日本と世界と海老の大きさと・・
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 ピナ課長は・・・一番・・ちっちゃいのです。お食事もモリモリ食べられるのですが・・
 それでも・・肥満気味になるだけで・・・あまり・・大きくなってくれません・・。

 で・・・話のつながりがあるようで・・ないのですが・・・海老にも当然大小があります・・。


 で・・ここで少し画像を・・・

 
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 これは、タカツメ海老といって・・いわゆる小エビです。天むすの海老やかき揚げなどに
 使用される中国産の海老なのですっ。

 ご覧のとうり、大小があります・・。

 では・・次の画像を

 
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 左上が小さい海老・・右下が大きい海老です・・。これは、一つのサイズから出てきた
 バラツキなのです。業界では、デブロクがあるとか、トンツーがあるとかで表現されます。

 これでは・・日本では、クレームが多発する・・または使い物にならない海老とされて
 しまいます。
 でも・・他の国では・・通用しちゃうことがあるのです。

 何故でしょう?

 これ・・食文化と関係があるのです。

 日本の料理では、海老は、寿司や定食、てんぷらなどに代表されるように・・
 一人前に対し海老を何匹出すかという観念です。
 このため、海老、一匹あたりの重量や大きさが均等でなければいけません。
 寿司に使用される、甘えびの尾つきムキなどは、5mm単位で選別されます。

 これに対し、中国では、大皿に盛って、各自が好きな分だけを取って食べるという食文化
 なので、一匹、一匹を均等なサイズに揃えなくとも問題ありません。

 今度は、欧米になると体格の大きな外国人ですと一度の食事の量が
 多いので海老を単品の料理で食べる傾向にあります。
 的確に表現できないのですが・・・一人前のグラム数、要するにメニューに対して
 量目が均等であればよいので、大きい海老と小さい海老がある程度の範囲内なら
 許容範囲となります。

 また、海老の販売の仕方においても、諸外国が重量あたりの価格を設定
 しているのに対し、日本は、1尾単位価格が基本になっています。
 スーパーで尾数の決まったトレーパックを目にしたり、解凍海老の大海老1尾85円
 というような表示を見たことがないでしょうか?

 事実、米国仕様と日本仕様では、海老のサイズが米国仕様の方がレンジが広く設定
 されている時があります。

 最近・・・海老は、中国や米国、ヨーロッパ諸国、ロシアなどに日本は、買い負けている
 実情があります。現地側にすれば、サイズの選別ひとつに目くじらを立てる日本に
 売るなら、同じ値段で品質にも規格にも鷹揚(おうよう)な他国に売る方がメリットが出るから
 です。

 上の画像のタカツメ海老は・・・当然、日本規格では合格せず・・産地国の中国に
 対し、より厳しいスペックを求められて再度のトライをさせられる事になりました・・。

 海老は・・日本を避けるように流れていっているのです・・・。
by simarisu10 | 2006-12-06 23:17 | 海老の倉庫
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