平社員、北アルプス 焼岳を登るの巻(後編)
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 前回までのあらすじ・・・

 北アルプスの焼岳に登った平社員・・・帰途、道に迷ってしまいました・・。



 目指すバス停が・・・見つかりません・・。
 
 コンパスを信じたのがいけなかったのでしょうか・・・。そういえば・・コンパスのそばに
 携帯電話がありました・・。磁石の針が安定しなかったので・・・それが原因か・・?

 
 車道を歩いていくのですが・・・徒歩だと車道は、とても不利・・・。

 徒歩だと登山道の方が、早く歩けるし高度差も稼げます・・・。
 
 やむなくS字カーブの続く、上りの車道を 串刺しにするようにして・・・道なき道を
 登ります・・・。

 早い話・・・道を無視して山道のように・・斜面を登っていくのです・・。
 こんなとき・・登山靴は、便利・・・。といっても・・それなりに悪戦苦闘します・・。

 そんな折でした・・。一人のおば様が登山の格好をして車道を歩いていました・・。

 おや・・私みたいに道を迷ったのかな・・・?

 お互い、不審そうに見つめあいます・・・。

 「あの・・・中の湯のバス停って・・・わかるでしょうか?」

 おそるおそる、声をかけます。

 「あれ? 下にありませんでした?」

 「いえ・・それが・・見当たりません・・。」

 「でも・・下です。この上にバス停があるはずありませんから・・・」

 「ありがとうございます。助かりました。」と言って歩き出したら・・

 おば様が・・・
 
 「乗せていってあげましょうか?」との事・・。
 
 おば様は、私のように道に迷っているのではなく・・道端に車を止めて山に登っていた
 のです・・。

 迷惑かけるのでお断りしたのですが・・
 結局、乗せていってもらう事になりました・・。

 最終的な行き先を告げると・・・結局・・バス停どころか、車を駐車してあるアカンダナ駐車場
 にまで・・旅の道連れよろしく、乗せてもらう事に・・。

 お互い、山は、好きなので・・車の中で山の話題で話が弾みます。

 「主人と山に登ると・・主人・・歩くのが遅くてね・・。だから、二人で出かけるときもあるけど
 一人で登っちゃう時もあるのよ・・」
 
 「夜明け前、この道を車で走ると・・気温が氷点下だったのでしょうね・・。樹木が、真っ白に
 凍り付いて・・・それは、とても幻想的で夢のような世界・・」

 などと・・・話は、つきません。どうやら、北アルプスには、相当前から登っていらっしゃる
 みたいです。
 
 登山を終えた後、入浴するのに最適な温泉の情報などを色々と教えてもらいます・・。

 あっというまに・・・アカンダナ駐車場に・・・。

 「これも・・・なにかの縁ね・・気をつけて」 と車から降ろしてもらいました・・。

 はい・・そうですね・・、ありがとうございます。
 また、北アルプスのどこかでお逢いしましょう・・と心の中で
 申し上げながら・・・お辞儀をする平社員なのでした・・。

 車の中での話し・・・いろんな事を話したのですが・・結構、ためになる話ばかり・・。
 車で送ってもらった上に・・いい話を聞かせてもらって・・・。感謝しきりなのです。

 さて・・おば様から、教わった温泉場を探したのですが・・・勘違いをしていたため
 見つかりません・・・。

 それらしきところに・・入ったのですが・・ 違ったみたい・・。

 
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 ↑は、平湯神社の横にある、平湯民俗資料館の中にある露天風呂。
 寸志を払い、こんな露天風呂に入れます・・・。
 身体を石鹸でゴシゴシは、洗えませんが、なかなかにいいです。
 登山の疲れを心地よく癒せます。 

 お勧めです。

 おば様が言っていたのは・・・平湯の森 という宿泊施設だったのです。
 エイト社に帰ってから調べてみてわかりました。

 今度は、ここに行きましょう。

 そうそう、私を送ってくれた おば様ですが・・・こんな事をおっしゃったのです。

 「山に登って帰ったら・・・。疲れた顔なんて見せないで・・。山の景色が良かった~とか
 風が気持ちよかった~とか。もう、感動しまくりとか・・・。

 山で味わった幸せを言葉で周りに分けてあげるの・・。そうするとね、周りの人も自然に
 笑顔になっていくの・・。
 山で感じた幸せは、まわりの人をも幸福にしちゃうの。

 だから・・ねっ・・・あなたもそうしてあげなさい。」

 はい、わかりました・・・。

 木枯らし、平社員、北アルプスの焼岳に行って・・素晴らしい景色に感動して・・
 山の上でいろんな人と会話して、笑顔して、かな~り楽しかったです。
 それに・・山から降りても・・・おば様との出会いがあって・・・と~っても、幸せな気分に
 なりましたのですっ。そうそう、寸志を払って入る、無人の露天風呂も鳥の声を聞きながら
 貸切で入れて・・・気持ちよくって、体がポッカポッカでした。

 みなさまに報告しちゃいますっ!なのですっ。

 
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by simarisu10 | 2008-11-05 19:12 | 平社員休憩室
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