ボタン海老が空輸されてきたのですっ。
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 ふ~っ・・・とんでもなく久しぶりにコンタクトレンズをはめたら・・・

 頭がフラフラします・・。やっぱり・・眼鏡の方がいいのです・・。

 さて・・・この間、業界仲間がカナダからボタンエビを活きたまま空輸するというので
 金沢の市場にもつけてもらいます。この海老、正式には、日本ではスポット海老と
 呼称されるのが望ましいのです。(厚生省の指導より)

 
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 う~ん・・・キレイだ・・・。

 生きている海老は、美しいのです・・・。6月から8月、カナダのバンクーバーの
 中華レストランに行くとこの海老が活魚水槽に入られています。
 
 カナダには、華僑の方が多くいらっしゃいます。やはり、中国の方も日本人と同じくらい
 海老が好き。でも・・・カナダで漁獲される海老は・・甘えびの仲間かボタンエビの仲間。
 そこでカナダの中華レストランでは、この海老が料理に供されます。

 このため、生食というより・・生かしては、おくけども・・加熱して食べるのです。

 でも・・・これは、正しいのです。生きている海老を刺身で食べても・・・全く、おいしくありません。
 やたら、コリコリして、酸っさを感じます。海老は・・・死んでから冷蔵状態で24時間程度
 放置したものが美味しいのです。

 これは、海老の死後、自己消化がおこり、身の蛋白質をアミノ酸等に分解するためです。

 金沢で食べる甘えびが美味しいのは・・・これに理由があります。

 金沢港に甘えびが着くのは、夜の7時から10時ごろまでくらいでしょうか。
 しかし、実際、それが飲食店や家庭で食されるのは、翌日の昼から夜だからです。

 そう・・・ちょうど・・食べごろなのです。(笑)

 
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 海老は、死んでしまうと・・・一気に美しさを失ってしまいます・・・。

 これを目にするたび・・生きていることは、輝き続ける事。命は、その肉体に常に輝きを
 もたらしている・・。どうせ生きるなら、くすんで光るより、海老のように澄んだ光を放って
 生きたいものだ・・。なんて・・思うのです。


 生きているボタンエビ、得意先に持っていって試食をおこないます・・。
 みなさん、興味ありげに寄っては来るのですが・・食べようとは、しません。
 木枯らしが、海老を殺してあげますしょうか?と申し出ると・・・
 とんでもないという風に手を振る人が多いのです。

 エビといえども、命が目の前で失われることに罪悪感を覚えるようです。

 でも・・海老を見つめる目は、食べてみたいなぁ・・・と語っているように思うのですが・・。

 もう、カナダの海に戻しては、あげれない運命なので食べてあげるのが正しい選択では
 ないかと思うですが・・・。


 こんな時、女性は、強いのです。若い女性は、自分で頭をちぎってむき身にして
 食べてくれます。普段、料理などでなれているのでしょうね。この若い女性、
 一緒に来た若い男性に私がむいて食べさせてあげようか?などと言っています。

 でも、その男性は、とんでもないというふうに首をふります。
 
 結局、試食会に参加してくれた方は、30人ほど。
 女性は、かなりの高確率で試食してもらえましたが、
 男性陣は、少数の試食派を除いて、海老を観察しているだけ・・。

 日本男児のいくじなし~。たまには、お魚でもお料理しなくっちゃ駄目ですっ~と
 思った木枯らしなのです。
by simarisu10 | 2008-05-30 20:28 | 平社員営業フロア
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