カテゴリ:海老資料室( 49 )
dockシュリンプ
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これ・・DOCKシュリンプと言います。一応、カナダで食用海老となっているのですが
製品としてお目にかかったことがないため、木枯らしも実物をみたことがありません。

カナダ産のスポット海老などが生息する海域に生息するものと思われますが。
学名からみてタラバエビ属なので・・・・きっと美味いにちがいありません。
↑(勝手にゴーインに決めつける・・。)

誰か木枯らしの代わりに買いつけてきてください~。
by simarisu10 | 2004-11-25 07:04 | 海老資料室
これ・・小指ほどの大きさのモンタグイなんです
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検品の時、ロシア甘エビ(南蛮海老)から出てきた全長が小指ほどの大きさのモンタグイ
です。

モンタグイも甘えびもタラバエビの仲間で雌雄同体です。小さいときは雄で大きくなると
変換期を経て雌になります。

しかし・・・このモンタグイ・・相当小さいにも関わらず、卵を持っています。

モンタグイはもともと大きく育たないので、この大きさからメスに性転換するのでしょうか?

甘エビの類なら確実に雄のサイズなのですが・・・。

それとも・・・早熟なのをたまたま見つけたのだろうか・・・。
by simarisu10 | 2004-11-15 06:16 | 海老資料室
とやま海老とクーンストライプシュリンプのハーフなんだろうか?
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これは東サハリンでとれた「トヤマ海老」もどき・・・。というか・・・カナダやアラスカでとれる
クーンシュリンプに近い種類のようです・・。

模様はクーンシュリンプに近いのですが・・・。第一のハサミのあつ手の長さが左右不対称
で長いほうの手が異様に長くて柔らかいのです。

うーん・・・これは新種なのかな・・・。味はおいしく、トヤマ海老のそれとは違うものの
いいのではないでしょうか・・。
今回のサイズはトヤマ海老のBSS(50尾前半タイプ)なのですが・・・・タラバエビの仲間に
しては珍しく、このサイズで内子を持っているのです・・・。

タラバエビ属は雌雄同体なので、トヤマ海老に換算するとこのサイズは雄で内子などは
持たないはずなのですが・・・。(クーンストライプ海老もこのサイズは雄)

ひょっとして正式な学名もないかもしれない珍しい海老ですが、商用ベースで発売します。
珍しい海老が好きという変な人はお問い合わせください・・。そんなに数量がありませんが・・
(笑)

でも異様に長いクニュクニュの柔らかい脚が・・・謎です。長い方の柔らかい脚で餌を取り寄
せ、短い方の脚で口許に餌をもってゆくのでしょうか・・・。

進化の過程が謎です・・。
by simarisu10 | 2004-11-07 21:45 | 海老資料室
アルゼンチン赤海老検品
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アルゼンチン赤海老のクレームがきたので検品に行った所・・・久しぶりに笑ってしまいました。

さて・・・上の写真のどちらがクレームのきたしなものでしょうか?一つは良品。一つは悪い
品物です。

さっ・・・上か下か・・・どっち?正解は↓























上の色の赤いほうが悪い品物です。おそらく緩慢凍結品(急速凍結と逆の意味)です。

アルゼンチン赤海老はもともと半透明な海老で鮮度が落ちるにつれ死後発色します。
もとから相当赤い体色のアルゼンチン海老もいるのですが、その場合は上品な赤色を
呈するので判別がつきます。今回のクレームは冷凍状態ではなんともなにのだが
解凍後の変質が激しいというクレームでした。

しつこくアルゼンチン海老のとにかく赤いのをくれ~というお客さんに上記の鮮度落ちを渡して
あげると、しばらく赤いのをくれ・・と言わなくなってくれます・・。薄い色のほうがいいですよ
と説明してもなかなかわかってぃれません・・・・。

みなさんも木枯らしの悪徳商法にだまされないようにしましょう!(爆)
by simarisu10 | 2004-11-05 08:00 | 海老資料室
うーん、とりあえずハコエビの仲間とでも呼んでおこう
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これペルーでとれた・・・変な海老です。伊勢海老の仲間なのですが、結局、正体が
よく分からなかった海老です。漁獲数量が少ないので商業ベースには苦しかったのですが

一応、生食可能です。食べる部分が少なく、見た目の大きさの割りにお得感の少ない
海老でした。

これに類似した海老がペルー以外にも 棲息していますが、これもやはり商業ベースに
いまのところはのっていません。
by simarisu10 | 2004-11-04 08:30 | 海老資料室
インフォメーション
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部長・・・秋ですね・・・。ちょっと、寂しげな、その表情・・。

世の中の女心をがっちりつかめること請け合いですっ。

ハードディスクが壊れてから、PCにインストールしてある、お料理ソフトが使えなくなって
しまいました・・・。(悲) シリアルナンバーの控えをなくしてしまってどうにならなかったり。

会社の人にそれを話したところ、いい料理サイトを教えてもらいました・・・。

↓ここです。

クックパッド

なるほど、これなら私の持っていた料理ソフトに匹敵する品揃えです。

それから私が愛読している「一日一魚」というサイトであまりにも綺麗なツノナガチヒロ海老
の写真がアップされてました。

↓ここです。


一日一魚

よろしければどうぞ~
by simarisu10 | 2004-11-02 08:20 | 海老資料室
紅筋海老
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これ・・・中国の紅筋海老です。あまり知られていないのですが、グリシン、アラニン(海老の
旨味成分)の含有量がグラム当たりの含有量が海老類の中でもトップ、またはトップクラス
に入る海老です。

最初に見たときはイメージが良くなく、汚い原料だったのですが、某所からの要望に
より木枯らし仕様に変えてみました。

やり始めてから足掛け、3年になろうかという製品なのですが、ここに来てようやく素晴らしい
という製品が仕上がりました。

一年の内、決まったシーズンにしか取れない海老なので、製造工程の変更や規格変更が
一年の内で1回しかチャンスがないので、これぞっという製品に仕上がるまで3年近く
かかったわけですね・・・。ふぅ・・。

この紅筋海老は、主に加工用に使われます。身は美味しいのですが、旨味が強すぎて
どうにかすると海老臭く、市販用にはむきません。

海老せんべい、海老のかき揚げなど、少量でも海老の風味を強く求めるものに
使用されます。

単価も非常に安く、もっともっと世の中で使用されてもいい海老だと考えていますが・・。

まだまだ、知名度の無い、マイナーな海老ですが、なかなかの庶民派な海老なのです。
by simarisu10 | 2004-11-01 08:09 | 海老資料室
アルゼンチン近況
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アルゼンチンが極めて少なくなってきております。外洋部(政府管轄域)は6月までの
禁漁が決定。(これは陸冷品主体なので対日向けは、ほとんど無いため影響無い)

内湾域(州管轄)がこれから2月頃までの禁漁の噂(ほぼ決定か?)

また、最近、全体的に漁が思わしくなく、禁漁が解禁されたからといってもすぐに
とれ始めるかどうかは不明な状況。

国内に残る在庫もフリー玉はヒネ物主体であるのだが、年明け、すぐに賞味期限を
迎え始めるものが多く、ストック在庫にはむかない・・。

このため、2月以降の供給は困難を極めることが予想されます・・・・。

あまり手の打ちようもない事態なのでさっさとあきらめましょう。
by simarisu10 | 2004-10-29 08:07 | 海老資料室
モンタグイ
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これは赤海老エイト、初公開のロシア産、モンタグイ海老です。

赤海老の近縁種ですが、赤海老ほど味が濃くないのが特徴です。

赤海老ほど大きくならず、薄い赤地の殻の上に芸術的なサイドストライプが特徴です。

今回の品物はブロークンが多く、仕立てが悪いため商品になりませんが、きっちっとした

形にすれば結構いい商品になります。

今ほど、表示義務がうるさくないときは、木枯らし、これをカナダ産赤海老として売っておりまし
た。
そのときはカナダ産でしたが・・・。これの味を味わったとき、これは関西向きだと直感して

あるだけの数量を買い、関西で売り切りました。あっさりした味わいながら、味が薄いとは

感じさせなかったのです。思惑はあたり、小口の注文で、早い回転の小口注文で、あっと

いうまに捌けてしまいました。今日、久しぶりに食べてみましたが、相変わらずおいしい海老

です。甘エビの2級として扱われているのが誠に惜しいですね・・。

この海老を見て美しいと感じるのはわたしだけでしょうか?
by simarisu10 | 2004-10-25 22:21 | 海老資料室
中国の川海老
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今日は川海老のお話を

日本で根強い需要のある川海老ですが、そのほとんどが中国産です。揚子江の流域の南北
にある淡水湖の周りの川で採れます。湖北省洪湖市、江蘇省の洪澤湖の周辺が主な産地で
す。同じ地域で2種類の川海老がとれます。白っぽい淡蝦と青っぽい青蝦です。青い川海
老のほうが多めにとれる模様です。湖北省のものは5-8月から、江蘇省のものは
8-10月が漁期になります。私はこれを見るといつも釣り餌の海老を連想します。が実際
これを釣りにもっていっても釣り餌には大きく、食欲をそそらないのか魚は飛びついてくれま
せん。人間にはこっちのほうがいいのですが・・・・
by simarisu10 | 2004-10-20 07:52 | 海老資料室