テレビ局ネタ・・・・その3   ミィさま・・。
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部長・・・・それ・・・金沢土産の・・「笹寿司」なんですけど・・。

さっきから凄い勢いでお食べになられているんですが・・・・。部長も・・お味・・分かるのです
か?(う~ん・・・この文鳥・・・絶対、本体価格より、食費のほうが高い・・)

今日はテレビ局ネタを・・・・

私がテレビ局でアルバイトディレクターをしていた時の話。単なるテレビ局のアルバイトだったんですが・・。(笑)

それではオープニングキュー!ですっ。

「師匠~、このパンフに ミィ・・って書いてありますよ・・・」
            
     ※師匠は私とコンビを組んでる競艇番組のディレクター兼カメラマン

「おう、お前は知らなんだが?あの、ピンクレディのミ~や」

「ねねっ・・木枯らし君は、ミーちゃんとケイちゃん、どっちが好きだったの・・?」と佐々木アナ♀。

「もちろん、ケイさんですっ!」

「きゃ^~^スケベっ」

「なんでスケベなんですかっ?!」

「ケイちゃんが好きな人はむっつりスケベって決まっているの!」

「ミーちゃんのほうがスケベな顔つきでしょうが・・」

「だから、その反対を好きなのがむっつりなのぉ!」

「じゃ、佐々木アナの顔は おばさんだから、その顔が好きな人はさしずめマザコンですね・・ひひっ」

「このバイト生が・!今度の給料渡さないよ!」

「お前ら、いい加減にしろ!うるさくて、競艇新聞に集中できんわ~」

「はい・・・っ」  (二人そろって返事)

秋の晴れ渡った空の下のもと今日は競艇の優勝決定戦!いつもなら、ガランとしている
この競艇場も押すな押すなの大観客。
今日は生中継なので中継車も出してのテレビ局員総出の日曜日ですっ。

中継ともなればいつものハンディカメラだけではなく、大型の据え置き型カメラも3基据えます。
競艇場は広く、レース場も巨大なので、本気でやろうと思うと極太ケーブルを縦横無尽
に張り巡らさなければいけません。バイトの木枯らし、大忙しなのです。

「おーい、インカム、チェック・・。」

「は~い、おkです・」

この日ばかりはバイトの私もインカム(簡易無線機)を渡されます。なにしろ会場が広いので
無線機を使わないと指示が受けれないのです。

おおっ、今日は35歳、男性の山田アナもいます。

ということは・・・今日は私の師匠と相方のハゲ解説者が中心となってトークを繰り広げ,
山田アナが合いの手をいれて訳のわからないトークの収拾を計るのだな・・・。


私の師匠は単なる競艇バカなので、二人でほっとくと・・・近所にいそうなただの競艇好きのオヤジ会話
なのです。
しかし、山田アナが来てくれたら、二人を手のひらで転がして、なんとか放映できるものにしてくれるので
安心です。

ということは・・私と年の近い、女性の佐々木アナは現場リポートか・・・。

優勝決定戦ということもあり、競艇場にはいつものすれた観客に混じって、
あまり競艇場にはこないような 上品な(笑)人たちもいっぱいきています。
これだけ人が多いといつものワンカップ片手でゴザのうえで寝転んで 
くそ~っ と 大声で叫んでる連中も出番がないようです。



おおっ・・・?よく見ると・・・中央ステージの周りは花がいっぱい・・・。
ここは優勝選手のインタビューステージになるはずですが・・・。

ボカッ・・!!
「痛いですよ~~」後ろから、私を台本でなぐったのはディレクターの方の山田さんです。
同じディレクターでも私の師匠と違いとってもカッコイイのです。

今日の師匠は解説をやるので、現場ディレクターは師匠にかわり辣腕の山田ディレクターになる模様です。

「おいっ、お前の進行表、自分の出番をみておけよ・・」 

はいはい・・・え~~っと・・・。
(進行表を見る・・)  

 ええええっ!?

「師匠・・・オープニングのミィさんの歌のところ・・・担当、私と師匠ですよ~~~」

「おうっ!レース始まるまでは俺はヒマやからな・・・お前と二人でミィちゃんや、近くでミィちゃんみれるぞっ・・・」

「うぷぷぷぷっ・・・・・」

「どうした・・?」

「あの・・・オープニングのミィさん撮るのは師匠なんですか・・・?」

「そうや・・・それがどうした・・・・」

「いえ・・なんでも・・」

ミィさん・・可哀想です・・・。うちの師匠に撮られるなんて・・。

師匠は女性を撮る時はローアングルが大好きなんです・・・。
通称:花なめの師匠 と局内でも異名をもつ師匠・・。

師匠は花を絵に入れたローアングルを撮らせたら近隣のテレビ局で右にでるものは
いません・・。
というか・・女性を花のあるところにわざわざ連れていくのです・・・。ワンパターンとも呼ばれています。

おっ・・・いよいよ優勝決定戦のオープニングですっ。わっ、ミーチャンだっ!

・・・・・・・わっ、キレイ!!!!本当に近くでみるとキレイですっ。周りの空気がパッと・・・華やぐような・・。

でも・・・ミーチャン・・・出てきても、競艇場の観客群は・・・必死に新聞みてます・・・。

盛り上がりません・・・・。師匠~~~~。これ、まずいっすよ~~。

そんなことにお構いなしに、ミーチャンが出てくると、師匠は目の色がガガガッと変わりました

早速インタビューステージで踊り、歌っているミーチャンの真下に行き、ステージの花をからめて
花ナメの構図でしっかり撮っています。
後ろで機材を担ぎながらしっかり控えている私です。
(この時代のカメラはセパレート型と呼ばれ、VTRとカメラ部が分かれ、二人一組で行動するのです。)

おおおっ・・・出ました、師匠の必殺ローアングル・・。
うううっ、一流歌手にもそんな地方の女の子を撮るような下賎の技を使うか・・・・。うううぅ・・。

その時、私は・・気づきました・・。真下で撮っている私達の・・・私、木枯らしのほうをミィさんは、
しっかり、見ているのです・・・。
えええっ?まっすぐ見据えるように微笑んで・・。
カメラ目線ではありません。私とて場数を踏んだアルバイトディレクター。相手がカメラ目線なのか、そうでないかぐらいは判断つきます。やっぱり、じっと私を見てます。

うーん、さてはこの全く沸かない会場に嫌気をさして、この会場で唯一若い、私をからかって遊んでいる
のでしょうか。それともカメラをみるとカメラ目線になるので会場のみんなに笑顔を振りまいているように
見える裏技にカメラの後ろの機材持ちを見るという独特の技でもあるのでしょうか・・・。

相変わらず、ミィさんのその目は私に食いつき離れないのです・・。
困った・・・というより幸せでした・・・。
何度、目をそらしても、その目は時々観客席にポーズを決めるとき以外は、私のことを
離そうとしなかったのです・・・。

ミィさん・・・。私はトロトロにとけてしまいました。

そんな時でした。

「木枯らしっ!その花ナメ師匠をとっととミィちゃんから離して、あとは1カメに任せて、
解説席にもどせ~~」という山田ディレクターの声がインカムから響き渡ったのは・・。

「なぁに、木枯らし君、ケイちゃんでなくて残念だったわね~」と佐々木アナ。
(いえいえ・・・ミィさんの方が素敵です・・声には出さず・・と・・)

「ところで、このバイト生、仕事の合間に舟券、買って、当ててたらしいじゃないの・・」

(そりゃ、こう見えても競艇番組担当ですから・・ハゲの解説者に予想を聞いてこそっと
買っておいたんですよ・・・一点張りでばっちしですよ・・・やはり声には出さず・・っと)

「あんたねぇ~笑ってないで、私になんかおごんなさいよ!」

「こら~っ、理恵、うちのバイトに物をたかるなぁ~(怒)」と師匠。

「あのね~~(私を指さしながら)、あんたのせいで私、怒られてんじゃない~~!」

「理恵~~!!!!(怒、怒、怒)」
※ちなみに理恵は佐々木アナの名前です・・。

この師匠と評判の悪いわがままお嬢様こと佐々木アナと私と・・さらに+2名で・・
テレビ局がビックリする出来事が起きたのは・・・それから半年後の出来事でした・。

伏線を残しながら、次回に続く・・・。
by simarisu10 | 2004-10-04 22:29 | 局ネタ
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