私の自信になる言葉
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ちゅん!  はぁ・・部長・・・最近・・太りました?最近・・帰りが遅いので・・・つまらない・・。

はぁ・・なるべく早く帰るようにしますね・・。

私には人生の師匠と仰ぐ人物がいます。かつて、私はテレビ局にアルバイトディレクター(笑)として在籍していたことがあります。(単にアルバイトをしていただけなのですが・・
通常、雑用係はアシスタントディレクター通称ADと呼ばれるのですが、わたしはアルバイトなのでアルバイトディレクターでした)

さて、私の仕事に、競艇番組の担当がありまして・・・・。その時、組んでいたディレクターが
私の人生の師匠と仰ぐ人物なのですが・・。

あっ、そそっ。競艇のお話もあわせて書いてみましょう。競艇の番組を担当するとなると、
なんと競艇のビップルームに自由に出入りできるようになります。そこには競艇の関係者が
ずらっと・・腰掛け、特等席で競艇を見ることが出来ます。そして・・競艇関係者のお仕事と
いえば・・・競技の監視なのですが・・・・実をいうと・・・関係者のみなさんは・・・みんな競艇を
しています・・(笑)

そのせいで出入りしていると、関係者のみなさんとあっと言う間に仲良くなれます。
時には声をかけられ・・木枯らし君、財布の中身、全部4-7や!などと教えてくれる?ことも。

はっきり、言って競艇にあまり八百長はないと思います。

というのも・・競艇関係者が・・・
勝っているのを見たことがない気がしないから・・。 

しかし・・ある程度の情報はあるんですね・・。
というのは・・・船やエンジンの情報はわかるんです。
今日のだれだれの何番艇は、あれ・・艇が水吸っちゃっているんだよね・・・
だから、速度がでないんだ・・絶対、勝てないとか・・
何番エンジンはオーバーホールしたところだから、今は出力あるよ・・とか・・あのエンジン
なんでもないのに不思議に吹け上がりが悪いんだ・・・などなど・・。

大抵、絶対ダメだといわれる艇は・・・なるほど勝った試しはなかったですね・・。

競艇に出入りしていると、何故か自然に仲良くならざるを得ない?不思議な人たちがいます。
予想屋さんです・・。とても得体のしれない人物ですが、彼等も情報が欲しいので、本当は
入ってきちゃいけない関係者ルームに入り込んできます。新参の予想屋さんは出来ませんが古参者は黙認されています。

彼らは結構、見た目がきついのですが、いい人達です・・時々怖くなるときも・・・。

予想屋さんは、さすがにプロです。朝からの練習風景をみて、必死になにやらノートに書き込んで怖い顔で考えています。
で・・・そこそこ当たります。自分の予想を紙切れに書き入れて、お客さんに紙切れを握りつぶして100円で売ります。人気レースになると人だかりがします。

で・・・・時々、大穴を当てます。

でも、自分では絶対賭けないそうです・・・欲が予想を鈍らせるそうです。

私も競艇が少しは分かってきた時、このレースの予想はなんて書いたんですか?とか聞きます・・・。

3-7.・・・?!  えっ・・・そんなん、来るはず・・・・ぎゃっ!(ギロリと睨みつけられる) 

「新聞に書いてある本命なんか書いてて、予想屋は勤まらん・・・・」

はい・・仰るとおりで・・。

「いいか、俺達予想屋だって当てなきゃ客がこねぇし・・あまり当たらないと
この競艇場から追い出されるんだぜ・・」

えっ、そうなんですか?

「おうよ、あの端っこの田中なんて、ここ数日のレース、全部ボウズだ・・・あれは・・追い出されるぜ・・・だって、そうだろが・・・ハズレばかり書いてるやつなら競艇しらねぇ、あんただってできるだろうが・・・。
競艇場もな・・・そんな奴にいられると迷惑なんだよぉ~。」

は・・・はぃ・・・。

そそっ、予想屋さんの言った名文句を・・・

「いいか、兄ちゃん、競艇なんて絶対やるんじゃねぇぞ・・・

いまどき、汗水垂らして働いても、少しの金しかもらえねぇ・・
だのに、ここ(競艇場)に来る奴ときたら、勝ちが数百円だと・・・怒りやがる・・・その、数百円を得るために働いてみな・・そんな馬鹿はいえなくなるぜ。
競艇の順位を予想するだけで儲かるなんて、そんな美味い話ありゃしねえ・・そんなうまい話なら、日本の国民、みんな競艇、やってらぁ・・。家を失った奴もいる、牛を失った奴もいる(この競艇場は三重県なので松阪牛は凄い財産)・・。
兄ちゃん、まともに働くのが一番ってこったあ・・・。競艇やる奴は、みんな馬鹿だっ!」

との事です・・・。この予想屋さんは、色々お話をしてくれました・・元暴力団の方でしたが、
散々、辛い目にあってきたそうです・・・(これだけで一話できるかも・・)

わっ、話が大脱線・・。テレビ局にいたときは色々おもしろい話があるので気が向いたら書いてみましょうか・・。

さて、私の人生の師匠のお話。

番組のなかで師匠の出番は、メインレースです。自分がディレクターなのにカメラを私に渡して・・自分は解説者と一緒に実況を始めます。

解説者は禿げており、ディレクターも禿げてます。二人の禿げが解説していて、好き勝手なことを言ってます。面白すぎてバッチリ絵になります。

もちろん、二人は競艇場では有名人で、ただの禿げていらっしゃる人なのですが・・禿げが見えると・・・競艇ファンのかたは やや、遠巻きにしてくれて尊敬の念を示してくださいます。

二人の解説・・・いい加減なのに・・・前述の予想屋さんのほうが凄いんだけどなぁ・・。

さて、この師匠の口癖は「自在!」でした。

「ええか・・・木枯らし・・・競艇には先行(前半飛ばし型選手)とかマクリ(後半追い上げ型の選手のこと)とかおるやろう。ええか、あんな奴らはだめなんだ・・・。
何故かというと、自分のことを先行やらマクリやと頭から決めてかかっとるからや・・・自分を自分で型にはめとるんや。
でもな、自在というスタイルのがおるやろう。
あいつらは先行とかマクリとか、自分で頭で決めとる選手を見て、自分のスタイルを自在に変えとるんや
こういう奴が一番つぉい!
俺らもそんな風にならんといかんのや・・・・ええか、俺らは自在じゃ、強いだっ・・・人生、自在で!!」

「はい、私達は自在ですっ!!」その後、二人で高笑い・・・。

いまでも、ここぞっという商談は、あまり下調べをしません。自在だからです。相手のいうことを聞き、場を見、行動を変化させます。下調べやバッチリの資料などを持ってゆくと、どうしてもそれに頼ってしまうので、相手の言い分と違う内容だと・・そこで負けちゃうので・・。

だから、資料をもっていっても、私はそれを渡すだけで、使わないことが多いですね。

ここぞっと、いう商談の時は、自分に「自在っ!」と言い聞かせて、商談をします。
いつも上手くいくとは限りませんが・・でも、自信がつくんですよね・・・・。

人生は    「自在ですっ」
by simarisu10 | 2004-09-08 20:08 | 局ネタ
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