そういえば・・シンガポール 最終話 ジェーンさんありがとう!
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 いえ・・・こんなに長く語るつもりもなかったのですが・・・・。ついついという奴です。

 シンガポールを訪れた平社員。 滞在時間67時間のうち・・・あととうとう6時間です。


 最終日は、夜、11時までいなくても良くて、6時で終わることになっていました。

 本当にお世話になった、シャーリーンさん、ブレンショー嬢、鮮魚コーナーのみなさんに
 お礼を述べるのです。ブレンショー嬢の活躍もあり、こそっと何気に買っていたピアスを
 戦闘手当てということで最後に渡すと

 「サンキュー!ベルマッチ~~~!BOSS,バァ~イ~!」と言いながら、笑顔で飛び跳ねて帰って
 行きます。

 日本みたいに「どうもありがとうございました、今までご苦労さんでした・・」とかより、

 とっても あっさりして ライトな別れで 私好みです。

 さぁ・・て・・・私は、空港の手前の何駅か前でおりて、どこかの飲み屋でひとりで一杯やってから
 夜の11時の飛行機で日本に帰ろうと思っていたのです。

 よし・・・私の悪い癖、シンガポール放浪しちゃうのですっ!・・・・・普通なら・・・こうなるのですが・・。

 北陸物産展で 何故か?仲良くなってしまっていた ミセス・ジェーンさんとその娘さん。

 娘さんが・・私の処に来て「ママが、一緒にチキンライス食べに行きましょう~って、言ってますけど
 木枯らしさんどうですか?」とのこと。

 ミセス・ジェーンさんは、在日していたので 日本語がペラペラで北陸物産展の通訳さんもしていたのです。
 娘さんも日本で育ったので・・・ネイティブジャパンなのですっ。

 ということで、他の北陸物産展の方 数人と一緒でみんなでチキンライスにゴォ~なのですっ!
 
 で、ジェーンさんのバンに乗って・・・・チキンライスを食べに行くのですが、この時、凄い勢いで
 シンガポールの常識、知識を知ることになります。

 そして・・・なぞが、どんどん、解けていきます。

 ① 木枯らし平社員が 初めてチキンライス屋に入ったとき、私が相席OKと言ったにもかかわらず
   3人の若い娘が追っ払われた謎。
  
   A. そのラッキイプラザは、メイドの女性の溜まり場、若い3人は、間違いなくメイド。インド人の
     可能性高し。シンガポールには、カースト制度は、ないが中国文化とインド文化やマレーシアの
     文化、その他の集合文化。 そのため、シンガポールでも労働ビザで働くメイドさんたちは、
     立場の弱いものとなっている。 紳士扱いの私とメイドを同席させることは、大衆食堂なような
     ところでも・・・同席は・・・させないだろう。

 ② ブレンショー嬢は、間違いなくニックネーム。いろんな国の人間の寄せ集め的なシンガポールでは、
    本名で呼び合うと、とんでもなくややこしいことになる。例えば、ウィリアムさんと黄(コウ)さんと
    アドリアーノさんと田中さんが、一緒に飲むすると・・・発音も違うし、覚えにくい。
    だから、みんな一定の年頃になると、自ら、ニックネームをつけて名乗るようになる・・。

    また、ブレンショー嬢が、ハイスクールに行かないのは、学校でかかる費用がとんでもなく
    高いこと。また、シンガポールでは、教育水準が、非常に高く、良い高校に行くとなると
    一年の順番待ちは、当たり前。そもそも、大金持ちの多いシンガポールでは、少々の
    頭の良さでは、良いとは言えないかもしれないとのこと。
    大学生で起業して、かなりの年商を稼いで従業員ひきつれて・・それでも学校に行っているなんて
    珍しくもなんともないとのこと。

③ シンガポールに来たら、みんなシンガポーリアン。チャイニーズ系であろうとインド系であろうと
  母国は、シンガポール。インドのお祭りにチャイニーズが行けば、その逆もある。出身国の人たち
  の持ち込んだ文化でお祭りやイベントがあるので・・・割合、その手のものには、しょっちゅう開催
  されている。たまたまだが、明日は、インドのお祭りの初日。

④ 亜熱帯のシンガポールの百貨店にダウンコートが、並べられているのは?

   シンガポールは、事実上、東京の23区と大きさが変わらない。旅行といえば・・・すなわち海外。
  年中、気候が似たようなシンガポールでは、寒いところに行くのは、「楽しみ」のひとつ。
  ファッションとして ダウンジャケットが着れるのは、旅行の時ならではの楽しみ。


⑤ シンガポールにゴミゴミした、危険そうな場所がないのは?
   
   私の言う、ゴミゴミしたところは、中華街には、ある。アジア文化独特のゴミゴミさ?
   事実、ジェーンさんは中華街?なんかに旦那さんと一緒に屋台で飲むことが、珍しくない。
   それにシンガポールは、日本より治安が良い。もっとも場所によるが・・。
   繁華街は、まず安全。労働ビザで入ってくる人たちは、ひとたび、揉め事を起こしたが最後、
   国外追放。殺人事件なんて・・・まず、聞かない。
   ただ、国境に近い辺境部?は、非常に危険。

⑥ AKB48・・・・ジェーンさんの娘さんたちもハイスクールで踊っていたようです。
  特にAKBが、どうのこうのでなく・・。集団で踊るにちょうどいいらしいのです。
  曲にもよりますが・・・振り付けも練習すれば、出来る程度だし、ノリがいい曲なので・・。

⑦ シンガポールでは、車を持っていること自体ステータス。
  車は、なんと一般道を走っただけでも、独特のETCのようなシステムにより課金される。
  税金もかなり多額。これは、交通渋滞をなくすため。とはいえ・・・かなりの車が走っている。
  見たこともないスーパーカーが、たくさん走っているのは・・・金持ちの多い証拠。

  ジェーンさんのところも日本の一般年収に比べるとすごぶる多い。というか・・かなり多いらしい。
  旦那さんが会社を経営している為。
  それでも団地に住まい、古いバンを持って娘二人の教育費でやっとの生活・・・。
  
  まっ・・・どこでもそうですが・・・特にシンガポールの金持ちというのは・・・桁外れの模様。

  そんなことを聞いてるうちに ジェーンさんの次女を拾って行くとかで・・・遊びにいっている
  金持ち宅に車を向かわせます。

  そこは、コンドミニアム。 入り口に警備員がいて、身分証明と目的を告げると、ゲートを
  開けてくれます。また、入り口から・・・コンドミニアムまで車でも距離のあること・・。

  金持ちは、豪邸を構えるより、こんなゴージャスコンドミニアムに住んでいるんだそうです。

  基本的にシンガポーリアンは、政府の建てた団地に住まわないといけません。一戸建ては
  面倒くさいらしいのです。それなら、プールやあらゆる設備が完備して侵入者を許さない
  コンドミニアムの方が都合いいらしいのです。

  次女さん、ジェーンさんに「今日は、友達と一緒に遊んで楽しかった?」と聞かれると

  「相手のパパが、どっかの国の王様と話していて、リビングが使えなくて、友達の部屋で
  遊んでいたから・・・そんなに・・・」 みたいなことを言うのです・・。

  はぁ・・・パパが、リビングでどっかの王様と・・・・? はぁ・・・?

  私も小金もちの得意先と一緒になって飲みに行くのですが・・・さすがに王様と飲んだことはありません。

  他にもいろいろ聞いたのですが・・・・。

  やがて・・・目的の チキンライスのお店に・・・

  高級店では、ありません。でも大繁盛。路地にまで机を出して営業しています・・。

  これぞ・・・アジア・・ですねぇ~。

  店の天井からは、むき出しの鶏がいっぱいぶらさがっています。
 
  ああっ!こんなところ大好き!

  
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  ビール片手に料理の美味しさ、アジアの喧騒、亜熱帯の暑さ、楽しい会話、その異世界を
  楽しむのです。涙が・・出てきます。嬉しくて。

  一人で徘徊し、気に入った店で飲むのもいいのですが・・・こんなのもすっご~くいいのです。

  さらにジェーンさんは、私の他の日本人を連れてシンガポールの夜の街を観光させてくれます。
 
  「木枯らしさん、安いホテルなら・・・インド人街のホテルなら、安いよ」なんて・・・

  でも。。。インド人街・・・本当、インド人しかいなくて・・・夜の暗さと皮膚の黒さで
  異様な黒さをかもし出しています。人が・・・凄すぎて・・歩道と車道の区別ができないほど
  人が多く、車と一緒に人が歩いています。
  凄い、光景でした・・・。あの光景・・・一生、忘れることがないでしょう。

  日本より先進国な部分がありながら・・・いろんな国の文化が流入したシンガポール・・・
  まさに私の想像をはるかに超えた異世界。
 
  しかし、物価は、高く 教育水準も高く、貧富の差も激しく、軽い身分の差もあり・・・
  とても・・・生活していくには、大変な国。道路にゴミひとつばらまいても罪になります。

  でも、実際には、日本から見ると給料がとても高くても、シンガポールでは、貧民している
  サラリーマンが、路上で一杯やりだすので・・・日曜の朝は、それなりに散らかってます(笑)


  ジェーンさんからは、本当、数時間のうちに、とんでもなくいろんな経験と知識をいただいたのです。

  あまりにも楽しんだ、数時間でしたが、空港のターミナルまで送ってもらったので・・

  さらに空港で一杯、やっておりましとさ・・・。

  ありがとうございます・・・。ジェーンさん。シャーリーンさんもありがとうございます。ブレンショー嬢
  ありがとう・・・。

  また、シンガポールにいこうっと・・・。


  日本に帰ると、部下の女性と合流し、東京で商談会があったので羽田空港から直行します。

  たまたま、外人と英語で話す機会があったので、普通に会話していますと・・・
  部下が・・・「えっ?英語話せたんですか?」と聞きます・・。


  「いや・・・話せない・・・。あと2日で効力が、切れる・・。」と話します。

  部下との打ち合わせで、ちょっとしか日本をはなれていないにも関わらず、日本食の
  漬物や焼き鳥やサシミが食べたくて 居酒屋にいたのです・・。


  「その英語脳とやらは、わかりますが・・・さっきから、 カムヒア~!とかツービア!ツケモノ プリーズ
  とか言うのは、やめてくれませんか。私が、とっても恥ずかしい思いしているの知ってます?みんな、
  こちらを珍しそうにみているんですけど・・・。」


  いや・・・その・・わかるんだがな・・・一度、英語脳になってしまうと・・今度は、日本語に変換する方が
  面倒なんだ・・。

  部下をそうそうに帰し、コンビニで ビールや日本酒を買って、暗闇の中、ひとり公園のベンチで
  飲むのです。
  路上に座ってビールを飲んでた シンガポールの若いサラリーマン達が思い浮かびます。

  そうだな・・・日本でも・・・路上で飲むのも・・悪くないものだ・・星も見えるしな・・・。
  20時間前までは、シンガポールで飲んでいたんだよな・・。

  時は、10月の終わり・・・半そでのシャツしか持って行かなかった、私。
  しばらく経つと・・・シンガポールとは、違い、くしゃみを連発しはじめるのでした・・。 
 そう・・・日本には・・・「寒さ」が・・あったんだ・・・。
  まっ・・・それは、それでいいものです。

   「ダウンジャケットを着ることのできる喜び・・」か・・・考えたこともなかったな・・。
                                                             (Fin)


 
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by simarisu10 | 2013-07-08 18:58 | 平社員営業フロア
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