えびせんの話  ④
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部長・・・はい・・言われたとうりに作ってみました・・。部長のQRコードです・・。
意外に簡単でしたね・・。

上のコードが部長からのメッセージです。携帯電話のバーコード認識で読み取ってください。
下のコードが部長の写真をアップしたホームページアドレスへつながるコードです。
読み取ったあとクリックすると・・通信費用がかかりますので・・・・。
ちなみに実験用なのでたいした写真をアップしておりません。また、クリックしてしまった
みなさんのことを考え、容量の非常に小さい画像に加工してありますので、見にくいかも
しれません。

このQRコードは使い方によっては・・・・・いいかもしえませんね。

QRコードのすすめ

海老せんの話③より続く

海老せんの事を自分なりに理解した私は原料の着手にかかった・・・・。
なんといっても原料はこちらのテリトリー。コンセプトさえ分かってしまえば
簡単なものではあった・・・。

原料を中国産の紅スジ海老にし、(グリシンアラニンの重量当たり含有量が非常に多く
コストも安い)形態も従来製品から大幅に変えてみた。

特に注意をしたのが漂雑物と呼ばれるゴミの混入であった・・。
やはり、子供が食べるお菓子にゴミが混じっているのはよくないのである・・。
ゴミのほとんどはカニの甲羅や小魚、海草の類ではあるが・・・・人毛や漁網が混入して
いることもあった。

試作品を何回作っても、ゴミの混入があるため現地での製造工程を大幅に見直した結果
ゴミの混入をほとんど発見できないまでになった。

しかし、海老せん会社の社長に試作品を何度見せても、首を縦に振ってくれる事はなく
さらなる、品質向上に取り組む事になった。もう・・・・これで駄目ならあきらめよう・・・・。
そう思って社長に試作品を見せにいったのだが・・・・やはり・・・駄目であった・・。

ここまで品質を上げたら十分に使えるはず・・・・。

試作品を見せたあと、海老せん会社の社長が家まで送ってくれというので車で
送っていった。社長が家の横には海老せんの工場があった・・・・。そこで
工場長を紹介され・・・海老をみせてみたところ・・・。

「?????社長がこの海老が駄目?と言った???木枯らし君とか言ったね・・
これ、使えるよ・・・今使っている海老より・・抜群にいいよ・・。この形態も素晴らしい・・」

「へっ?!」

「これ、どれだけ作ってきたのかね?」

「試作で200キロほど・・」

「明日、工場にいれておいて」

ということで・・・まったく海老せんの原料に素人であった木枯らしは見事
海老せんの原料を作り上げる事に成功したのでした・・・。
めでたし、めでたし。

現在では海老せんの他にかき揚げの海老などにも使用され、使いやすい小エビとして
それなりの数量が流れております・・・。

私の考えた形態は海老せん工場の現場の方にとっては大変な好評を受けたようです。

「あっ、木枯らしさん!」

と私は海老せんの工場の中を歩いていると呼び止められました・・。

「はい?」

「いやぁ・・・あんたやあんた・・・あんたには感謝しとるよ・・なぁ・・」と側の人に相槌を
求める・・・。

「あんたの原料・・・・ものすごくいい・・・。あんたのおかげで、わしらずいぶん助かっているん
や・・。あんたの原料やったら、工程が1工程短縮できるんや、おかげで作業効率がグンと
上がった。いままで、夜遅くまでかかるような仕事が入った時でもこの原料なら楽勝や。
おまけに鮮度もいいし、ゴミもない。なんというてもお菓子をつくっているやろ・・。子供の食べ
るもんや・・。悪い原料で海老を作っていたら心が痛んだんやが、この原料やったら胸はって
ええせんべいを作っているという自信が生まれてくるわ・・・ありがとう、あんたには感謝や」

と言われてしまいました・・・。

うううっ・・・・涙がこぼれてきそうになりました・・・。

海老せんを食べ続け、何回も試作品を作った甲斐がありました・・。

この仕事をやってて一番嬉しい瞬間でもあります。

いまでも海老せんをポリポリやっていますが・・じゃがいも澱粉70%さつまいも澱粉30%。
全体に対しての海老の練り込みは20%などと・・・・やっております。(適当ですが・・)

  (海老せんの話 完)
by simarisu10 | 2005-01-22 11:05 | 海老の倉庫
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