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赤海老エイト3周年記念 木枯らし平社員と不思議な図書館(後編)
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 昨日の昼・・・塩ラッキョの仕上げをしていたのですが・・つまみ食いしたところ
 あまりにもの美味しさにやめられない、止まらない状態に・・。
 そうなると昼間からお酒がほしくなってしまって・・。

 塩ラッキョと夕ごはんに仕込んでおいた焼き鳥・・この二つと味の良い日本酒・・・。
 
 いつのまにか・・・と~っても気持ちよく・・すやすやお休みしておりました・。
 
 起きたのが・・・結構な夜中・・。仕方ないので・・お風呂に入って・・
 またまた・・自分で自画自賛する美味しさの焼き鳥と日本酒を・・・。

 ということで・・昨日は、更新をお休みしてしまいました・・。では・・気を取り直して・・。


 前回までのあらすじ・・・

 高校3年生の若き日の木枯らし・・。布団に入ってしばらくすると・・
 経験したことのないような異空間にとばされてしまったのです。
 そこで脳の中におびただしいイメージを流し込まれてしまいます。
 そして・・異空間から目を開けることにより、簡単に現実の世界に戻れることを
 知ってしまいます・・。

 
 木枯らし平社員と不思議な図書館(後編)

 図書館が地球の生命のイメージを無機的に流し込んでくる中、私は、そのイメージを
 拒否をしたようにも思うのです・・。

 次の瞬間・・おびただしいイメージは、一挙に暗転したのです。

 真っ暗な・・とても真っ暗な広場のようなところに飛ばされてしまいました。

 足元を枯れ葉が風に流されているような薄暗い光の波が動いていました。

 なにもなく・・ただ一人・・と思ったのものの・・しばらくすると・・ささやき声が聞こえ始めました。
 全て知っている人達の声でした。遠くにも近くにも・・聞こえるのですが
 姿は、見えません。一生懸命、自分から声をかけるものの・・それが相手に伝わっている
 様子がありません。
 やがて・・そのささやき声は、暗い広場全体を埋め始めたのですが・・・しばらくすると
 ささやき声が少なくなってきて・・・また元の静けさを取り戻しました。

 その後・・またもやイメージの朗読が始まったのです・・。



 





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 暗い光の波が足元を流れる暗い広場で・・・再び起こり始めた、イメージの朗読。
 
 しかし・・最初のイメージの朗読とは、違い、結構緩やかな調子となっておりました。
 そして・・そのイメージは、言葉に翻訳することが出来ました。

 一生懸命、イメージを言葉に翻訳するのですが・・頭が追いつかないのです。

 それは・・・不思議な詩だったのです。いままで見てきたイメージの奔流をわかりやすく
 解説したような・・そんな詩でした。そして・・暗い広場に響き渡った、ささやき声の意味をも
 それは、解説してくれたのでした。

 そして・・暗い広場が急に明るくなり・・・その不思議な体験は、終わりを迎えました。

 今となっては、その不思議な詩の一部の言葉のいくつかを思い出せるだけなのですが・・。

 「暗闇にランプの灯を持ちて、再び、集わん・・・」という言葉に翻訳した中の
 一部分の他には・・イメージでしか覚えてないのです。

 しかし・・この不思議な体験は、実を言うと・・人に話しても信じてくれないような事を
 多く教えてくれたのです。さすがに・・・ちょっと・・これは、恥ずかしすぎて話せないのです。

 こんな話をすること自体・・・かなり恥ずかしいのです・・。
 私は、長い間、精神異常者と思われるのが怖くて、この話を封印していたのです。


 後日、本や雑誌、テレビの中で少しは似たような経験をした人の体験談を見聞きしました。

 

 その他人の経験談の中で私の経験した感覚ともっとも近かった人の話を・・。
 テレビで放映されたものでしたが・・。

 どこかの会社の技術者だったと思います。記憶が曖昧なので正確ではありませんが・・。
 こんな談話でした。

 「この世のどこかに知識が詰まった場所があるのですね。そこには、いろんな知識が
 いっぱい詰まっているのです。どうしても良い案が浮かばなかったり行き詰ったりした
 時、ふと、その場所にいける事が出来る時があります。そこには、絶対、自分が
 知るはずのない知識があります。そこで知識を貰ってくるのですね。
 そこには、夜でも昼でもいけますし・・とても長かったり、ほんの少しの時間だったり
 します。ちょっとウトウトしている時なんかにいけますね。」

 うううっ・・・この話・・木枯らしと共通するのではないか・・・と思ったのですが・・。
 そして、この話をテレビで堂々と喋る、その人にびっくりしたのです。
 
 そうですね・・・もし・・機会があれば・・あの不思議な図書館にもう一度行ってみたいものです。

 私の事ですから・・・また、生きるとはなんでしょうか?みたいな問いかけをしてしまうの
 でしょうね・・・。

 この話には・・・さらに後日談と続くのですが・・こちらは、あまりにも
 奇妙すぎて・・・。間違いなく、精神異常者と思われかねませんので・・。
  

 いつか、深酒をして気が向いたときにお話することがあるかもしれません・・・。
 
 
by simarisu10 | 2007-06-11 20:44 | 平社員休憩室
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