夏の夜のお話・・
「夏の夜のお話」

このお話は少々・・・怖いので・・・夜読むことをお勧めしません。お嫌なひとはスペースをグ~ンと空けますので・・・・文字が目に入る前に逃げてください。
















   
これは、本日起こった、実話です。オチはありません・・・。



今朝、会社に入ると、携帯の着信ランプがピカピカ光っている・・。こんな・・朝早くに電話が
来るのは大抵、市場関係者から「荷物がきてないぞぉ~」という電話にきまっているのだが・・。履歴を見ると・・・???昨日の商談相手の会社の社長からである・・。

緊急事態発生か・・・?

すかさず、会社から電話をかける・・。電話の向こうでH社の社長の、暗い声が・・・。

「木枯らしさん・・出た・・・・でた・・今、ホテルなんですけどね・・・」

でた?ということは「幽霊ですか?」

「馬乗り2回やられた・・・このホテルはは御社の得意先のホテルじゃないよね・・・」

「ええっ、違います・・えっ、えっ、えっ・・・すみません、すみません、すみません(以下略)

夕方、社長と私の共通の知人から、詳しい話を聞くことができた・・・。
こういうことだった・・・。

N社長 (以下N氏) は、ホテルで寝ていたそうである。すると廊下から、音楽が聞こえ始めた・・・・結構、大きな音であったので目をさましたらしい・・。

その時である・・・ドアノブがガチャガチャっと・・・音をたてたそうである。

明かりをつけて室内を見るがなんの異常もない・・・。N氏は、今、夜中オリンピックが開催されていることを思い出し・・・テレビを見ていたそうだ・・・。

ただ・・そうこう、するうちに眠くなり・・・・・寝ようとしたとき・・・
上からふってきたそうである・・・男の霊が・・。まさに、バサ~ッと襲いかかってきたそうである。

まだ、寝る前なので、はっきり、意識はあったそうだ・・。顔も見えていた・・。
しかし、N氏が「どけっ」と発声すると・・・霊は素直に消えたそうである・・・。




ところが・・・また、寝ようとしたとき・・・ば~さ~っ・・・・・きたそうである。全身、金縛り。今度はさっきより、顔が寄り近くにきたそうである。

もう、声はでなかった・・・。そこでN氏は心のなかで問いかけたそうである。
「こんなことをしても、僕はあなたのお話を聞いてあげることはできない・・・。」結構、長い時間
問いかけていたようなのであるが・・。

そうすると霊は、消えていったそうである。



そして翌朝、私に電話をかけてきたという寸法である。そのホテルは社長に依頼されて、私がとったものである。来客の多い私は、いわゆる使えるホテルを5-6軒、リストアップしている。今回のホテルはリストアップしながらも、一度も使ったことがなかった。なぜなら・・いつもいっぱいなのである。なるほど、インターネットで見る限り、安いわりには立派な部屋なのだ。

いつもは予約のとれない、このホテル、その日は当日予約にも関わらず、ガラガラで部屋数
限定のインターネット予約、特別割引(普通の部屋より500円安い)の部屋も空いていたので
それを予約しておいたのである。

ホテルが私の会社の得意先でないことを確認したN氏は、フロントに苦情アンケートを持って差し出したそうだ・・・。それを見たフロントは・・・・「やっぱり・・・」と言ったそうである・・。

平謝りするフロントの話を総合すると・・・こうだ・・・。以前から同様な事態は何度か起こったらしい。いずれも共通するのは、廊下の音楽とドアノブのガチャガチャであるとのこと。
すでに霊の身元も判明しており・・・・ホテルの目の前を通る、高架の新御堂筋で死亡した
若者であるらしい。音楽は死ぬ間際にきいていた音楽であるとのこと・・・。

ひととうり、説明を終えた、フロントは最後にこう付け加えたそうである。


「これに懲りず、また、お越しください・・。」 ※ (普通、二度といかないですっ!)


ホテルでの宿泊料金の返金、その他はなかったそうである。
その、ホテル・・私の住んでいるところから歩いて10分かからないところにある・・。

大阪にお越しの際は・・・木枯らしにホテルを頼んでみませんか・・・あなたのために、また
そのホテルのインターネットの部屋数限定、特別割引の部屋を予約してあげます・・・。

さっきから・・・部屋のテレビが・・・様子がおかしいんですけど・・・。まさか・・・。いひひひっ・・。
by simarisu10 | 2004-08-20 01:24 | 平社員休憩室
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