中南米ピンク海老の巻
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 今日は、朝の2時から、市場の売り場で海老の試食会を開いていた木枯らし平社員。

 金沢は・・・・全国でも珍しい 生食海老文化の土地。

 でも・・その反面、加熱用の海老は・・・重要視されていません・・。

 それならば・・・

 やっちゃうのですっ!

 
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 加熱用海老で・・天然海老で・・・食味に関して最高峰、ブラジルピンク海老を試食
 させちゃうのですっ!

 東京、大阪では、数量割り当て販売になるほどの人気海老・・。
 
 ところが・・・北陸では・・・まったく売れていないのです・・・。

 海老屋の私でさえ・・・この海老なら大枚はたいて、自腹で買っちゃってもいいくらい。
 それくらい、素晴らしい海老。
 
 透明かつ上品な甘味、しっかりした食感、丸い魚体は、寿司海老にしても天ぷらにしても
 美しいのです。ただ・・・値段も相当、高いのです・・。

 ところが・・・試食会の反応は・・・まるで駄目・・・。みなさん、美味しいと言ってくれないのです。
 
 おかしいな・・・。

 でも、ある有名ホテルの板前さんだけは、じ~っと見て立ちすくみ、この海老から離れようとしません。
 ああっ・・味がわかったんだな・・。
 私は、そっとビニール袋にいれて海老を手渡してあげました。
 
 この海老のインポーター(輸入者)の会社の人と一緒に試食会をしていたのです・・。
 北陸にも この海老を売り込もうと長年、奮闘している彼が漏らしました・・。

 「北陸は、生食海老文化の地だから・・・この海老の凄さがわからないんです・・。
 ここでは、加熱した海老は、ご馳走じゃないし・・・。
 お寿司にも生食の海老を使うから・・・・。

 だから・・結局、値段が焦点になるんです・・。この海老とスーパーで売っているようなバナメイ
 海老を値段で比べようなんて・・・。

 フェラーリと軽自動車を値段で比較して、安いから軽自動車の方がいいと言っているような
 ものです・・・。

 どうせなら、車えびをポルシェにたとえて・・・このフェラーリと比べてもらいたいものです・・。」

 う~ん・・・この言葉・・海老屋の私の涙を誘います・・・。

 大阪で働いていた頃でも、この海老、スーパーのバイヤーに試食させてすすめたところ、
 採算度外視で店頭に並べてくれたものです・・・。

 そもそも、入手すること自体が難しい海老なのに・・・。

 文化の違いを感じました・・・。

 さてて・・・残った海老は、エイト社に持ち帰り、天ぷらにしちゃいますっ!

 
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 オイシイ~!うまいっ! ヒャハッハッハッ!

 美味しいものは、幸せを呼びます。いいのですっ!ビールがグイグイすすみますっ。

 ヒャハッ!

 フェラーリは・・・やっぱり、美味しいのですっ!

 高級割烹か頑固オヤジのいる寿司屋さんか、ソバ屋さんでしかお目にかかれない海老
 です。

 そうですね・・・もし、一般で手に入れられるとしたら・・・

 以前、私が売り込んだスーパーで・・まだ使っているとすればですが・・・
 
 大阪の南部を中心に展開するチェーンのスーパーに、市販用として並んでいるかも
 しれません・・・・。

 かなり期待薄ですが・・・。

 海老のフェラーリ・・・おすすめですっ!
by simarisu10 | 2008-10-17 18:55 | 海老の倉庫
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