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藤田寮・・・1
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夕暮れの海、鳥・・・などの画像です。

出張先の港で鳥達が飛んでいるのを見て、いろいろとってきました。

素人写真ながら・・・まずまず・・かな?
愛用のs5000を持っていかなかったのが悔やまれます・・。


昨日、三重に突然行かなければいけない所要がありました・・。

木枯らし・・・実を言うと 三重大学水産学部の出身なのです。

三重で宿泊する機会を絶好に・・・かつて住んでいた土地を散策していました。

在学中から18年たった・・・・その土地は・・・。



  駅から降りた・・その土地は・・・まるで変わり果ててました・・・。

  私が愛した、その土地は・・・今風の店に占拠され・・安っぽい風景に成り下がって
  ました・・。


  変わり果てた、その土地は・・・まるで・・私の思い出を否定しているかのよう・・。
  さまよい歩く中に・・・時々・・・昔のなごりをふしぶしに見いだします。
  しかし、それでさえ、その土地は昔を知る私を排出しようとしているかのよう・・。
  
  昔の思い出をすっかりあきらめました。
  しかし、一縷の望みを託し学生時代の下宿を訪れてみる事にしました・・・そこには・・。


  18年前とまるで変わりない風景が広がっていました・・・・。

  学生時代の下宿はすでに取り壊されていたものの・・・その周りの風景は・・
  ほとんど変わっていなかったのです・・・。

  私が、下宿していた木造ボロボロの「藤田寮」が取り壊されていた事は
  夢が教えてくれていたので・・・全く驚きはしませんでした。
  しかし・・・他の風景は・・・まるでそのままだったのです。
  
  冬の寒い時・・・かつて生活をしていた土地を歩きながら・・手はかじかんで
  動かないほど・・・。しかし・・なぜか胸部と腹部には 簡易カイロを入れたように
  熱く、熱く燃え上がりました。

  忘れていた過去が 怒濤のごとき吹き上がっていました・・・。

  もう、寒いどころではありません。手の指は動かないくらい冷えきっているのに関わらず
  身体は・・・熱を持ちはじめて熱く、熱く燃えたぎっていました。

  この土地が変わっていない事が学生時代の熱い私と現在に生きる私がシンクロ
  させはじめました。

  私の脳内で・・・過去と現在が一つのものになろうとしていたのです・・・。

  忘れていた過去が・・・今、まさに蘇りはじめたのです・・・。

  そう・・・貧しい家の私が・・・この土地で一人で下宿探しを始めたことから・・・
  全てが始まった事を・・。

  4畳半、一間の下宿・・・トイレは共同・・お風呂は大家さんのお風呂を借りました。
  貧乏学生が6人住む・・・かまやつひろしさんの「学生時代」という歌がバックグラウンド
  ミュージックとしてかかってそうな・・・そんな下宿でした・・・。

  そう・・・海から1キロは離れているにも関わらず・・下宿のアイドルは・・・
  何故か2階の・・・先輩の冷蔵庫の下に住居をかまえる、大きなカニでした・・・。

  過去が・・一つ一つ、鮮明なカラーを持ち、現在に映し出されました・・。

  そうだ・・・・私は・・・ここで 死にかけていたのだ・・・。


  (続く・・・ですかが、続きがあるのかないのか・・・書いている本人にもわかりません・・
  相当酩酊しています・・・)
  
by simarisu10 | 2005-12-09 22:33 | 平社員休憩室
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