エコと食べ物についての お話 その1
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 ちょっと・・独想しますのですっ。


 画像は、某大手スーパー用に用意されたマスの切り身なのです。

 ところが・・・店頭に並んで・・しばらくしたら・・・売り場からはずされたのです・・。

 理由は・・色が悪いので・・売れないから・・だそうです。

 この商品を納入している会社が他に売り先を見つけられず・・木枯らしが勤めている会社に
 「いくらでもいいから、売りさばいてくれ」と商品を送ってきました。

 木枯らしは、卸売り市場の荷受という、市場の根幹をなす会社にいるのです。

 建前上、荷受という職業は、正当な理由なくして、生産者からの販売依頼を断るわけには
 いきません。(実際には、少し違うのですが・・)

 送られてきた商品については、販売努力をしなければいけません・・・。

 スーパーが巨大企業化してきた、今、卸売り市場の機能は、スーパーに役目をゆずりつつ
 あります。

 でも、今回のようにスーパーに販売を断られた商品は・・捨て値同然で卸売り市場に販売を
 委託される事もあります。

 古い食品流通システムが帳尻を合わせているようにも思います。

 しかし・・・本当に美味しいものは・・・市場でなければ手に入らなかったりもしちゃうのです。

 で・・・今回・・色の悪いマスの切り身ですが・・・・多分、聞いたら、ビックリするような
 値段で販売を委託されたのです・・・。とんでもなく・・安いのです。

 市場の人間は、目利きなので・・商品をみただけで・・

 「ああっ・・・これ、色が悪いけど・・・美味しいんだよ~」と言うのです。

 木枯らし・・・ためしに、家に持って帰って焼いてみました・・・。調味料は、一切なし。
 フライパンで素焼きしただけ・・・。


 
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 いやぁ・・・・美味しい!ビックリです。なるほど、この美味しさ、安さだから・・・
 スーパーに納入が決まったのですね・・・。

 でも・・・見た目が悪いから・・・・売れない・・・か・・・。
 それでもって・・売り場をはずされた・・・。

 営利面だけで見ると・・・仕方がないのでしょうが・・。

 これ、スーパーで売っている、妙に色目のよいマスの切り身に比べると
 格上の美味しさ。

 おかしい・・おかしいのです・・。

 美味しくないけど色目が良い商品が売れて
 美味しいけど、色目の悪い商品が駆逐されていくのです・・・。

 この手の話は、ゴマンとあります。

 そんな時、金沢に来てから知り合った、水産加工メーカーの社長から、
 ちょっと、うちの会社に寄ってくれない?と電話が入ったのです。

 
                                     (続く)
 
 

 
by simarisu10 | 2008-06-27 20:07 | 平社員休憩室
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