海老フライなのですっ
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 部長~・・・。テッシュを見つけては、くわえて飛び回っていらっしゃる部長様でございます。

 えっと・・部長・・・巣作りに一生懸命なのは、理解いたしますのですが・・・

 えっと・・・エイト社には・・当分、女性社員をお迎えする予定がありませんので・・
 巣作りは・・・無駄な努力かと・・・。


 
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 ネル次長を見張りに立たせて、奥で巣作りにいそしむ部長なのです・・。

 はぁ・・・部長・・・性格も良く、カッコイイのですが・・・エイト社に これ以上管理職様を
 増やすと・・・お掃除が・・とても・・大変・・。
 お掃除が好きな木枯しでさえ・・これ以上は・・苦しいのですっ。



 さてさて・・今夜は、海老フライのお話なのですっ。

 海外からの海老フライを検品していた人間社会の課員なのですが・・・
 いつものように 人間社会では、課長に化けている木枯し平社員の元に持ってきます。

 
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 「うん?これ・・長さが随分違うけど・・・怪しくないか?」という人間社会の次長の言葉に
 なるほどと頷き、海老フライを解体してみるのです。
 エビの長さは技術で誤魔化しても尾っぽの大きさまでは誤魔化せないのです。
 これは、エビに切れ目を入れて伸ばしすぎた劣悪品ではないかと疑ったわけです。
 尾っぽの大きさは、一緒に見えますので・・。

 
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 う~ん・・・なるほどねぇ・・。確かに海老のサイズが違うものの・・・・ぐ~んと伸ばして
 ありますね・・・。これは、そうイカサマでもなかったのですが・・・。

 海老業界では、エビフライの原料を見極める方法として、エビの尾っぽに注目します。

 エビフライ、エビの天麩羅は・・いかに大きくみせるかが・・・職人の技量とされ、美徳と
 されている風潮があります。
 
 エビの高い時代、安いエビをいかに大きく見せるかが庶民へのサービスとされていたのです。

 しかし、エビが食材として大衆化した今、それは、コストダウンの名のもとに・・
 いかに安いエビフライやエビ天麩羅を作るかと風潮に変わっております。

 中には・・エビを極限まで伸ばし、衣にエビの尻尾をつけてだけのような極悪な製品も
 あります。今回は・・これを疑ったのですが・・この程度なら・・まぁ・・まずまず・・。

 これでも・・チト・・善良なる心がとがめるのですが・・世間が・・このようなグ~ンと
 引き伸ばしたエビフライを欲しているので仕方の無いことなのです・・・。

 こんなの・・衣の味しかしないのですが・・最近では・・衣の味付けが進化を見せています。
 衣だけでも美味しい・・エビが無くても・・そこそこいけるエビフライも存在します。

 なにか・・間違っている・・・。そう思いながらも、安さを求めるニーズには応えねば
 いけない現実もあります・・・。

 
by simarisu10 | 2007-01-10 22:33 | 平社員営業フロア
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