの常識、知識を知ることになります。

 そして・・・なぞが、どんどん、解けていきます。

 ① 木枯らし平社員が 初めてチキンライス屋に入ったとき、私が相席OKと言ったにもかかわらず
   3人の若い娘が追っ払われた謎。
  
   A. そのラッキイプラザは、メイドの女性の溜まり場、若い3人は、間違いなくメイド。インド人の
     可能性高し。シンガポールには、カースト制度は、ないが中国文化とインド文化やマレーシアの
     文化、その他の集合文化。 そのため、シンガポールでも労働ビザで働くメイドさんたちは、
     立場の弱いものとなっている。 紳士扱いの私とメイドを同席させることは、大衆食堂なような
     ところでも・・・同席は・・・させないだろう。

 ② ブレンショー嬢は、間違いなくニックネーム。いろんな国の人間の寄せ集め的なシンガポールでは、
    本名で呼び合うと、とんでもなくややこしいことになる。例えば、ウィリアムさんと黄(コウ)さんと
    アドリアーノさんと田中さんが、一緒に飲むすると・・・発音も違うし、覚えにくい。
    だから、みんな一定の年頃になると、自ら、ニックネームをつけて名乗るようになる・・。

    また、ブレンショー嬢が、ハイスクールに行かないのは、学校でかかる費用がとんでもなく
    高いこと。また、シンガポールでは、教育水準が、非常に高く、良い高校に行くとなると
    一年の順番待ちは、当たり前。そもそも、大金持ちの多いシンガポールでは、少々の
    頭の良さでは、良いとは言えないかもしれないとのこと。
    大学生で起業して、かなりの年商を稼いで従業員ひきつれて・・それでも学校に行っているなんて
    珍しくもなんともないとのこと。

③ シンガポールに来たら、みんなシンガポーリアン。チャイニーズ系であろうとインド系であろうと
  母国は、シンガポール。インドのお祭りにチャイニーズが行けば、その逆もある。出身国の人たち
  の持ち込んだ文化でお祭りやイベントがあるので・・・割合、その手のものには、しょっちゅう開催
  されている。たまたまだが、明日は、インドのお祭りの初日。

④ 亜熱帯のシンガポールの百貨店にダウンコートが、並べられているのは?

   シンガポールは、事実上、東京の23区と大きさが変わらない。旅行といえば・・・すなわち海外。
  年中、気候が似たようなシンガポールでは、寒いところに行くのは、「楽しみ」のひとつ。
  ファッションとして ダウンジャケットが着れるのは、旅行の時ならではの楽しみ。


⑤ シンガポールにゴミゴミした、危険そうな場所がないのは?
   
   私の言う、ゴミゴミしたところは、中華街には、ある。アジア文化独特のゴミゴミさ?
   事実、ジェーンさんは中華街?なんかに旦那さんと一緒に屋台で飲むことが、珍しくない。
   それにシンガポールは、日本より治安が良い。もっとも場所によるが・・。
   繁華街は、まず安全。労働ビザで入ってくる人たちは、ひとたび、揉め事を起こしたが最後、
   国外追放。殺人事件なんて・・・まず、聞かない。
   ただ、国境に近い辺境部?は、非常に危険。

⑥ AKB48・・・・ジェーンさんの娘さんたちもハイスクールで踊っていたようです。
  特にAKBが、どうのこうのでなく・・。集団で踊るにちょうどいいらしいのです。
  曲にもよりますが・・・振り付けも練習すれば、出来る程度だし、ノリがいい曲なので・・。

⑦ シンガポールでは、車を持っていること自体ステータス。
  車は、なんと一般道を走っただけでも、独特のETCのようなシステムにより課金される。
  税金もかなり多額。これは、交通渋滞をなくすため。とはいえ・・・かなりの車が走っている。
  見たこともないスーパーカーが、たくさん走っているのは・・・金持ちの多い証拠。

  ジェーンさんのところも日本の一般年収に比べるとすごぶる多い。というか・・かなり多いらしい。
  旦那さんが会社を経営している為。
  それでも団地に住まい、古いバンを持って娘二人の教育費でやっとの生活・・・。
  
  まっ・・・どこでもそうですが・・・特にシンガポールの金持ちというのは・・・桁外れの模様。

  そんなことを聞いてるうちに ジェーンさんの次女を拾って行くとかで・・・遊びにいっている
  金持ち宅に車を向かわせます。

  そこは、コンドミニアム。 入り口に警備員がいて、身分証明と目的を告げると、ゲートを
  開けてくれます。また、入り口から・・・コンドミニアムまで車でも距離のあること・・。

  金持ちは、豪邸を構えるより、こんなゴージャスコンドミニアムに住んでいるんだそうです。

  基本的にシンガポーリアンは、政府の建てた団地に住まわないといけません。一戸建ては
  面倒くさいらしいのです。それなら、プールやあらゆる設備が完備して侵入者を許さない
  コンドミニアムの方が都合いいらしいのです。

  次女さん、ジェーンさんに「今日は、友達と一緒に遊んで楽しかった?」と聞かれると

  「相手のパパが、どっかの国の王様と話していて、リビングが使えなくて、友達の部屋で
  遊んでいたから・・・そんなに・・・」 みたいなことを言うのです・・。

  はぁ・・・パパが、リビングでどっかの王様と・・・・? はぁ・・・?

  私も小金もちの得意先と一緒になって飲みに行くのですが・・・さすがに王様と飲んだことはありません。

  他にもいろいろ聞いたのですが・・・・。

  やがて・・・目的の チキンライスのお店に・・・

  高級店では、ありません。でも大繁盛。路地にまで机を出して営業しています・・。

  これぞ・・・アジア・・ですねぇ~。

  店の天井からは、むき出しの鶏がいっぱいぶらさがっています。
 
  ああっ!こんなところ大好き!

  
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  ビール片手に料理の美味しさ、アジアの喧騒、亜熱帯の暑さ、楽しい会話、その異世界を
  楽しむのです。涙が・・出てきます。嬉しくて。

  一人で徘徊し、気に入った店で飲むのもいいのですが・・・こんなのもすっご~くいいのです。

  さらにジェーンさんは、私の他の日本人を連れてシンガポールの夜の街を観光させてくれます。
 
  「木枯らしさん、安いホテルなら・・・インド人街のホテルなら、安いよ」なんて・・・

  でも。。。インド人街・・・本当、インド人しかいなくて・・・夜の暗さと皮膚の黒さで
  異様な黒さをかもし出しています。人が・・・凄すぎて・・歩道と車道の区別ができないほど
  人が多く、車と一緒に人が歩いています。
  凄い、光景でした・・・。あの光景・・・一生、忘れることがないでしょう。

  日本より先進国な部分がありながら・・・いろんな国の文化が流入したシンガポール・・・
  まさに私の想像をはるかに超えた異世界。
 
  しかし、物価は、高く 教育水準も高く、貧富の差も激しく、軽い身分の差もあり・・・
  とても・・・生活していくには、大変な国。道路にゴミひとつばらまいても罪になります。

  でも、実際には、日本から見ると給料がとても高くても、シンガポールでは、貧民している
  サラリーマンが、路上で一杯やりだすので・・・日曜の朝は、それなりに散らかってます(笑)


  ジェーンさんからは、本当、数時間のうちに、とんでもなくいろんな経験と知識をいただいたのです。

  あまりにも楽しんだ、数時間でしたが、空港のターミナルまで送ってもらったので・・

  さらに空港で一杯、やっておりましとさ・・・。

  ありがとうございます・・・。ジェーンさん。シャーリーンさんもありがとうございます。ブレンショー嬢
  ありがとう・・・。

  また、シンガポールにいこうっと・・・。


  日本に帰ると、部下の女性と合流し、東京で商談会があったので羽田空港から直行します。

  たまたま、外人と英語で話す機会があったので、普通に会話していますと・・・
  部下が・・・「えっ?英語話せたんですか?」と聞きます・・。


  「いや・・・話せない・・・。あと2日で効力が、切れる・・。」と話します。

  部下との打ち合わせで、ちょっとしか日本をはなれていないにも関わらず、日本食の
  漬物や焼き鳥やサシミが食べたくて 居酒屋にいたのです・・。


  「その英語脳とやらは、わかりますが・・・さっきから、 カムヒア~!とかツービア!ツケモノ プリーズ
  とか言うのは、やめてくれませんか。私が、とっても恥ずかしい思いしているの知ってます?みんな、
  こちらを珍しそうにみているんですけど・・・。」


  いや・・・その・・わかるんだがな・・・一度、英語脳になってしまうと・・今度は、日本語に変換する方が
  面倒なんだ・・。

  部下をそうそうに帰し、コンビニで ビールや日本酒を買って、暗闇の中、ひとり公園のベンチで
  飲むのです。
  路上に座ってビールを飲んでた シンガポールの若いサラリーマン達が思い浮かびます。

  そうだな・・・日本でも・・・路上で飲むのも・・悪くないものだ・・星も見えるしな・・・。
  20時間前までは、シンガポールで飲んでいたんだよな・・。

  時は、10月の終わり・・・半そでのシャツしか持って行かなかった、私。
  しばらく経つと・・・シンガポールとは、違い、くしゃみを連発しはじめるのでした・・。 
 そう・・・日本には・・・「寒さ」が・・あったんだ・・・。
  まっ・・・それは、それでいいものです。

   「ダウンジャケットを着ることのできる喜び・・」か・・・考えたこともなかったな・・。
                                                             (Fin)


 
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by simarisu10 | 2013-07-08 18:58 | 平社員営業フロア
そういえば・・シンガポール 最終話の手前
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 そうですね・・。ど~こかぁ、と~~ぉ~くにいき~いぃ~たぁ~い。ですね。



  そうえいば・・シンガポール 最終話の手前なのです。
  (本当は、今回で最終話にしたかったのですが・・・)

  シンガポールでは、めずらしく、飲んだくれも・・・男の夜もしない 木枯らし平社員なのです。

  2日目は、早く寝たおかげで 朝早く起きることができたのです。

  この日は、日曜日、シンガポールの朝は、いいのですっ。

  
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  街に緑が多い・・・というか・・・巨大な樹木が多いのです。これは、強い日差しをさえぎる効果と
  いつ降り出すかわからない、スコールよけのためでもあるのです。
  
  本当、樹木と街が一体化。中には、樹齢百年くらすの老木まであるのですから驚き。

  さて・・・いよいよ、最終日、シンガポールに持っていた1200匹のカニと300kgの冷凍あまえびは、
  全部、売り切ることができるのでしょうか?

  すっかり、英語脳化している平社員。日本にいるときなんて英語が、まるで喋れないのですが・・・
  外国に行くと、そこそこ喋っているのは、不思議なものです。仕入先のインポーター(輸入会社)の
  社長に聞いたら、必要に迫られると、普段、使わない能力が表に出てきて、自然と喋るようになると
  いっておりました・・・。私も そう思います・・。

  伊勢丹の売り場にいくと、すっかり身体がなじんでしまって・・・

  おせっかいながら、他のコーナーの商品陳列を勝手にやってしまいます。
  開店20分前だというのに 陳列が荒れ放題。若い頃の経験ですばやくラーメンのコーナーを
  まとめていきます。

  わっ・・・品切れが放置してあるところが、ほったらかし・・・・日本じゃ、考えられない・・。

  と思ったところ・・・なんと、開店開始の20分後に、従業員が商品の補充を始めているじゃ
  ないですか・・・。これは、労働時間の契約により、時間外労働の手当てを払わないため
  効率の良い、働かせ方をさせているからなのです。日本人みたいにサービス残業なんかしないのです。
  だから、開店の準備時間から、閉店の片付け時間まで働かせることができないので、効率の良い
  時間帯だけを働かせるのです。

  英語脳な平社員、従業員の女性に話しかけ、日本の商品の売れ筋を聞きます。
  インスタントラーメンは、どれが 売れている?と聞いたら・・・この、コーナーじゃ、
  「うまかっちゃん」かな・・・と言います。

  「えっ?!」 日本のサッポロ一番は?「全然だめ」とのこと・・・他には、なぜか 抹茶ソバも人気。

  でも・・・もっと凄いのは、

  出前一丁と明星ラーメンとカップヌードル。 これは、売れている順番です。
  人種を問わず、買って行きます。出前一丁と、明星ヌードルは・・・。だから・・・この3種は、
  専用売り場が、あるのです。

  
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  ↓ これ分かりにくいけど「明星」ヌードルです。

  
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  明星ヌードルは、日本とガラッとスタイルが違うので はじめは、そうだと分かりません。
  それに・・・日本では、見たことのない「出前一丁」や「カップヌードル」です・・。

  海外で人気になっているのは、知ってましたが・・・、まさか、ここまでとは・・・。

  カニのコーナーで売り込みをするぞと 意気込んでいたら・・鮮魚コーナーから
  「もう、売らなくていいから・・・」との事。
  
  すでに2日目でカニは、持ち込みの半分以上、甘えびにいたっては、あと数十キロ程度。
  フェアは、10日間あるので・・最初の3日で 売り切れは、「まずい」との事。
  さらに甘えびは、日本から持ち込むのは、手間なんで、普段、使うように置いておきたいとの事。

  と・・・・なれば・・3日目は・・「遊び」 です。 気楽にやることにします。

  初日の大恩人の シャーリーンさん(女性)が、今日は、きています。
 
  「モ~ニン!」(Morning) と手を振ります。 と・・・・シャーリーンさん、寄って来て、
  「あんた、今晩、私と一杯やらないか?」と誘ってくださいます。
  「Sorry・・・tonight,I will go to Japan・・」と断ざるをえません。 すみませんね・・。
  
  カニ売り場の 相棒 ブレンショー嬢に あまり、がんばらなくていいからとジェスチャーとブロークン
  イングリッシュで伝えます。
  
  ブレンショー嬢、何回見ても美人です。ちょいと・・無駄話も始めます・・。

  そう・・・イタリアンとチャイニーズのハーフなの・・。どうりで・・。 えっ、広東語は、だめ・・中国語は
  北京語だけ?(シンガポーリアンは、7ヶ国語くらい話せる人は、とてもざらにいるのです。)
  生粋のシンガポーリアンなら、中国語と英語は、両方話せるようです。
  なんで、ハイスクール行かないの?えっ、それは、言いたくない・・。はい・・ブレンショーって
  ニックネーム? そう、やっぱり・・。で、どういう意味?顔を赤らめて恥ずかしそうにしています。
  相手が話したくないことは、聞かない主義なので聞きません。
  
  今度は、逆にブレンショー嬢から、私に物いいです。 

  えっ、BOSS(私)の 1ピース $15(ヒフティーン)は、$50(ヒフティー)にしか、聞こえない?
  そりゃ too expensive なカニだ。 Fの発音が、悪いって?

  ブレンショー嬢が、自分の唇を指差して、フッ~と発声します。私も真似て、やってみるのですが
  何度も駄目出しをやらされてOKをもらったところで 15(ヒフティ~ン)と発音してみると
  ブレンショー嬢が、「こりゃ、だめだ~」っという表情をしながら、「まぁ、さっきより良くなった」と
  いってくれます・・・。
  
  なんか・・・世話女房の素質あるぞ、ブレンショー嬢・・。私が、15の発音をすると営業妨害に
  なるようなので・・・なるべく「2ピース $25」と言うことにしました。1匹 $15、2匹で$25なのです。
  
  すっかり、リラックスしていると アングロサクソン系の白人に 声をかけられます。
  「美味しい味噌スープを買いたいのだが、君がチョイスしてくれないか?」との事。

  一日、何時間も客と猛烈な英会話をしているうちに ヒアリングもかなりの向上してます。

  どれどれ・・・まぁ・・・また、マイナーなブランドの お味噌ばかり揃えていること・・。
  白ミソがいい?赤ミソがいい? えっ?! あわせミソがいい!? なんで あわせミソなんて
  日本語知ってるの? なんて、話しながら・・・イチビキの無添加の合わせミソを選んであげます。
  「It's traditional  ア・ワ・セ・ミ・ソ」と言いながら。
 
  なんてやっていると、別のお客が・・「赤ミソは、どれ?」と聞いてきます。
  おっ・・・カクキュウの八丁味噌が あるじゃないですか。NHKドラマで宮崎あおいさんの働く
  モデルになった味噌屋さんで、名古屋在住時代も、このカクキュウの赤味噌が好きだったのです。

  選んだ、赤味噌を差し出すと・・・ど~も違うと言う顔のチャイニーズ系の夫婦。
  
  どうもデザインが、他の味噌に比べて地味なので・・・美味しそうに見えないみたい。
  派手なパッケージばかりの味噌を手に取ろうとします・・。(まっ・・・気持ちわかりますが・・・)

  今度は、白人の背の高い30歳くらいの人に呼ばれて・・「君の勧める、インスタント麺は?」と
  聞かれます。サッポロ一番の醤油味を指しますと
  「それは、美味しくなかった」との事。何味が好きなんだと言うと 「トンコツ」と日本語で言います。

  えっ!白人がトンコツラーメンが、好きなのか?!でも・・売り場には、「うまかっちゃん」しかないぞ・・。
  トンコツラーメン好きの私も真剣に考えます。「うまかっちゃん」は、美味しくない、もっと美味しいのが 
  食べたいんだと真剣です。シンガポールの 日本のトンコツラーメンの店でとりこになったらしいのです。
  
  しかしねぇ・・・インスタントに本格的なトンコツは・・・日本でもなかなかないぞ・・。
  この白人の気持ちが、同じトンコツ好きとして、よくわかりました。
  
  で、この売り場には、良いトンコツラーメンが、無いとはっきり言うと とても笑顔でサンキューと
  いわれて・・・なんか、心に暖かいものが沸きあがります。う~ん、この人に 臭くってあっさりで
  絶妙なトンコツを「粉おとし」で食べさせて、あげくのはてに「替え玉」を覚えさせてあげたいくらい。

  おそらく、彼の言う店は、「一風堂」でしょう・・。

  
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  日本には、もっといい店、いっぱいあるんだが・・・・。


  さて・・・ここまで、長々と書きましたが、 最終話です。ここで前半を終わり、このブログの
  More機能を使い。最終話 その手前、後半に移りましょう。


  

最終話その手前 後半は、こちら
by simarisu10 | 2013-07-06 19:27 | 平社員営業フロア
そういえば・・シンガポール その4
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 はい、ジョン部長代理とピコ係鳥・・・・チキンライスの話は、思わぬ事につながって行くので

 出番は、まだです。でも・・・今回くらいから 話せるかもしれません。

 後半は・・・ちと、展開が広がっていくのです。

 シンガポールに滞在できる時間は、3日だけ、よく、計算してみると66時間だけ。

 この66時間で私は、すべての目的を達成しなければいけません。

 人間社会の会社との約束、シンガポールの水産物販売の状況探索です。

 伊勢丹の売り場を ミス・ブレンショーに任せて2時間の約束で、シンガポールを探索するのです。

 まずは・・・高島屋さんのシンガポール店です。

 
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 シンガポールでの日本の水産物販売のパイオニアということで・・期待していったのですが
 期待しすぎていったので・・・ちょっとがっかり。も~っと凄いかと思ったのです。
 日本の水産物をつかったイートインもあるので期待していったのですが・・・・。
 期待せずに行けば、驚いただろうけど、ドキドキと期待していったらそうでもなかったという感じ。

 これなら・・・伊勢丹の方が1枚 上手かな・・・鮮度といい、値段と言い・・売れ筋の扱いといい・・。
 ただ、売り場は、ある意味圧巻。 これならどうだ~~!!っていう感じで品揃えは、こちらに
 軍配が上がります。


 ちなみに伊勢丹さん側は・・


 
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 似た感じでは、あるのですが・・・水産関係者として見ると、やはり鮮度と売れ筋の配分の差が
 あります。値段も伊勢丹さんの方が、良心的です。


 さて・・・木枯らし平社員的には、このブログに水産物の専門的な見地などで書き連ねるのは
 本意では、ありません。
 
 なんたって、シンガポールにきたんですぜ~

 ちょっとは、いろんなところに潜り込まないと満足できないのです。

 ここらへんは、2日目と3日目の話が混ざります。

 シンガポール!!シンガポール!! それは、私の興味をそそりまくったのです。
 
 まずは、私のひそかな楽しみは、 ディタイフォン!台北発祥の小籠包(ショウロンポウ)のレストラン。

 いまや、各国にできているのです。日本にもいくつかあるのですが・・・本場のそれに遠く及びません。

 ここで昼間からビールを飲みながら、一杯やるつもりでしたが・・・あえなく断念・・。
 凄い、行列ができていたのです・・・。

 くそっ!!ディタイフォンの上海店で味を覚えた私としては、日本以外で食べたかったのです。
 日本のは、ディタイフォンは・・・・・と~っても幻滅だからです。

 仕方ないので、シンガポール オーチャード通り 潜入作戦開始ですっ!

 
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 シンガポール「和民」のメニュー。店ができてから開店するまで半年かかったそうです。
 シンガポールでは、求人が、思いどうりにいかなかったらしいのです。

 
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 日本のウドン作りを見物するシンガポーリアン。よほど、めずらしいのか・・・ず~っと見ていました。

 
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 おっ、焼き鳥屋があるぜ!行列しています。 軽く一杯やるのも悪くないかとおもいきや・・・
 偽日本食の焼き鳥屋で・・・・焼き鳥なんてなくて・・から揚げと牛肉串なんかが・・・
 オイオイ・・・・せめて 焼き鳥らしきものくらいは、置いてくれ~。これが、なんで行列?!


 
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 シンガポールは、亜熱帯です。暑いのです。 偽日本食の「氷小豆 抹茶」が あったのです。
 これは・・・はずれないだろうと思って、買って食べると・・・・

  「微妙~~~ってか、これ、別物だよ~。でも、こういう食べ物だと思えば、食べれる・・」という感じ。

 氷小豆くらい簡単なもの、素直にコピーしてくれ~~~

 
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 おおおっ・・・これが、日本発で世界に広がった マクドナルドのテリヤキバーガーです。
 
 でも・・・サムライ・イズ ・バックって・・・照り焼きバーガーとサムライは・・・無茶振りすぎます・・。

 まっ・・・日本のテキサスバーガーと似たようなものか・・・行ったこと無いですが、テキサスに
 テキサスバーガーなんてあるはず・・・ない・・・と思います。

 テキサスのマクドナルドも普通のマクドナルドメニューだと・・・思います。

 私は、バーガーキング派です。シンガポールでは、近場のバーガーキングがWiFiできましたので
 日本との交信は、バーガーキングでスカイプしていたのです。

 私は、怪しげなところをうろつくのが大好き。 しかし、シンガポールのオーチャード通りには
 それらしき怪しいところが・・ないのです。

 仕方ないので・・いろいろ探索するうちに・・・・

 びっくりしたものをいくつか見つけます。

 ① AKB48 ショップ (こんなものが、なんでシンガポールにあるんだ!しかも客いるし・・)
 ② AKB48の踊りを練習しているシンガポーリアンの女子高生
 ③ アニメオタクが集まる、同人誌とか売る、夏フェス?でしたっけ?あれのシンガポール版
 ④ 日本のアニメショップ
 ⑤ 創業20年は、たっているだろうシンガポーリアンの雑貨屋の名前が「ミドリ屋」

 なんでだ~~。なんで、そんなに日本の文化が好きなんだ・・・私はAKB48といったら、
 上から真理子と板屋ともみ?くらいしか認識できません。

 一番、あやしげな建物が ラッキィープラザ とてもごちゃごちゃしていて 怪しげなテナントが
 いっぱいあるのですが・・・ それが、大きなビルでひとまとめにされていると・・・・狭い路地をうろつくのが
 好きな私にとって・・・・かなりトーンダウンします。

 しかし、ラッキィープラザにきたのは・・・そう!チキンライスを食べる目的があったのです。

 あまりにもごちゃごちゃしたテナントが いっぱい入っているビルなので・・・さすがにここの
 チキンライス屋を見つけるのは、苦労しました・・。得意の「嗅覚」がまるで役にたたなかったのです。

 店の名前は、忘れましたが チキンライスの美味しい店として 必ずランキングされる店。

 店に入ると 愛想のなしのおばちゃんウェイトレスが、注文を聞きにきます。メニューなんかありませんが
 壁に貼ってあるボロボロの紙で全てを理解し

 「チキンライス、プリ~ズ」と頼むと 「ベイクド?ボイルド?」と聞いてきます。えっ?ベイクドがあるんだ・・
 しかし、ベイクドチキンが好きな私は、ここは、ぐっとこらえて、正統派 ボイルドを注文します。

 
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 げっ・・・量が少ないと思います・・。まぁ・・・いいか・・これが・・・有名なチキンライスね・・・。
 
 なんか・・幻滅・・・。はぁ・・・。とため息をつきます。

 ところが、、一口食べた途端、私は、興奮してしまいました・・・こんな美味いコメの料理食べたことないと・・。

 それは、見た目以上のノウハウが、隠されていたのです。

 いや。おいしいのなんのって・・・・。でも、人により意見は、かなり分かれるはず・・。

 事実、日本に帰ってから、メァリィー社長に本場のチキンライスをコメまで選んで作って食べさせて
 あげたのですが・・・・「おいしくない・・」と言われたのです。シンガポール政府公認のキットを買って 
 持ち帰ったにも・・かかわらずです・・。


 店は、繁盛していていました。私は、一人なので4人用テーブルで一人食べていたのですが
 そこにシンガポーリアン(インド系)の若い女の子が3人やってきます。
 空き席は、私のテーブルしかありません。早食いの私は、あと1分もすれば食べ終わるので
 おばさんのウェイトレスさんに ブロークンイングリッシュとジェスチャーで「相席OKだよ」と
 伝えました。

 そうすると 愛想のないおばさんウェイトレスは、私に敬意を示す感じで しずかにゆっくり
 
 「No,Sir」 (いえ、できません) と首を振りました。

 そしてあろうことに 若い女の子3人を日本で表すところの「シッ!シッ!帰った帰った!」と
 身振りと強い言葉で追い返したのです。
 
 うそっ!(驚)

 そのチキンライス店は、それこそ薄汚い店でネクタイを締めて入る高級店じゃありません・・・・。

 なんでだ?

 その理由は・・・後半で・・・


 伊勢丹シンガポールのカニ売り場に戻ると、ブレンショー嬢がカニや甘エビをそこそこに
 売っていて・・・あと、私が加わって パフォーマンス販売したら・・・
 たくさん売れました(笑)

 2日目は、開店しばらくから、順調に売れていたので そんなに人だかりを意識して作らなくても
 実効販売時間が、長いため 1日目よりたくさん売れた上、甘えびが、「サシミシュリンプ」として
 大好評を博したので・・・・逆に残りの在庫の甘えびを心配しなくては、いけない羽目に・・。

 ミセス・ジェーンとその娘様となぜか、仲良くなっていったのは・・・その頃だったのでしょうか。

 自分の売り場だけでなく 回りを見る余裕ができてきたのです・・。

 伊勢丹の部長様が寄って来て・・・・

 「木枯らしさん・・・ずいぶん・・・売ったそうですね」なんて・・・

 実を言うと・・・私は、苦労のわりに売り上げも利益もあがらない損な商売だと思っていました。

 後で、知ったことなのですが・・・私がいた3日間は、北陸物産展では、私がダントツのトップセールス
 だったそうです・・・。ええっ・・あの程度で・・?

 チキンライスも食べたし、高島屋を始めとする シンガポール地場のスーパーの水産物の販売状況や
 販売形態も確認したし・・・カニや甘エビもこのペースなら、3日で全部を売り切ってきますと
 人間社会の会社に豪語したのも現実味を帯びてきました。

 2日目の夜は、緊張感がとけて、疲れが押し寄せてきて・・・ビールと北陸物産展で手に入れた日本酒を
 飲むと意識が遠のいて・・・・

 そのまま、眠りについた平社員でした・・・。 
by simarisu10 | 2013-07-04 19:01 | 平社員営業フロア
そういえば・・シンガポール その3
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 きょうは、珍しくピナ課長が、巣から出てきて散歩をしています。

 わたしは、ピナ課長が、一番、心配で気にかけているのですよ・・・。

 で・・・ピナ課長・・・シンガポールでは・・・・私にしては、珍しく飲んだくれてないのです。

 朝の7時半から片づけを終えると夜の11時だったので・・・Be tired・(疲れた)してましたから・・・。

 それでも仕事を終え、ホーカーズ(シンガポールの集合屋台型の大衆食堂)に一人、遅い夕飯を
 取りにいきます。

 観光客むけのホーカーズもありますが、私は・・・ぜ~ったい、観光客がはいりそうにもない
 薄汚いホーカーズに入ります。(基本的にそういうところに潜り込むのが好きなのです。)

 日本でいうと大型のスーパーにある フードコーナー(イートイン)が、近いです。

 でも・・労働者たちの盛り場的なところもあり・・・そりゃ・・汚いです。床に食べかすやビール缶が
 散乱して、カートを押しながら巡回している掃除係。

 疲れて、ど~でもいいと思いながら、中華料理のコーナーに行って、中華丼らしきメニューの
 ナンバーを告げ待っていると、店主が座って待っていろとジェスチャーを交えて言うので・・
 適当に座ります。店内を良く見回すとまぁ・・・いろんな人たちが、オカマ?らしきのもいれば
 労働者風の人たちが車座になり、飲んだくれていたり、若い女性なんかも・・・。
 
 おっ・・・アルコールのコーナーもあるじゃないか。。
 そこでビールを2本オーダーすると 「はい、二本ね~」と言われます。

 おや・・・「Two Beer Uhm~ Tiger beer ~」 と英語でオーダーしたのに・・・
 ああ・・・疲れて、聞き間違いか・・・・と思いきや・・・

 アルコールコーナーのお兄さん、「一本、二本、三本、」とニコニコしながら私にむかって言い始めます。
 なんでも・・・以前、日本食の店で働いていたそうです。(笑)でも、これしか、出来ない~んだそうです。

 妙なところで日本語に会ったな・・・・と思いながら、座席に運ばれてきた 正体不明の中華料理
 店のメニュー画像が不鮮明で 私が中華丼だと思ったのは、サメ肉の「おじや」だったのです。

 うわ~~~っ、腹いっぱい食べたいところに おじやか・・。魚より、肉とかの方がいいんだよな・・と
 思いながら食べてみると・・・・「絶品」です。
 
 美味しいのなんのって・・・サメが美味しいことは、知っていますが・・・中華風の味付けとマッチすること。

 
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 意外に量があり、満腹になります。 おおっ、いいね~ホーカーズ・・・好きになりそうです。

 一度、ホテルに行ってチェックイン。世界のあちこちにある ホテル リージェンシー。
 中級のホテルをとったにも関わらず・・・とんでもなくお洒落で豪華な作り。
 ホテル内部の画像がないのですが・・・。プールからとんでもなく素敵なバーから
 なにからなにまであるのです。

 
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 あまりにも素敵なバーがあったので 飲もうとおもいきや・・11時で終了していました。

 帰りがけにセブンイレブンで買った、サッポロビールとタイガービールとおつまみをたべるのです。

 ちなみに・・・シンガポールのセブンイレブンは・・・

 
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 こんな、キオスク風の店もあります。私としては、こちらの方が使いやすいのです。
 
 さて・・・ここからが私の悪い癖で・・・その・・・男の夜を楽しむために徘徊をはじめるのですが・・・
 一応・・・見つけたのですが・・・さすがに・・・・趣味じゃなかったのです・・・。

 あとから聞いた話だと・・・あれ、半分は、オカマだよとのことでした・・・。
 ふむふむ~と納得した平社員です。

 さて・・・シンガポールは、日本語が大氾濫しています。 ど~も、日本がブームになっている様子。

 道行く人の Tシャツに日本語で 「大飛勝」?だっけとか「龍気」?とか 日本語になってない日本の漢字
 がプリントされているのです。なんか、思わず、噴出す、恥ずかしい日本語のTシャツもありました。
 
 中国の漢字より・・日本語の漢字が 「かっこいい!」らしいのです。これは、私たち日本人にも
 言えることで わけのわからない英語がプリントされているTシャツなんかも きっと意味のわかる
 人から見ると、滑稽な英語がプリントされているのが多数あるはず。
 
 私がメァリィー社長から、プレゼントされた英語のシャツなんて、格好いいけど読んでみると
 動物の名前が羅列してあるだけのシャツでした。

 一番おどろいたのが 「ユニクロ」 と赤字のカタカナだけのTシャツを格好よさげな若者が
 着ているのです。

 オイオイ・・・と思ったのですが・・・・2日めに Missブレンショーが、着ていたTシャツは、ユニクロの
 ロゴだけが印刷してあるTシャツだったのです・・。

 きっと日本人が シャネルのマークの入ったTシャツを お洒落に着こなしているという感覚だったのでしょう。

 ちなみにシンガポールでのユニクロの評価は、高いらしく・・日本より、はるかに高額で販売されている
 上に、店は、凄いひとだかりなのです・・・。

 で・・・なんで・・・シンガポールが、日本ブームかって?
 
 説1 アニメの影響。若い頃から 日本のアニメを見ている若者にとって日本は、心の中で
     身近な国なのです。

 説2 日本食ブーム。 凄い数の日本料理の店があります。でも大半は、シンガポーリアン、特に華僑の
     経営している店で・・・「偽日本食」です。 本当の日本食の店は、高くていけたものではありません。

 説3 数年前、シンガポールで空前のヒットを飛ばした中国?映画があったのだそうです。
     その舞台の前半は、「北海道」が舞台。なんでも 大感動の映画だったらしく
    それから、日本グッズが売れまくったとのこと、特に「北海道」の文字があったら・・
    間違いなく受けるとのこと。事実、伊勢丹で北海道展をやると店の通路が、人で身動きできなくなる
    とのこと。
    日本の「冬のソナタ」現象と似ていますが・・・それ以上だった模様。

   偽日本食の店は、数多く見たのですが・・・・はっきり言って 大笑いできます!

   一番感動したのは、日本では、絶対ありえないブランドの日本酒のこも樽が、店の前に 
   デコレーションされていたのです。ご丁寧にも年号が書いてあり、製造日が昭和の初期で
   打たれていました・・・・。

   いや・・・もう、日本は、平成だから・・。こんなに新しいコモ樽が、昭和の初期のはずが
   ないって・・・と 一人、笑っておりました。いやぁ~日本の昔の写真を元に作ったんだろうけど
   よく、ここまで作ったよ・・・なんて・・。



   2日目

   この日は、ブレンショー嬢が、朝からキチッと出勤していました。
   でも・・・シャーリーンさんが出勤していません。鮮魚コーナーの日本人に聞くと
   店をかけもちしているとのことで 隔日でくるとのこと。

   
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   ブレンショー嬢も私も店の空気に馴染んできたので、自然にカニの販売ができるようになります。
   私の目的は、カニや甘えびを売ることもあるのですが、シンガポールの 日本の水産物の現状を
   探ることも使命です。1日目は、カニを売りすぎたので、2日目は、甘えびも売ることに。
   昨日のカニの販売を目の当たりにした、伊勢丹の鮮魚コーナーの日本人達も随分と
   私に好意的です。

   試食のあまえびの用意を頼むと、むいた甘えびと頭を素揚げして持ってきてくれました。
   ブレンショー嬢と2時間ほど一緒に販売すると、コツを飲み込んだようです。
   本当に賢い女の子です。一人で売り込みを始めました。

   I leave this place 2hours,OK? と言い残し、彼女に販売を託し、シンガポールの
   水産物の現状を探りにいくのです。

                                       (まだまだ続く)
  
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by simarisu10 | 2013-07-03 18:10 | 平社員営業フロア
そういえば・・シンガポール その2
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 いえ、ジョン部長代理・・・ピコ係鳥でチキンライスを作っても・・・採算があいません。

 シンガポールのチキンライス・・・あの、物価の高いシンガポールでも300円程度のものだったのですよ。


 シンガポールと言えば、チキンライス。でも・・・それは、日本のそれと大きく異なります。

 それは、おいおい本文中で・・・

 
 そうえいば・・シンガポール その2

 前回よりの続き

 伊勢丹シンガポールで カニを売ることになった 木枯らし平社員・・・。
 対面販売には、自信のある 木枯らし平社員もさすがに文化と言語の壁にはばまれ・・・
 想定外の大苦戦。

 一匹も売れないのです・・・。


 
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 シャーリーンさんのまくしたてる言葉から カニは、ベリィ~スウィ~ト (甘い)で売ることを覚えた
 平社員。

 早速、やってみるのです。

 Boiled Red Snow Crab、べりぃ~~すうぃ~~~と! Direct From じゃぱ~~ん!
 1cake $25~! べりぃ~~スウィ~ト オ・イ・シ・イ!

 おっ・・・お客さんが、こちらに反応しはじめました。 さすが、ベリィスィ~ト の威力でっす。

 しかし・・・それから、2時間語・・・やっぱり、一匹も売れない私がいました・・・。

 もう、呼び込みなんて や~めた。 とか、おもっていたら・・・・シャーリーンさんが、太った強面(こわもて)
 のインド人女性を捕まえて、 私のコーナーを指さしながら、一生懸命、説明しているのです。

 えっ・・・シャーリーンさん・・・(感動) えっ、、、関係ない私のコーナーのカニを売り込んでくれて
 いるのです。それは・・・なんと、本当に15分も続いたのです。
 私は、流暢な英語ができません。シャーリーンさんに加勢できずにお任せするしかないのです。

 心の中で「ありがとう」をくりかえしながら、笑顔で べりぃ~スウィ~ティ~ を繰り返す私です。
 
 結局、太ったインド人の女性は、カニを買っては、いきませんでした・・・。

 それから、しばらくした時・・・私は、驚きました。 また、シャーリーンさんが、さっきの太ったインド人の
 女性を捕まえて、私のコーナーのカニを指して売り込んでいるのです。

 えっ・・・外国で・・・いきなりで・・・こんな親切、初めてです。というか・・・なんで、あの女性なんだろ?
 おそらく?伊勢丹の食品売り場の常連で上客?

 あとで分かったのですが・・・彼女は、金持ちの家のメイドさんだったのです。
 夕食の献立で雇い主に 日本のカニが気に入ってもらえるかどうか、悩んでいたのです。

 で・・・・結局・・・やっぱり・・・買ってくれませんでした・・・。

 はぁ・・・・。日本に戻れんな・・。シャーリーンさん、ありがとうと 一礼しにシャーリーンさんのコーナーに
 行くと・・・親指を立てて ニヤニヤしているのです。はて?

 自分のコーナーに戻ると うら若き美人の女性がいます・・。Tシャツにジーンズ。 ただ、私のコーナーに
 私と一緒に立っています。

 美人です。若いです。

 私の 苦手科目は、「若い美人な女性」です。「若い」か「美人」のどちらかのキーワードが、外れると
 特に苦では、ないのですが・・・。

 ひたすら・・立ってます。一言も言いません・・。15分は、経ちましたか・・・。

 私は・・・・ハッ!と気づきました。 うちのコーナーのマネキンさん(販売補助員)だ!

 鮮魚コーナーの日本人に聞くと「そうだよ」とのこと・・・。

 ということは・・・こやつ・・・大遅刻したうえ、挨拶なしの自己紹介なしの・・・ええっ!!!!?
 
 私の苦手科目ながら・・・仕事は、仕事。 部下とみなし、カニを売らさないといけません。

 えっと・・・まずは、自己紹介からだな・・・

 お得意のブロークンイングリッシュで 

 ① 彼女の名前は、ブレンショー (うっ、そんな名前・・あったっけ?)
 ② 歳は18歳            (なんで、ハイスクールに行かないんだ?)
 ③ 日本語は、まるでわからない。
 ④ 相手は、緊張しているらしい・・。

 だめだ・・・・こりゃ・・・・。私は、中国人系のおばちゃんがマネキンさんと勝手に思い込んでいたのですが・・。

 よわったな・・・・と困っていること 数十分。

 いきなり、 シャーリーンさんが、やってきて・・・ミス・ブレンショーを捕まえて、
 少し離れた所に連れて行くのです。

 えっ・・・・ブレンショー嬢を 説教しているのです。途切れ途切れに聞こえてくる英語から
 
 「あんたねぇ~今、何時だとおもっているんだい?遅刻してきて、ぼけ~っとしてんじゃないわよ。
 いいかい、あんた、この仕事経験ないだろう?前にくる客を捕まえて、商品を説明して売りつけんのが
 あんたの仕事だ。いいかい、こういうふうに客の手をひっぱってまで捕まえて、売り込みな?
 わかってるかい?」

 ということを ジェスチャーを交えて 説教してくれているのです。すっかり、うなだれてしまった
 ブレンショー嬢。

 「まぁ・・・あんた、わかったようだから、元気だしてがんばりな!笑顔、笑顔」とでも言われたのか
 最後は、二人で笑っておりまして・・・ブレンショー嬢は、笑顔で戻ってきました。

 ふぅ・・・・何度も世話になるね・・シャーリーンさん・・・。

 よし!こちらも笑顔だ。 こいつだけは、全世界、共通だからなっ。と笑顔をブレンショー嬢に見せ
 二人で笑顔しあうのですっ。

 その時です・・・・あの太ったインド人女性が、やってきたのです。笑顔をふりまいている最中、
 気配も感じさせず、私の横に立っていたのです。

 「10ピース、〇△◇・・・」 

 「えっ?オーダー?」 すかさず、シャーリーンさんが よってきて カニを詰め始めます。えっ?えっ?

 さっき、シャーリーンさんが、親指たててニヤニヤしていたのは・・・あの時、売込みが成功していたから
 だったからなのです。生ものだから・・・一番、最後に買いに来てくれたのです。

 ということで いきなり10匹 販売・・・。唖然・・・ですっ。

 それを見て、興味をしめしたまわりのお客さんが、売り場を覗き始めます。そこで、すかさず
 ミス・ブレンショーが、たどたどしく、カニの説明を始めます。

 えっ?説明なんて、いつ、教えた?そうか、さっき、シャーリーンさんが、この娘にカニの説明を
 レクチャーしてくれていたんだ・・・。

 ありがとうございます。シャーリーンさん。

 あれ、また、オーダーが、入りました。私は、ここで 咄嗟に考えました。客の滞在時間を
 長引かさなきゃだめなのです。勝負は、ここです。
 
 ブレンショー嬢が、カニを詰め始めるのを制止しました。そして、お客の目をみて、うなずき
 私が、一匹、一匹、カニを手にとって ひときわ重いカニを選び。

 「It's GOOD!」と言いました。 お客さんが笑顔をみせてくれました。さらにそれを 油紙の袋に入れ
 レジ袋に入れ 値札を貼り付けます。

 と・・・すると・・・カニの爪が レジ袋を破り、飛び出しています。実を言うと、若い頃から、カニの年末販売は
 慣れていたので、「そうなることは、わかっていたのです。」

 そこで 爪を指さし「Oh! It's dangerous!(危ない)」と言い、飛び出した爪を折って
 さらに、もう一重レジ袋を重ねます。日本の特技「必殺、過剰包装」です(笑)
 
 そして、私は、肩幅に足を広げて 背中をまっすぐにして45度の角度でお礼をしながら
 相手にカニを手渡しするのです。
 
 若い頃に元スチュワーデスさんに教わった 相手に深い感謝を示すときのお礼の仕方です。

 この一連のパフォーマンスが終わる頃には、それを見物するお客さんがたくさんいました。

 それからです・・・売れ始めました!勢いが凄いです。人だかりがしているので、ますます、何事かと
 人が集まってくるのです。

 英語、中国語が飛び交います。 私は、相手の言葉を聞き取るのが必死です。
 
 How to eat?(食べ方) 私は、説明できないので用意していた画像とジェスチャーで
 必死に説明すると それを見ていたブレンショー嬢、私のジェスチャーにあわせて英語や中国語で
 解説を加えてくれます。そのうち、自分でもジェスチャーと英語でしゃべりはじめます。
 賢い女の子です。

 いつしか、必死に英語で説明する私の頭は、英語脳になり、知らず知らずのうちに英語でお客さんと
 対話を始めていました。

 ブレインショー嬢とも、いつしか息があってきました。目で会話ができます。
 あまりにもの販売に興奮してきたようで私を邪魔だとばかり押しのけてお客さんにカニを
 手渡しはじめることも(笑)
 事実、ひとだかりで、私たちは、自分の居場所さえ確保することが困難だったのです。

 売れ始めたのは、午後の2時・・・それは、午後7時まで続いたのです。売り上げ0だった私は、
 いつのまにか200~300匹のカニを売っていました。実質4時間ほどでした。
 
 ひとだかりの向こう側のシャーリーンさんと目があうと、両手のこぶしで親指を突き出し
 「やったね!」の合図を送ってくれました。

 Boiled Crab! ベリィ~スウィ~トなのですっ。(笑)

 (次回に続く)

 
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by simarisu10 | 2013-07-02 18:21 | 平社員営業フロア
平社員・・・そうえいば・・シンガポールに・・その1
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  いや・・・シンガポールのチキンライスは、美味しかったですよ・・。本当。

  
  昨年、ブログ休止中?に仕事でシンガポールに行く機会があったのです。

  伊勢丹シンガポールで 「北陸物産展」が開かれることになりました。

  ある、商談会で ちょっとでてみない?なんて話がありまして・・・・
  本気にしなかったのですが・・・伊勢丹側から、出展の依頼があって・・
  
  結局、私のわがままを通す形で 10日間の会期中 3日の参加を人間社会の会社側に
  取り付けました。

  本当は、人間社会の部下を赴かせる予定だったのですが・・・本人(複数♀)が「ぜ~ったい、イヤ!です。」
 
  なんていうものですから・・。

  という・・・私は、別の意味でイヤだったのです・。

  私を海外に一人で行かすと・・・ロクな事がありません。街中の狭くて暗い路地に入り込み
  ブロークンイングリッシュと手振りとノートに絵を書いて、飲み始めたり、挙句の果てに
  いわゆる「お持ち帰り」してしまったり・・・ロクな事をしないのがわかっているので・・。

  シンガポールは、初めてでしたが、わかりやすい国でさして苦労もせずに目的地の
  オーチャード通りの伊勢丹に到着します。

  なに・・・伊勢丹の北陸物産展だろ?相手は、日本人か中国系移民・・・それなら、私の得意と
  するところです。しかも、多少の英語が通じるなら、さして・・・苦労もするまいて・・。

  わたし・・・シンガポールという国をあまりしらなかったのですが・・・・・一言で言うなら
  模型の国 と私は、表現します。

  文化や歴史のなかで育ったのではなく、こんな国があればいいのじゃないかな、栄えるのでは
  ないのかなというのを 実験的に組み立てた国。そして、組み立てたあとに文化が創造されていると
  いう国です。
  
  私は、仕事で一人でいきましたが・・・20歳の女の子が、一人で旅行しても・・さして、苦労しないの
  ではないかと思います。

  私は、プライベートで海外に行ったことは、一度もありませんが、仕事で行く方が、断然、海外を
  楽しめると考えています。

  さて・・今回の話は、長くなりますので、はしょって行きます。滞在時間は、56時間、その間で
  全ての目的を成し遂げなくてはいけません。
 
  目的は、シンガポールでカニと甘えびを売ること。カニ100ケース、あまえび30ケースを売らないと
  経費がペイできません。

  具体的に言うとカニ1200匹、甘えび300kgを販売しないといけません。


  会場づくりする時間も前日から入れない私は、2時間で終えなくては、いけません。
  しかも売り場をデコレーションするための用品も日本からも持ち込み。

  荷物が嫌いな私は、考えた挙句、全てを紙と布だけでデコレーションすることにし、結局
  おどろくほど小さいスーツケース一つにまとめてしまいました。
  
  日本から下手に持っていくより、必要なものは、現地調達するのが私の主義です。
  早い話、私物は、パンツ、靴下、シャツ、ハンカチ各2枚でいいのです。ホテルで洗濯するので。
  携帯用の小型PCがあれば、全てが事足ります。あっ、そうそう、あと首からぶらさげるボールペンと
  手帳、コンサイス辞書と旅行者用会話本があれば・・・大抵の窮地は、乗り越えられます。
  切り札は、紙幣とVISAカード。

  さて・・・物産展の会場に着くと・・まず、驚いたのが、私の持ち場は、本会場ではなく、そこから
  離れた鮮魚コーナー。 
  
  さらに私のコーナーの狭いこと・・・

  
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   (カニに値札を持たせて お茶目感を出してます↑)

   これだけです・・・。このスペースでカニを1200匹売れってか・・・・。
 
   対面販売は、実を言うと自信があります。ど~も、素質があるらしく・・・ハマチを4000本かそれ
   以上を2人で3日で売ったことなんて・・何度もあるのです。一般消費者向けにこれは、偉業だと
   思います。

   要は、簡単なんです。売り込もうとするから、客が逃げるのです。歌と駄洒落でお客さんと
   会話をはかれば・・・いいだけです。

   「わっ・・・・今日は、ハマチがうれへんで・・・ハマチ・・・ハマチ・・ うん?なんか・・・
   思い出す。あっ、ハマチ真里や!」
   
   「あほっ!それをいうなら 天地真里や」と相方に突っ込みいれると年配のお客さんが笑ってくれます。

   こうなれば、こちらのもの。「にぃちゃん。おもろいで~」と言いながら売り場を覗いてくれます。

   「これ、ねぇさんみたいにピ~ッチピッチ、ほら、ハマチの目が、ねえさんに買って欲しいと
   訴えかけてるやろ、かわいそうやから、持っていきな。」

   などとやっていると、自然に人が集まり、誰かが、買うと一斉に買いだすのです。
   そのなると、逆に客から怒号が飛びます。「俺のは、まだか~!!はよせんか~」って。

   今回のシンガポールも この作戦でいこうと考えておりました。
   
   だから・・・売り口上、英語版をいくつか考え、実行する予定でした・・。

   で・・・・開店前に実験的に やってみたのです。

   現場で従業員相手に
   「さぁ~いらっしゃい、カニやでカニやで、おいしいよぉ~!ダイレクト フロム ジャパン ボイルド
   レッドスノークラブ、イッツ!デリシャス、ティスティ~ This プレイス まぁけっと~っぉ~、
   15ドル、15ドル ベリ~ィ チ~~~プ!」

   と日本語とブロークンイングリッシュを取り混ぜ、手拍子と腹からだす響く声で大声でやってみたのです。

   ところが・・・まわりの従業員の手がとまります。みなさん、日本人ではありません。
   そんな、みんながこちらを凝視しています・・・。

   ここで判断。 伊勢丹なのに日本の物産展を頻繁にやっているにも関わらず、この反応は、
   いままで、こんな呼び込みを使う 売り込みをやったやつがいないということです。

   でも、ここは、想定内。

   こんどは、マイルドに
  
   「はい、いらっしゃい、ハロォ~、クラ~ブ(カニ)、クラ~ブ、でりしゃす~~♪」と普通の声で
   言うかわりに、ピョンピョンと手拍子しながら、飛び跳ねる 視覚効果に訴えかけることにしました。

   そうしたら・・・・従業員達は、私から、目をそらしはじめたのです・・・。

   ははぁ・・・・これは、こちらでは・・・「危ない人」扱いなのか・・・・。

   弱ったな・・・・。


   得意戦法が、通じない・・・。

   まっ・・・様子を見るか・・・。

   開店と同時に入ってくるのは、中国系の人とインド人ばかり・・・・日本人なんて、いません。

   北陸物産展の本会場では、にぎやかに小さく 日本語で呼び込みしています。

   でも。。。英語で呼び込みしていないじゃん・・・。駄目じゃん・・・。


   さらに困ったことが・・・売り場にマネキン(販売補助員)が、付くことになっており、他のコーナーでは
   シンガポーリアン(シンガポール人)のマネキンさんが 一人ついていて、実際には、その人が
   主体で販売しています。

   私も最初の話では、マネキンさんに販売まかせて、木枯らしさんは、立っているだけでいいよという
   話でしたが・・・。   私のコーナーだけ・・・いない・・。

   孤立だ・・・。孤立無援では、ないのです。鮮魚コーナーには、日本人が数人いて、私の助けは、
   してくれるのですが、かなり忙しそうで、私の販売を手伝う余裕は、なさそうです。

   無策・・・・惨敗・・。 3日でカニ1200匹を売ると豪語して日本をでてきたのに・・・開店、2時間
   1匹も売れません。

   どーする・・・ど~する・・・。本会場では、そこそこに売れているようですが・・・、いまだ売り上げゼロ。

   考えろ、考えろ・・・。

   そうだ・・・朝、私に「おはようございます」と言ってきた シンガポーリアンのおばさんが、いたな。
   10メートル向こうにいるのです。なんか調味料のマネキンさんをしています。
  
   この人は、日本語が出来るかも・・・と近寄っていって、ブロークンイングリッシュで会話を
   始めます。結局、このおばさんは、以前、日本の物産展のマネキンをしたことがあるので
   「おはようございます。さよなら。ありがとうございます。」は、喋れるだけと判明しました。

   このマネキンさんは、シャーリーンさんです。

   シャーリーンさんに「あなたは、何を売っているんだ?」と聞いたら「シンガポールの有名な
   ジンジャーソースを売っている。美味しいよ。あんた、食べてみなよ」との事。

   どれどれ、試食してみると・・・これは、うまい。
   
   「他にもいろんなソースが、あるから ミスター、トライしてみろ」と言います。

   「いや、ジンジャーソースが気に入った。5つ買おう」 
   「あんた、あの売り場のボスだろ?」
   「そうだよ。」
   「ボスなら、1ケース(24ビン)買いな。」
   「いやだよ、日本まで持って帰るのにtoo heavy(重い)だ」
   「いや、ミスター、これは、4つ買うと割引になる。だから、8つ買いな」
   「OK,わかった」

   結局、シャーリーンさんにジンジャーソースを8つ買わされてしまいます。
   でも・・・これは、わざとなんです。これで、人間関係ができます。

   ちょっとシャーリーンさん、こっちきて・・・とカニの売り場に連れて行きます。

   で。。。これを「どうやって売ればいいのか」と聞きたかったのですが、適当な英語が思い浮かびません。

   面倒なので カニを指さして「What’s This?」 と聞いたのです。

   これは、シャーリーンさんが、このカニを知っているかどうか、どんな反応をするか、どんな評価を
   するかを知りたかったのですが・・。
  
   なんとシャーリーンさんが、怒り出しました。

   あまりにもの早口の英語でまくしたてるので、全部が聞き取れません。

   概要は

   「あんた、この売り場のボスだろ!なんで、このカニをしらないんだよ。このカニは、
   美味しくて、甘くって とってもいいんだよ、あんた、そんなことも知らないのかい。
   あたしゃ、日本に旅行したことが、あるんだよ。このカニは、と~っても甘いんだよ!」

   ということだそうです・・・。


   この時、私は、シャーリーンさんにまくしたてられているにも関わらず、やった!と思いました。

   彼女の言葉に大ヒントがあったからです。

   カニは、ティスティ~でもなく、デリシャスでもなく、 ベリィ~スウィ~ティ(甘い) と表現するんだと。

   この時点が、変化点(ターニングポイント)でした。シンガポールで私に残された48時間は、
   劇的に変化していくのでした。

                                            (続く)

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by simarisu10 | 2013-07-01 20:09 | 平社員営業フロア
茎わかめ2
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 いや・・・・・取扱説明書・・・取り説をみておくべきでした・・・。
 いや・・・・行動が率先するのが、私の悪い癖

 
 いえ・・・・茎わかめをどうにかならないかと・・・考えたいたのです。
 いえ・・・なにせ日本人が摂取しにくい微量栄養素を豊富にふくんでいますし・・。

 ただ・・・もう少し、やわらかくならないかななんて・・・思いまして・・・。
 ただ・・・もっとネバネバしていたら、健康的な食料に見えるかなとも思いまして・・。

 そうしたら・・・・確か、多糖質は、アルカリ溶液と反応したかな・・・と思いだしまして・・・・。
 そうしたら・・・・ネバネバが、増すはずですよねって・・・。

 さっそく・・・アマゾンで炭酸ナトリウムでアルカリ性にすればいいとおもいまして。
 さっそく・・・届いてすぐに目分量で適当に溶液を作って漬け込んだのです。

 こんな 茎ワカメが↓

 
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 こんな風になりました。↓

 
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 ここまでは、大成功なんですが・・・炭酸ナトリウムがPH11にもなる、強アルカリです。
 ちょっとくらいならいいだろうと口に含みました。

 とても食べれたものでなかったので、酸で中和する必要があるのです。手近な酸と思って
 人間社会の台所をさがしたら・・・土佐酢しかなかったんですよ・・。

 すこしずつ、加えて、中和のポイントを探ります。そのたびに口に茎ワカメを口に運ぶ、平社員。
 でも・・・土佐酢に含まれている酢(酢酸)の含有量は、たいしたことがないらしくて・・・。
 
 なかなか、中和できないので何度も口に運びます。

 ああっ・・・これで中和ポイントだと思ったときは、わりかし・・・アルカリ茎ワカメを食べていました。

 それから・・・・しばらくすると・・・

 「胃が・・・いた~い!」となりましたとさ・・・・。

 よ~するに 適当にやったので、使用濃度の数百倍の強アルカリ溶液でやってしまっていたのですね。
 濃度が数百倍になってもPhは、対して変わらないのですが・・。

 薬品を使用するときは、ちゃんと取り説を読みましょう・・・。

 ほとんど、薄めたキッチンハイターを少しずつ飲んでいたようなものです。

 酢酸がなかったのが、今回、痛かったのですが・・・よく、考えたら机に カルシウム溶解剤があったのです。
 あれで・・・・中和すればよかった・・・と思っても 後の祭り。

 ネットで強アルカリ剤を飲んでしまったときの対処方法を調べると、「下手に酢酸を飲むより
 牛乳を飲めと・・・・」載ってます。

 そんなとき、目の前にヤクルトのおねえさんが、とおりかかります。

 「牛乳ない?」と聞いたら、あるけど、予約済みとのこと・・・。

 緊急事態なので 商品を全部見せてもらったら ヨーグルトがあります。

 「これだ!」

 ヨーグルトを2つ買って、急いで食べます。そういや・・・胃腸薬もあったのです。

 メァリィ社長が、医療関係者なので 勝手に彼女の本を読んで薬の知識がついています。
 
 医者にもらった薬を治っても、余った分をそのまま、かばんに放り込んでおく平社員。

 かばんを探ると・・・この場合に使えそうな薬を2種類 発見・・。

 1時間後には、快方にむかい、数時間後には、もとにもどりました・・・。

 今度は、茎ワカメを柔らかくして、粘りをだすためには、もっと弱いアルカリ度を示す
 炭酸カリウムか、市販の食用重曹あたりにしておくのです・・。


 あっ・・・そうそう・・・中和剤として・・・お酢も買っておかなきゃ・・・。

 「あのね、薬は、多く飲めば、早く効いたり、良く、効いたりするもんじゃないの。ちゃんと決められた
 分量を決められた時間に飲んでこそ最大の効果がでるの。あなたみたいに、面倒くさがりやで
 朝と昼の分を一緒に飲んじゃう人が、一番、いけないの。しかも、あなた、見てると無茶苦茶適当に
 飲んでいるでしょう・・・。お酒で薬のんだり・・・。あれ、やると阻害効果や相乗効果があって
 予想外の事が起きるの・・・」
 
 と・・・・メァリィ社長に言われているのですが・・・・。つい・・・性格でね・・・。どうも、きっちり守るより
 先に身体がうごいてしまうんですよ・・・。はい・・・・。いい勉強になりました。

 

 

 
 
by simarisu10 | 2013-06-28 20:33 | 平社員営業フロア