大喰らい  第2話  ソバなのですっ。
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 昨夜は・・かなりのお酒を飲んで帰りが午前様になってしまった木枯しです。

 昨夜の呑みどころは・・・ここっ

 
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 魚菜(ぎょさい) さんなのです。名古屋に転勤する前の大阪在住時、お魚に関して詳しい
 居酒屋さんのホームページを発見。

 一度、行ってみたいなと思っていたら・・名古屋に転勤、そして取引先の水産会社が
 そばにあることも発見。これは・・・行くしかないっ!

 さっそく、取引先と一緒にゴ~したのです。

 まるで民家にしかみえないような居酒屋さん。なかなか・・いいのですっ。
 ちょっと・・みつけづらいかも・・。

 
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 お料理もなかなかどうして・・・名古屋で満足いくのを、やっと食べれたという肴なのです。

 2階のテーブル席に通されたのですが・・・なんか、飾り気のない古風な民家に招かれて
 飲んでいるような感じ。焼酎、日本酒などの種類の豊富さも特筆もの。
 
 これは・・・いいのでは・・・ないでしょうか・・。飲み友達に話すと・・・
 さ来週、名古屋に出張するので・・早速、連れて行けとのこと。


 ここは、 木枯しのおすすめです。

 さてさて・・・今夜のお話は・・・大喰らいシリーズ、第2夜なのですっ。



 



 木枯しが・・学生時代、テレビ局でレポーターをやっていた時のお話です。
 アルバイトでテレビ局に入ったつもりが・・・いつのまにやら・・レポーターに
 され・・レギュラー番組まで持ってしまいました。

 ディレクターが勝手に 大喰らい関係の店をレポートするというので・・・
 やったのですが・・・。


 実際・・半裸で二宮金次郎の姿で街中インタビューをしたり、極寒の中のミソギレポートに
 比べると・・・楽な仕事だと・・・思いました・・。

 得意の 「食べる」 をやるだけで・・・いいのですから・・・。
 しかし・・・実際・・そうは、問屋が卸さなかったのです。

 大喰らいシリーズの第一弾は・・「ソバ」

 10分以内で食べれば・・タダというふれ込み。大喰らいというより・・・どちらかと
 言えば・・・早食い系の大食いなのです。

 出されたソバは・・・巨大な丼に せいぜい・・3人前のソバ・・・・

 楽勝~♪とココロの中で叫んでおりました・・・。

 用意スタートで大喰らいコーナーがスタートです。

 「熱っっ・・・!」 一口、食べた途端に叫びました。
 丼の汁が・・・熱湯のごとく熱いのです・・・。

 頑張って食べるも・・・あまりにもの熱さに・・箸を置かざるを得ません・・・。

 ど・・・どうやって・・・食べればいいのだ・・・というより・・これ・・なんか・・反則だ・・・。

 カメラを回しているディレクターがいます・・・。このままでは・・絵になりません・・。
 取材を台無しにするわけには・・いかないのですっ。

 意を決した・・若き木枯し・・・まるで風車に槍を振り回して、立ち向かうドンキホーテよろしく
 灼熱地獄と化した丼の中にソバに戦いを挑んだのでありました。

 泣いても・・笑っても・・10分だ!口の中、お腹の中で・・熱湯が濁流のごとく流れます。
 味・・わからないです・・。なんか・・・感覚が・・・なくなってきました・・・。
 視覚と聴覚が・・・どんどん低下してきます。
 
 なんか脳みそが沸騰してゆくような感じで、まわりがボヤ~っとなってきたことを覚えて
 います・・・。

 結局・・・失敗・・・でした・・・。

 さて・・・終わった後・・店側へのインタビューです。

 「この・・ソバ・・誰か成功した人はいるんですか?」

 「はい、一人だけ・・自衛隊の方でした。」

 「このソバって・・熱いですよね・・・こんな熱いソバをどうやって食べたのですか?」

 「はい、その方は・・まず、続けざまにお冷(おひや)を注文しまして・・丼の中にお冷をどんどん
 注ぎこみ・・・冷めたところでたべてらっしゃいました・・・。」

               唖然・・・・・

 そ・・・そりゃ・・ないですよ・・。 と・・言いたかったです・・。

 帰り際・・・女性アナウンサーが・・ディレクターに向かって

 「さっきのソバ・・大喰らいじゃないですよね~(冷ややかに)、
  あれじゃ・・いくら、木枯し君だって無理です。」

 「う・・・うん・・そだな・・・。」車のハンドルを握りながら・・ディレクターは・・明らかに
 この大喰らいコーナーの失敗の手ごたえを感じ始めているようでした・・。

 実際、ビデオを再生してみても・・・まったく、絵になっていません・・・。
 画面からは・・熱さが伝わってこないからです・・・・。

 大幅にカットして・・なんの面白みもないコーナーになってしまいました・・・。

 当の木枯しは・・・口の中を全面的にやけどし・・・完治に10日くらいの時間がかかったのでした

 しかし・・・大喰らいへの道は・・始まったばかり・・・・。

 この後・・・後で思い返すとこんな事は序章にしかすぎなかったという事を・・・
 思い知る若き木枯しであったのです・・・。

 
by simarisu10 | 2006-10-03 21:27 | 局ネタ
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