水がになのですっ。
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  福井の問屋に行ったら・・・・。そこの社長が、お前の好きな水ガニあるぞ~とのこと。

  いくら?と聞いたら、う~ん、お前だから特別2000円とのこと。

  小さいのでいいよ~と言ったのですが・・・馬鹿言えっ!ということで大きなのをいただきました。

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  いやね・・・社長・・・大きなの貰っても・・・茹でる鍋がないんだよ~~(悲)

  まっ、せっかくなので頂いておきました。

  福井の水ガニ・・・これは、脱皮時のズワイガニです。このクラスだと 殻がしっかりしていると1万円の相場でしょうか。
  
  脱皮時のカニは、フニュっとしているので商品価値が著しくおちます。そのため、県外に出荷せずに地場で
  食べるのです。

  しっかりしたカニは、他の地域に出荷してお金儲け、この水カニは、福井の庶民向けのカニともいえます。

  本来、脱皮時のカニは、漁獲しないほうが望ましいとされているのですが・・・福井県だけは、脱皮時のカニを
  食べる文化が定着しているので、関係者の反対もあり、福井県だけは、これを漁獲して食べるのです。

  福井県民が・・・このカニを好むのは、価格が著しく安いこともありますが・・・独特の味わいがあるからです。
  ちなみに身は、やせててふにゃふにゃ。場合によっては、ドロドロ。カニみそは、固まらず食べることができません。

  そのため商品価値がないのですが・・・人によっては、そのドロドロの水っぽい身が好きなのです。
 
  かくいう私もその一人。ドロドロした身は、カニ酢と混然一体となって独特の味わいを醸し出します。

 
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  ところが・・・今回貰ったものは・・・かなり殻がしっかりしています。おや?これじゃ、普通のズワイガニじゃないか・・。

  メァリィ社長(相方)は、どろどろした身が嫌いなので、通常の倍の時間をかけてボイルします。

  かなり元気な状態でもらったため、台所でもガサガサと動きます。この状態で鍋に放り込むと暴れて
  脚を切り離しますので、ゆでる前に〆なければいけません。

  私は、カニの裏側のふんどしの先にアイスピックのようなものを打ち込んで〆ていたのですが・・・
  問屋の社長いわく・・・

  「真水につけとけ、約4分程度で死ぬから」とのこと。

  やってみると・・・・本当に数分で昇天されました・・・。こっちの方が簡単でいいや・・・。

  いつもの倍の時間を茹でると・・・・すっかり 身が縮んでしまいました。

 
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 メァリィ社長に「食べる?」と聞いたら・・・要らない~ とのこと。

 あれあれ・・・食べやすいようにむいてあげたのに・・・。

 ミソが、固まらないので・・・身しか食べることができません。あれだけ大きいカニなのに・・・可食部の少ないこと。

 今年は、新幹線効果で相場が かなり高いのです。福井でしか食べられない水カニということで観光客むけに
 供されますので・・・。以前は、1500円でボイルまでされたものがあったのにな・・・。

 1~2月上旬だけのカニなのでなかなか県外の人は、食べる機会の少ないカニです。

  

by simarisu10 | 2016-02-23 16:38 | 平社員営業フロア
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