アリューシャン海老
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 部長・・・・感涙です・・・。

 最終回までに間に合いました・・・。 
 
 この幻の海老の画像をなんとか アップしたかったのです。

 この海老は・・・新種です。 私は、確信します。

 
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 通称:アリューシャン海老 (北海道 羅臼産)

 業界用語で言う 本ボタン 和名 トヤマエビ を真っ赤にしたような海老。

 私も一度、トヤマエビと並べて 違う部分を探した事があったのですが・・体色以外、あまり差異が
 なかったのです・・・・。

 でも・・・この海老・・ボタン海老にそっくりでも・・ボタン海老ではなく・・

 モロトゲアカエビ属 ではないかとは、思っていたのです。

 額角(がっかく)と呼ばれる 角 の部分に その特徴があります。

 幻の海老というのは・・・滅多に漁獲されないどころか・・この業界に棲む私でさえ入手は、困難を
 極めます。

 10年ほどまえでしょうか・・。とても大量に漁獲された年があって・・・その時、初めて存在が業界の
 中だけで知られるようになったのです。

 美味しさは、普通のボタン海老と変わりません。
 
 しかし・・・程よく成熟したアリューシャン海老の卵は・・・キャビアなんて目じゃないくらい美味しいのです。
 これは、和名:ヒゴロモ海老、通称:ブドウ海老 にも共通する特徴。

 さらに ブドウ海老は・・・これまた、ボタン海老(トヤマ海老)とそっくりの姿をしながら、モロトゲアカエビの
 仲間なのです。

 ボタン海老⇒タラバ海老属と それに類似する モロトゲアカエビ属の特徴として・・・

 タラバ海老属は、小さい卵を多く持ち、再生産性が高い。モロトゲアカエビ属は、卵が大きく、抱卵数が
 少なく、再生産性が低い。

 のです。

 現在、この海老、赤海老エイト、このブログを通じて知り合いになった先生のもとに送り、詳細を
 調べてもらうことに・・・。


 赤海老エイトで取り上げたりしたことで・・・すでに新種らしき海老は、これで4種がノミネートされます。
 そのうち1種は、世に報告されることになりました。

 英語で書かれた、その掲載文の末尾に私の名前がかかれ、感謝の意味が書かれておりました・・・。

 赤海老エイト・・・やってて・・・良かったのかも・・・と思います。

 ノミネートする4種の中にある・・・1種の存在は、それを新種と認めないとすることで・・・
 海老の世界で激震が走る種類があるそうなのですが・・・。
 
 私が発表してしまうと・・・まずいので・・墓場まで、その秘密は、持っていくことにしています・・。
 
 最終回も近いし・・・この程度なら・・いいですよね・。
 
 この海老の画像を送ってくれた 札幌のM氏に感謝いたします。
by simarisu10 | 2009-09-18 17:39 | 海老資料室
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