マギロっ!
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 えっと・・・マギロ・・じゃなくてって・・マグロなのですっ・・。

 ピナ課長・・・・ギ・・では、ないのです・・。


 市場の現場に偉そうにドカッと座っていると・・・

 向こうから、太物売り場の係員が近づいてきます。

 ちなみに太物売り場とは、マグロやカジキの大型魚を扱う部署です。

 「木枯らしさ~ん、いりますかぁ~?」

 彼がもってきたのは・・・いつものとうりの・・・マグロの尾っぽです。

 
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 私が好物だと知ってか・・・マグロの検品用に切り取ったマグロの尾を持ってきてくれる
 のです。

 「木枯らしさん・・いつも、これ、いったいどうして食べているんです?」

 「ユッケだよ。」

 「これ、天然の上物ですから、ネギトロにしてやってくださいよ」 (弱い強制)

 「そ・・・そうか・・」 (受け流し・・)

 「うまいっすよぉ~」 (実感がこもる・・)

 「そ・・・そかっ・・・」 (たじたじ・・・)

 「たまんないすっよぉ~」 (目をみつめて、語気を強める)

 「わ・・・わかった・・・やってみる・・・」 (平社員、降参)

 
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 と・・いうことで・・・混ぜ物は、ネギ以外、一切なしのネギトロを造ります・・。
 これでネギトロ丼を作るのです。

 おおおっ・・・なるほど・・今回のは、上物だ・・。うまいぞ・・。
 (↑何度ももらっているうちに・・・マグロの味が分かってきた平社員)

 ネギトロも混ぜ物なしで作ると・・・どうしてなかなか・・。
 (市販のものは、ラードなどの混ぜ物が入っていることがあります。)

 筋子から作った自家製のイクラ醤油漬けにも加勢してもらいます。

 い・・・いけるのですっ。  なかなか、どうして・・。

 これだけの上物なら・・・・刺身にもしてみるか・・・


 
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 おおっ・・腹の部分と違い・・ちょっと粉っぽさが残るものの・・・下手な赤身よりも美味しい。
 
 マグロの尾っぽの部分って・・・美味しいのです。中トロの塊とでも言ったらいいような・・。


 で・・・やっぱり・・最後は・・・好物のユッケ

 
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 荒く刻んだマグロに ゴマ油、醤油、砂糖、コチュジャンを適当に混ぜたもので合えます。
 これを冷蔵庫で30分寝かして、卵黄とゴマとネギを加えたものです・・。


 うまいっ!これは、うまいっ!

 ああっ・・普通にマグロを買ったのでは、こんな料理にしようとは思いません。

 もったいないから・・・。

 でも・・・これ、やっぱり、美味しい・・。

 ああっ・・・駄目だ・・・とろけてしまう・・・(意味不明・・・)

 機会があれば・・是非、お勧めするのですっ。

 安物のマグロで十分なのですっ。

 水産業界にいて・・・本当に良かったのです・。

 
by simarisu10 | 2008-09-07 20:21 | 平社員営業フロア
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