アルゼンチン赤海老
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 アルゼンチン赤エビを日本に広めた一人だなんて言うと、各所から抗議がきそうですが・・・・

 木枯らし平社員が・・・その一人かと・・・。

 
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 いまじゃ・・・スーパーに行けば・・・たいていの所は、この海老が置いてあります。

 この年になってしみじみと思います・・・。

 あの時・・・・こんなことになるなんて・・・一体、誰が想像したと・・・・。

 
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 若き日の木枯らし平社員は、とんでもないやつでして・・・。

 大手の水産会社の入り口で踊っていたのです。

 普通・・・・そんな奴は、いませんので・・・今でいう”ドン引き”というやつです。

 ただ、私の奇行は、有名でしたので、それを見つけた顔見知りが・・・・・

 ”おい、あれ!今度は、踊っているぞ、見苦しいから連れてこい”という有様で・・・

 そのうち、偉いさんが、でてきて・・・・”まぁ・・おまえだから、仕方ないとおもうが・・・一応、うちも
 れっきとした会社なんでな・・・・たまには、まともな入り方くらい覚えてくれ”

 それに対し、若き木枯らしは、”いや、こっちだって入り口でおどっているのは、恥ずかしいので
 早く、見つけて、引っ張ってもらわねば、困るのだ”と偉そうに言ったのです。

 今となっては、恥ずかしい限りですが・・・・反省してません。

 さて・・・そんなある日、私と親しい 鶴田氏が、「こがらしちゃ~ん、ついて来い」とのたまい
 私を連れだしたのです。

 うん?飲み友達で酒乱で年上の鶴田氏が、強引に私を引っ張っていくのは、珍しいことなのです。

 いつも、こがらしちゃ~ん、それ、買っておいてと紙だけ渡して、ウン、買った!-20円とか
 やって、接待酒ばかりして明け暮れた日々の中、有無を言わさず、私を連れだしたことは
 異例だったのです。

 そして、冷蔵倉庫に連れていかれ・・・生まれて初めてアルゼンチン赤エビをみたのです。

 その時の驚きは・・・一生忘れないくらいの衝撃でした。

 「こがらしちゃん、これ始末してくれ、価格は、適当だ。ただ、処分してくれ。数量は、ある。大阪には
 3トンくらいだが・・・東京にも・・ある。」

 「これ・・・なんです?」

 「あ~ん、赤エビだ・・・。アルゼンチンのだ。」

 有名な海老問屋にいた私でさえ、見たこともない海老でした。

 「適当に持って行って、食べてくれ」

 その後、大手の水産会社の一室に閉じ込められ、この海老のレクチャーを受けたのです。

 まだ、携帯電話のない時代でしたので・・・・大手の水産会社の電話に私あての電話が
 何件もかかってきてそこの女性社員を臨時受付にして、何時間も会議室にいました。
 
 その時のレクチャーは、私にとって・・・・とても興味深いものでした。

 その後、アルゼンチン赤エビという鶴田氏の適当だか、相手の社内の通り名で売り出した木枯らし
 平社員・・・・。

 あとあと・・・数年後だか10年後、思わぬ事態を招くことになります。

 この処分品をきっかけに・・・大阪を中心として・・・いろんな事がまきおこっていくのですが・・・

 それは、また別のお話になります。 リクエストがあれば・・・応えるやもしれませんなのですっ。

 
by simarisu10 | 2016-04-05 21:37 | 海老の倉庫
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